2020.12.01冬の妊活の注意点
こんにちは!
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です(^^)
12月になりましたね!そろそろクリスマスや年越しの準備を考える方も多いのでは♪
今年はコロナの感染拡大のこともあり、私はもともと早く感じていた1年がさらにぐっと早く過ぎた感じがします。
普通にできていたこと、行けていた場所へ気軽に行けなくなり窮屈な一年でもありました。
ですが緊急事態宣言が出てしばらくお休みしていましたが、7月の再開以降、お久しぶりの方や初めましての方に沢山お会いすることが出来、いろいろな話を聞かせていただきとても楽しく仕事をさせていただきました。
さて暦の上で12月~2月は冬になります。
冬は東洋医学の考えでは「腎」の季節。妊活されている方にとって、とっても大切な季節ともいえます。
なぜなら冬は腎を養い「腎精」を養う季節。腎精とは受精した瞬間に両親から受け継いだ生命エネルギー(元気)のこと。
発育や成長、生殖にとっても欠かせないエネルギーなんです。
発育や成長って自分のことだけではなくて、赤ちゃんの種である卵胞や子宮内膜、そして着床後の小さな小さな赤ちゃんの成長のことを意味します。
元気だからこそ、生命エネルギーが満ち溢れているからこそお腹の赤ちゃんに栄養を送り続け、なおかつ自分も生きていけるのです。
赤ちゃんを守り育てる力が「腎精」であり元気ですので、赤ちゃんをお迎えするために今妊活や治療に励んでいらっしゃる方は、冬のこの季節を使ってぐーーーーーんと力を蓄えちゃいましょう。
針灸学〔経穴編〕の鳩尾(きゅうび)と呼ばれるツボの項目ではこんな風に書かれています。
『人を最も損傷させるのは房労であると中医では考えているーーーーー』
房労とは性行為のことです。
つまり人間を最も疲れさせるのは性行為ですよ、と昔々の中国のお医者さんは言っています。
なるほど・・・確かに元気じゃないとタイミングも取れないよね。疲れてたら寝ちゃうわ。
何が言いたいかというと元気がない人(疲れている人)が冬に頑張ってタイミングをたくさん取ると体を疲れさせてしまって、生命エネルギーが損なわれるのです。
生命エネルギーが損なわれるということは、妊活や治療のいい結果が出にくくなります。
朝目覚ましが鳴ってもスッキリ起きられない
朝ごはん(朝から肉・魚)が食べられない
ご飯を食べた後眠たくなる
性欲がない
などの項目に当てはまる方は元気がない状態です。
元気は食べたものから得られますので、まず胃腸のケアをして朝からお腹が減る状態を作りましょう。
はじめにご紹介した「腎精」は睡眠時(夜)に多く作られますので出来るだけ21時までに就寝体制に入りましょう。
(移植を計画中の方は今すぐ始めるべきです!)
12~2月のこの冬も治療や妊活を休まずに続けるのであれば、人工授精やご自宅で出来るシリンジ法などを取り入れて省エネで続けることをお勧めします。
疲れている体でむやみにタイミングの回数を増やしたり移植に踏み切るのはおススメしません。
きちんを自分の体力状況を分析し把握して、状況に応じた工夫と必要なケアをすることが大切です。
治療や妊活生活に疲れたな…今月もタイミングの時期は頑張らないとな(ハァ…(*´Д`))と心身ともに疲れを感じる方はぜひ鳩尾にお灸してみてください。
塞ぎこんでた気持ちがフッと軽くなります。
ツボの場所的に胃腸のケアも一緒にできますので一石二鳥なツボです☆
冬のパワーを味方につけてサクサクっとパワーアップしちゃいましょう!!
【鳩尾】みぞおちから指2本分下のところ・・・房労(性行為)による精神疲労、胃痛・胃のハリ・息切れ・不安感・片頭痛など
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