こんにちは。
豊中少路 不妊鍼灸専門ルリエ鍼灸院です。
秋も深まってきましたね♬この時期は朝も日中も過ごしやすくて大好きです(^^)
さて、先日体外受精の移植に向けた採卵時期の鍼灸治療についてご質問いただきました。
鍼灸治療スケジュールはクリニックの治療方針や、どのような卵胞刺激方法にするかで変わるわけではありません。
自然周期でもホルモン刺激周期でも、採卵までに2回程度となります。
まずは生理が始まって3~5目に1回、2回目は生理周期12日前後となります。
短期間に2回受けていただく目的は
1・血流の循環を良くする=薬の効果を行き渡らせる
2・自律神経のバランスを保てるようにする=消化機能、免疫機能などを上げておく(副作用による体調不良予防)
3・副交感神経を優位にしておく=精神的なリラックス
体外受精を成功させるポイントは、
採卵前のみ鍼灸治療を行うのではなく少なくても半年ほど前から受けることです。
なぜなら一つの原子卵胞が成熟し、排卵するまでには最低180日、およそ半年がかかります。
半年前のご自身の食事や生活、精神状態を振り返ってみてください。
SNSなどで不妊治療の情報をみるために夜遅くまで起きていませんでしたか?
3食、たんぱく質とミネラルのバランスが取れた食事がとれていましたか?
イライラやクヨクヨすることなく、穏やかに生活できていましたか?
半年前のあなたは、心身ともに元気いっぱいでしたか?
元気いっぱいだったなら、今周期に排卵した卵子も元気いっぱいのタマゴちゃんですね。
でも栄養も元気もカスカスの状態だったのなら、ヨレヨレのお疲れいっぱいのタマゴちゃんです。
元気いっぱいのタマゴと、ヨレヨレのお疲れタマゴ、どちらが上手く培養が進むかは言うまでもありませんよね。
お疲れが溜まっている体に移植しても、赤ちゃんは育てられません。
体外受精は高額な治療ですから、撃沈覚悟で挑戦するより少しでも体を元気にして、栄養をたっぷり蓄えて、1%でも可能性を高めてから受けてほしいと思います。
あなたの妊活が実りますように。
↓こちらもフォローお願いします
Instagram
Facebook
2018年9月27日4:29 PM | カテゴリー : ご質問, 不妊治療, 患者様のお声, 未分類
こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。
9月は連休が多いですね(^^)みなさま楽しんでいらっしゃいますか?
さて私たち鍼灸師ははり師・きゅう師の国家試験を受けるためにだいたい3年間くらい学校に通います。
そこでは鍼灸治療が理論的に確立されている医療であることを学びます。
以前までは、まだ西洋医学が主な日本では鍼灸治療は「おまじない医療」として広まっている気がしていましたが、最近は多方面で鍼灸治療がどのように体の免疫システムに働きかけるのかなど詳しく取り上げてくれていますね♬
鍼灸治療が不妊治療という「生殖医療」にも効果があるということも、妊活女性の間で広く知っていただけているように思います。
そこで質問(。・_・。)ノ
現在妊活に鍼灸治療を取り入れている方、これから行ってみようと思っている方、
なぜ行こうと思いましたか?
女性ホルモンのバランスが整って、妊娠体質になると聞いたから?
内膜の薄さが改善すると聞いたから?
冷え性の改善に効果があると聞いたから??
ぜーーーーーーんぶ正解です!
ですが、鍼灸治療がもたらす効果として大事なことがあまり知られていません。
その効果とは【妊活を続けられる体づくり】です。
クリニックでの不妊治療では、ほとんどの方が何かしらのホルモン剤を飲みます。
卵胞を育てる薬、着床を助ける薬、高温期を維持する薬、排卵させないようにする薬…
検査上、特に異常がない方でも薬を飲むことになります。
現代の不妊治療は、薬を飲みながらタイミングを取ったり、ステップアップしていくのが流れです。
ただ、その結果卵巣が腫れてしまったり、頭痛や吐き気が起こり、普段通りに過ごせなくなったり、妊活自体をストップしなければならなくなったりします。
妊娠するため!と飲んだもので妊活をストップしなければならないなんて悔しいですよね。もどかしい。
元気な体とはー
・毎日美味しくご飯が食べられる
・毎日ぐっすりと眠ることができる
・クヨクヨ、イライラせずに笑って過ごすことができる
当たり前の事が、当たり前にできる体のことです。
消化機能がしっかり働き、栄養を食べ物からたっぷりと吸収し全身の細胞へ行き渡らせる。
そして元気いっぱいの体になる。
薬の副作用に、心も体も左右されずに不妊治療や妊活を続けることができる。
小さな事に感情が振り回されず穏やかに笑えるようにする。
その手助けを出来るのが鍼灸治療なのです。
体外受精を考えていらっしゃる方、
薬の副作用が辛くて通院を辞めてしまった方、
もしくは薬を飲むことがストレスになっている方、オススメですよ\(^^)/
あなたの妊活が実りますように。パワー送りますね!
