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2018.04.17生理が遅れる人の不妊治療

こんにちは!

女性専門鍼灸師  LuLie鍼灸院の楠田由佳です(^^)

先日逆子治療をした30週の方から、頭の位置が戻っていました~と嬉しい連絡をいただきました。

こういう報告は励みになりますね♬嬉しい!!

 

さて、不妊鍼灸をする際に生理周期への対応ははとても大切な項目です。

25~38日が正常周期と言われていますが、

ホルモンの分泌異常や甲状腺の分泌異常があると、この周期から大きく外れたり、不安定な周期になったりします。

 

私は月経開始日から排卵までの日数を14日、もしくは14日以上になるように整えていくようにしています。

まずは生理周期が40日間隔で来る稀発月経(きはつげっけい)について。

 

稀発月経とは周期が40日間隔と遅れがちの生理のこと。

字の通り、月経の発生が稀(まれ)なのです。

初潮が始まる時期や、40代以降の閉経期は周期が安定せずに乱れがちになるのですが、

それ以外の時期で比較的周期が安定してくる20~40歳前の時期に、

周期が39日以上に延びる場合はまず婦人科の受診をするべきでしょう。

ホルモンの分泌異常や、甲状腺機能異常、強いストレスが関わっている場合もあります。

 

この稀発月経を東洋医学で診ると・・・

弱りタイプ(虚証)詰まりタイプ(実証)に分けられます。

 

弱りタイプの人の多くは、生まれつき虚弱体質であったり、長期的な不調により胃腸の働きが弱くなっているために、

食事から栄養などのパワーを吸収できなくなっているのです。

 

子宮=コップとしましょう。

コップの中に少しずつ血が溜まっていきます。コップの中の血がいっぱいになり溢れることで生理が始まります。

弱りタイプの方はこのコップに溜めるべき血が作れないことで、生理を起こすことができないのです。

 

◆初潮が遅かった

◆生理中下腹部が冷えて痛い。温めると和らぐ。

◆経血はさらさらとして色は薄い

◆生理がだらだらと始まり、1~2日目に生理痛がある

◆唇の色は薄紫、または薄ピンク

◆めまい、立ち眩みがある

◆少食、またはご飯を中心に食べる(魚や肉の摂取量が少ない)

少しずつ、少しずつ食べ物からのパワーをもらい、

血液を作れるような体にしていかないといけません。

弱々しい体では赤ちゃんを育てられませんからね。

まずは消化の悪いもの揚げ物や油分の多いクリーム系の料理などを控える、

冷たいものを摂らない、

お肉は鶏肉や豚肉を中心に食べる(それでも胃が張る方はミンチ肉から)

工夫して、少しずつ食べ物からの血の原料を吸収できるようにしましょう。

お臍とみぞおちを結んだラインの真ん中に、へそ灸(←レンジで温めるタイプのやつ)を置くのもオススメです!

消化機能を高めて、しっかりパワーを作り込みましょう。

まずはそこからです♪

 

 

 

 

 

↓こちらでも施術しております

 

 

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