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2025.09.22【妊活・不妊治療】低AMHを分析すると

こんにちは。
豊中不妊鍼灸サロン LuLie鍼灸院です。

今年に入って
AMHが低い妊活さんのフォローが続きました。

病院でAMHを測定して
「低いですね~」と言われると
やっぱり不安になりますよね!

そこで当サロンでの取り組み方を
お伝えしていきます!

|低AMHについて

AMHを測定したときに
年齢相当なのかそうじゃないのかが
気になるポイントですが

1.0を下回ると
低AMHと言われます。

AMHは実際の数ではなく
ホルモンの数値を見ており

卵子の在庫数の予測をたてられます。


まず一つ、クライアント様から
よくお聞きする不安として
「妊娠しにくいのではないか」とお聞きします。

AMHが年齢相当の人
AMHが1.0を切る低AMHの人

妊娠、出産率に関しては変わりません。

そこに関与してくるのは
実年齢による染色体異常率の方が
大きく影響してきます。

ただ、卵子の数が少ない方は
排卵する大きさにまで卵胞が育つチャンスが
少ないことは確かです。

なので、病院ではタイミングや人工授精ではなく
体外受精をお勧めされます。

体外受精にステップアップした後も
一度の採卵でたくさんの個数は取れません。

お薬で刺激して
成長させられる大きさにまで
卵胞が成長してこない周期もあります。

低AMHさんの妊活には
低AMHさんに合ったコツがあります。

|低AMHを東洋医学的に診てみる

ここからは東洋医学的に
低AMHという状態を診てみたいと思います。

①腎精不足(腎陽虚・腎陰虚)
腎は命の根源、生殖や成長、老化を司ります。

腎が虚しているため
生殖機能が弱まっている。
また老化が進んでいる状態です。

②気血両虚
腎は先天の精
(生まれつき父母から受け継いだエネルギー)

脾は後天の精
(飲食を消化吸収して得られるエネルギー)

脾胃がうまく機能して
得られたエネルギーが腎を温め
腎がうまく機能する。

腎と脾はお互いの助け合っているので
腎が冷えれば胃腸機能は弱まり
気血を作れなくなります。

逆に胃腸機能の低下によって
腎を気血で温める力が弱くなります。

結果、老化が進み
生殖機能も弱まります。

③肝鬱気滞+瘀血
肝と腎の関係は
とっっっても密接です。

肝は【血】を蓄え
腎は【精】を蓄える臓腑。

東洋医学には
「精血同源」という言葉があり

精は血を生み出し
血は精へと変わりますので

肝血が不足すると
精は不足し

その逆も然りなのです。

ストレスや疲労で肝の働きが弱まると
体の中では奇傑の流れが滞ったり
火が起こってしまいます。

そのストレスの火が
腎にも影響を及ぼし
腎の生殖機能や成長といった
育てる力を弱めてしまうのです。

瘀血はこのストレスの火が
体の中の陰分を蒸発させ
気血水バランスを崩した結果
血が煮詰められてできたものです。

経血にどろっとした経血が混じる状態です。

|鍼灸治療でのアプローチ


低AMHさんを治療するときは
①~③の見立てを基本にして

クライアント様に
現在感じている不調や
ご本人が意識していない臓腑のSOSを
お聞きしながら組み立てていきます。

低AMHとされるクライアント様を
治療させていただきましたが

お体の共通点がいくつかありました。

背中肩頸ガチガチ
肋間部もカチカチ
交感神経優位タイプ

産まれつき体が弱い
腎虚弱体質よりも

ストレスや
慎重派さんによる考え方の癖で
肝の火がメラメラしている方ばかり。

責任感強い方なんだな~と
感じました。


鍼灸では瘀血を取る治療

脾胃を整える治療

腎を温める治療

を組み合わせて治療を行います



低AMHさんを治療するときは
①~③の見立てを基本にして

クライアント様に
現在感じている不調や
ご本人が意識していない臓腑のSOSを
お聞きしながら組み立てていきます。

低AMHとされるクライアント様を
治療させていただきましたが

お体の共通点がいくつかありました。

背中肩頸ガチガチ
肋間部もカチカチ
交感神経優位タイプ

産まれつき体が弱い
腎虚弱体質よりも

ストレスや
慎重派さんによる考え方の癖で
肝の火がメラメラしている方ばかり。

責任感強い方なんだな~と
感じました。


鍼灸では
瘀血を取る治療

脾胃を整える治療

腎を温める治療

を組み合わせて治療を行います


|鍼灸だけは物足りない

どんな治療のときもですが
身体を変えよう、整えようってときは

まず摂る栄養を変えないといけません。

低AMHは酸化・糖化の
つまり細胞の老化状態ですから

アンチエイジングさせないといけません。

老化を促進させる白砂糖をやめて
抗酸化物質を含む食材を摂り

細胞から作り変えましょう!!

鍼灸は体の機能を整え
栄養吸収が出来る身体を作ることは得意ですが

それはご本人に栄養を摂取してもらってこそ
体の隅々に栄養を送ることが出来るのです。


甘いものがどうしてもやめられない?
そんな時の対応策も当サロンならフォローできます(^^♪

もちろん生活習慣も大きいです。

老化させる生活習慣
若返らせる生活習慣

食だけでなく生活養生についても
お話ししています。

医(鍼灸)と食と住(生活習慣)の3つを整えて
細胞のアンチエイジングに取り組みましょう。

これがルリエの
低AMHさんに対する取り組み方です。


もしAMHが低いことで
妊活に不安を感じていらっしゃるなら

ぜひ鍼灸師やセラピストを頼ってくださいね。


鍼灸師 YUKA

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