2018年9月18日3:47 PM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類
こんにちは(^^)
豊中少路の不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。
今回は、治療の際に私が取り入れている「お腹チェック」についてお伝えしたいと思います!
妊活中の方におすすめですが、産後の方でもそうでない方にもお勧めのチェックなので、是非チェックしてみてください。
<チェック方法>
①まず、仰向けに寝てお腹に力が入らないようにします。
②人差し指~薬指の3本を使って、ゆっくりと各エリアを押していきます。
③チェックエリアに沿って、押して痛みを感じるところ、押して気持ち悪いところ、押しても硬くて指が入らないところ、逆に力がなくズブズブと指が奥まで入っていくところがないかを確かめていきます。
<①②⑥エリア・・・ストレス反応>
①、②エリアは胃や消化器系に、⑥エリアは肝臓に関係する場所です。
押して痛みがある、もしくは押しても硬くて指が入らない方は、体にストレスが溜まっていたり、上手くリラックス出来ていないために呼吸が浅く、きちんと呼吸が出来ていない方に多く見られます。
不安や恐怖感が強い、小さなことが気になる、そういった精神的な要素でも硬くなるのがこのエリアです。
<③エリア・・・副腎反応>
副腎は左右の腎臓の上にあり、体内環境を一定に保ってくれる臓器。
二層になっている副腎の表面(皮質)からはコルチゾールというストレスから身を守ってくれたり、糖利用や血圧の調整を行うホルモンと、
アルドステロンという塩分、カリウム、水分のバランスを保ってくれるホルモンの2つが分泌されます。
中心(髄質)部分からはアドレナリンとノルアドレナリンが分泌され、非常時の血圧の調整や、心臓からの血液を送り出す力を強めたり重要な働きを担っています。
つまり簡単にいうと私たちが生きるために重要なホルモンを出してくれているところですね(^^)
このエリアに圧痛などの反応が出るということは、ストレスや疲労が蓄積され体内環境がバランスを崩している、という見方をします。
<③(子宮)④(卵巣)エリア・・・生殖器系エリア>
まず東洋医学には瘀血(おけつ)という考え方がありますが、この瘀血が経絡(ツボの道)を詰まらせてしまうとその経絡に関係する働きが弱まってしまうのです。
このエリアの圧痛や押して不快になる感じは、生殖器系の不調や瘀血による詰まりを考えます。
また、左の③エリア辺りの圧痛は栄養血管の詰まりを示します。妊娠するためにはまず元気な体になること!元気な体になるためにはたっぷりの栄養が必要となりますよね。
栄養をしっかりと吸収して、細胞に行き渡らせるためにも、ここの詰まりはしっかりと治療をして取り除かないといけません。
子宝セラピーに来られる方には、特にこれらの「お腹チェック」をしっかりと行い、念入りにケアをさせていただいております。
お腹の反応が精神的なところからきているのか、臓器の機能低下からきているのかによって治療に選ぶツボは変わってきます。
ご自身でのケアはなかなか難しいと思いますが、セルフチェックとして取り入れてみてください。
「ストレスはない」とおっしゃる無自覚な方が結構いらっしゃいますが、体はそうではなくストレスを感じている場合も多いです。
体と心の状態を読み取ることが、元気いっぱいになって妊娠する道だと思います。
あなたの妊活が実りますように。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓↓クリックお願いします
☆Instagram
☆Facebook
こちらでも治療可能です↓
2018年9月16日7:35 AM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児
こんにちは。全国各地で災害が続いていますね。
どうかこれ以上被害が拡大しないことを祈るしかありません。
さて、以前にこんな記事を見つけました⇒「受精時に上がる亜鉛の火花」
精子と卵子が出合い受精する瞬間に火花が出るのだそう。
2016年の記事ですが、とても感動してしまいました。
この記事を読んで思ったことは「地球誕生の瞬間みたい~((⋈◍>◡<◍)」と、いうことです。
どういうことかというと・・・
地球は137億年前、とても小さな小さな重くて密度の高い点が、閉じ込められたエネルギーの圧力に耐えきれずに大きな爆発を起こしました。いわゆる“ビッグバン”です。
ビッグバン発生後、宇宙の温度は1000億℃もの超高温になりますが、38万年経過し3000℃程度にまで下がります。
