2023.03.21【妊活】高温期のパワーをつけて確立を上げる!!
こんにちは。
大阪・豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。
一気に気温が上がり
春らしい季節になりました♪
春は命芽吹く季節。
冬にしっかりと腎精を貯められましたか?
冬の間にためたパワー、
命芽吹く季節に実りますように☆
さて今日は基礎体温をつけている方なら
一度は「わたしの高温期はこれで大丈夫??」と
心配になったことがあるのではないか・・・
「高温期のパワーがない人」への
対策についてお話していきます。
「高温期にパワーがない」というのは
基礎体温がこのような波形をとる人です。
①高温期の途中で体温がガクッと下がる
②月経数日前から体温が下がってくる
③高温期への移行がゆっくりで3日以上かけて上がり、高温期12日未満
この状態は
「黄体の息切れサイン」なのです!
あなたの高温期はどんな波形をしていますか??
この①~③のような波形をする
【陽虚(冷え)・気虚(疲労)・血虚(貧血)】
を表しています。
高温期途中で下がってしまったり
生理数日前から下がってしまうのは
血の栄養不足+エネルギー不足により
高温期を保つ力が無く、体の熱を保てないために起こります。
排卵に時間がかかる、
3日以上かけて高温期に上がり
高温期自体が12日未満となる人も
血の栄養不足+エネルギー不足により
排卵しづらく、かつ高温期を保つ余力がないのです。
このような波形の方は
・プロラクチンの値が高い
(15以上、または13~14と高め)
・黄体機能不全
・低温期から体温が高め
(月経期のFSH,LHが高い)
・ストレスを感じやすい人
・自律神経が乱れやすい、または乱れている人
・疲れやすい人、幼いころから虚弱体質の人
・貧血気味の人
・胃腸機能が弱い人
といった特徴が多いです。
では・・・
高温期を元気にするためには
どうすればいいのか??
ポイントは「低温期」です。
そもそも妊娠を成立・維持する黄体ホルモンは
どこからくるかご存じでしょうか??
実は排卵を終えた卵胞(卵子を包んでいた膜)が
黄体化して多量のプロゲステロンを分泌するんです。
プロゲステロンは同じく黄体から分泌されたエストロゲンと一緒に
子宮内膜を着床にピッタリの環境に整え、受精卵の受け入れをします。
つまり・・・
低温期にしっかりと気血を補って、
いかに栄養が充足した卵胞・元気な卵胞を育てるか、が
高温期途中で息切れを起こしたりしない黄体を
作るポイントとなります。
①ストレス対策
②自律神経の安定化
③冷え対策のために胃腸機能の改善
④低温期改善(高プロラクチン対策、低温期のFSH・LH対策)
①~④すべて鍼灸治療の得意分野です。
特に月経期のFSH・LH高値を下げる
陰部神経を狙った治療は
お薬ではできないアプローチです。
鍼灸治療で低温期にアプローチを行った結果↓↓
<改善点>
・低温期の平均が下がった(黄色のライン)
・排卵がスムーズに(2日で上がる)
・高温期の波形が三角から台形へ
もちろんセルフケアも重要。
ストレスや疲労の原因となっている
環境や原因を改善なさってください。
気血を作るために食事を見直してみてください。
動物性たんぱく質は摂れていますか??
ビタミン・ミネラルは??
わたしはその時の体は変えられますが、
あなたのストレスとなっている環境をかえることも
毎回の食事を用意することも出来ません…。
あなたの行動が必要なのです。
だから協力しましょう!!
基礎体温の計測はストレスになるから、と
測ることを辞める方もいらっしゃいますが、
ただ病院の先生の言うとおりにタイミングっを取って
お薬を飲む・・・のは
私は危ないと思います。
基礎体温からは体質や栄養状態など
たくさんの情報が得られるのです。
ご自身の体を知ることは
妊活を遠回りさせないために
必要なことです。
あなたの妊活をお手伝いしますよ(^^)
一緒に妊活を実らせましょうね。
鍼灸師 yuka