2024.07.26唾液つわり治療
こんにちは。
豊中少路 妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。
当サロンは
妊娠判定陽性が出たすぐあとからも
通っていいただけるサロンです。
治療の目的は
・妊娠継続サポート
・つわり対策
がメインとなっております。
これまで
妊活からマタニティケアへ移行された方は
ガッツリ胃腸機能をケアしつつの妊娠でしたので
吐きづわりや妊娠悪阻で入院された方は
いらっしゃいません。
気持ち悪い、ゲップが増えたつわりが
ほぼでした(^^
そんな中
最近つわりケアを見て
初めてお越しくださった方で
当サロンでは珍しい
「唾液づわり」の治療が続きましたので
どんな治療をしているのか
ご紹介させていただきます。
妊娠によりホルモンや自律神経の乱れから
唾液が大量に分泌されたり
飲み込むことが気持ち悪いので
口内に溜まってしまうつわりのことです。
大量に分泌され、
また飲み込むことが気持ち悪いので
何回も何回も吐き出さないといけなくて
お仕事だけでなく日常生活にも
支障が出てきます。
一般的な対策方法としては
・こまめに唾液を吐きだす
・こまめに水分を取る
・飴やガムで口の中をスッキリさせる
これらの方法で
つらい時期を乗り切るとされていますね。
鍼灸では
少し違うアプローチをしています。
そもそも
妊娠初期のつわりは
黄体ホルモンの働きによって
胃腸の平滑筋の動きが鈍くなって
気持ち悪さや、ゲップなどが現れます。
胃腸は副交感神経が働いているときに
よく動きますので
吐きづわりや上がってくるようなタイプの時は
交感神経の方が良く働いていると考えられます。
一方で唾液づわりの方。
唾液腺は自律神経の二重支配を受けているので
交感神経・副交感神経のどちらでも
唾液を分泌するのですが
違う点は唾液の分泌量と性質です。
交感神経優位の際は
唾液量は少なく粘度が高くなります。
副交感神経の場合は
さらさらとした唾液が多くなります。
このことから
唾液づわりのタイプの方は
副交感神経の働きの方が強くなっていると考えられます。
大きく言うと
「自律神経のバランスの乱れ」ですが
気持ち悪い、上がってくる感じ、吐きづわりのタイプと
唾液づわりさんとでは
どちらの神経が良く働いているかが違うのです。
ー治療のポイントー
✓オン・オフをバランス良く
✓疲れないように生活するマタニティ養生
当サロンの唾液づわり治療は
分泌量を減らすことを目標に
治療を組み立てていきます。
そのためには
副交感神経優位の状態から
交感神経も使えるようにしていきます。
あとは妊娠中はただでさえ
気血の消耗が激しいので
お母さん自身が忙しくならないように
生活をセーブしていくことも大切。
疲れてしまうと
自律神経のオンとオフの調整が
苦手になってしまいます。
この治療を7~10日間隔で3回ほどすると
唾液量はかなり減り
お仕事にも行けるようになったし
夜眠れるようになったと
喜んでいただけました♪
そして夜眠れるようになったことで
体力の回復ができるようになりますので
自律神経のバランスがとりやすくなる
↓
唾液が減る
↓
睡眠の質UP
食事の意欲UP
(QOL向上)
↓
自律神経のバランス安定
と、良いループを作ることが出来るのです。
もちろん生活は日々変動しますし
気候も変わりますので
引き続き定期的なケアは必要となりますが
妊娠後期まで長引きやすい
なんとか乗り切るしかないイメージの
唾液づわりですが
「楽な時間を増やす方法がある」
「治療方法がある」
ということを知ってほしいと思います!
当サロンでは
妊娠期を乗り切るコツや
過ごし方をお伝えしています。
お悩みの方は
ぜひお近くのマタニティ鍼灸をしている
鍼灸師の方に相談してみてください♪
鍼灸師 YUKA
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