宇宙の温度が低下したことで水素やヘリウムなどの原子が誕生し、そこから爆発隕石の衝突を繰り返し太陽や地球が誕生し、そして生物が誕生していきますよね。
そんなわけで、この記事を読んでから私の妊娠のイメージは「宇宙誕生(ビッグバン)=亜鉛の火花」となりました。
普段と同じように過ごす中で、精子と卵子が上手く出会い受精した女性のおなかの中ではビッグバンが起こっているのです。
妊活女性・不妊治療中の方は、おなかの中でビッグバンを起こす準備をしないといけません。
爆発を起こして子宮の中に生命を誕生させ、十月十日という長い時間をかけて命を育むためにエネルギーをおなかに集中させるのです。
着床すると自分のDNAと他人であるご主人のDNAを融合させて、子宮内へと溶け込ますためにここでも沢山のエネルギーを必要とします。
2つのエネルギーがぶつかり合い、そしてつわりとなります。
それほど赤ちゃんを宿し、この世に誕生させるということはエネルギーとパワーを要するということなのです。
すぐに妊娠できる女性は、生殖エネルギーだけではなく他人のDNAを取り入れて自分に融合させる生命エネルギー自体が高いのでしょう。
妊活期間が長くなるということは体はどこかしら疲れている、ということ。
こんな方はジグザグの基礎体温グラフや、高温期が短くなる傾向があります。
妊活歴や不妊治療歴が長い女性は、赤ちゃんをその腕に抱くために、他の何かを手放して妊娠・出産に使う生命エネルギーを蓄えることを優先しないといけません。
そして子宮の中でビッグバンを起こすのだー!!
あなたの妊活が実りますように。
↓クリックお願いします
Instagram
Facebook
2018年9月8日8:51 AM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
先日は明治東洋医学院専門学校で開催された、不妊鍼灸治療のセミナーへ参加してきました。
沢山の鍼灸師の方と、同じ空間で勉強できて楽しかったです。
ここで培った内容はまた治療に生かしていきますね。
さて、そのセミナーの中でどんなことでも「土台」が肝心というお話がありました。
よく東洋医学は根本治療だと言われております。
これを不妊治療に置き換えて考えてみましょう。
※卵管閉塞や子宮奇形などの器質的な原因は除外します。
不妊は根本(原因)だと思いますか?
排卵障害、黄体ホルモン異常、子宮内膜の薄さ、高プロラクチン血症、精液異常、EDなど不妊の要因とされる病名や症状は沢山あります。
しかしこれらの症状は不妊症の根本ではなく現象でしかありません。
では根本は?
それは流産の記事でも書きましたが脾、つまり消化器系ではないかと考えています。
女性ホルモンや免疫ホルモンなどのホルモンの原料となるものも、たっぷりと栄養を含んだ血液も、すべて食べ物から作られます。
赤ちゃんを育てるための栄養も、お母さんが食べた物から補給します。
消化・吸収がしっかり出来ていなければ、ホルモンも栄養も作られません。
栄養状態がうつやパニック障害などの精神疾患にも影響していることは既に知られていることです。
つまり体と心が元気でいるためには、食べた物を消化し、栄養を吸収できる胃や腸などの消化器系の働きが良いことがポイントなのだと言えます。
胃に入った食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布する働きを持つ脾は、東洋医学では土に属します。
小さな花でも、大きな木でも、土の中に根を張りそこから栄養を吸い上げ大きく成長し、花や果実を実らせますよね。
人間も同じで土、つまり土台がしっかりとしてこそ実(赤ちゃん)を実らせることができるのです。
当サロンに妊活目的で来られる方へは、消化器系の働きを高める治療も念入りに行います。
冷えも、お腹の張りも、貧血症状も、脾のケアで随分と変わりますよ。
現象である症状にもアプローチしていきますが、それだけの小手先治療ではなく、きちんと人間の土台であるところを強くして妊娠成立を目指します。
30代、40代は本気で体を作り直しましょう。
【Instagram】
https://www.instagram.com/lulie.syoji
【Facebook】
https://www.facebook.com/lulie.shoji/
【治療メニュー】
子宝セラピー(約60分)/4500円
マタニティセラピー(約30分)/4000円
産後リカバリーセラピー(約60)/6500円
鍼灸・整体ベーシックコース(70分)/7500円
2018年9月2日1:37 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児