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2020.12.29年末のご挨拶

こんにちは。北摂 豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

 

本日で年内最後の診療が終了しました♪

サロンでの診療を本格的に再開した7月からあっという間に時間が過ぎ年末を迎えています。

 

有難いことに診療再開後から妊娠報告を頂いて、私の方まで幸せを頂きながら年末を迎えております。

妊活や不妊治療のサポートとして鍼灸を選んで頂き、またこんな小さな鍼灸サロンの鍼灸師の言葉に耳を傾け実践してくださり感謝しかありません。

 

まだ2人目の妊活を始めたころ、わたしは自分が元気だと思っていましたし、検査結果でも特に異状はなかったし自身の仕事柄そんなに悪い生活習慣もなかったので、そんなに時間かからず授かれるだろうと思っていました。

ですがそうではありんせんでしたΣ(゚д゚lll)ガーン

 

元気だと思っていたけれど、自分は栄養で満たされていると思っていたけれど・・・まぁ、大きな勘違いをしていましたね(笑)

その大きな勘違いが2人目の妊活がなかなか実らなかった原因です。

案外自分で感じている体調と基礎体温や問診・触診・視診などから診た体調・体力状況には大きな相違がありますよ。

 

その大きな認識のずれを確認し、赤ちゃんをお迎えするためにはどんなパワーを蓄えないといけないのか、生活習慣のどこを変えるべきなのか、基礎体温・生理のどこを注視すべきなのか、それをお伝えするのが鍼灸師であるわたしの今の役目です。

 

また無事に赤ちゃんをお迎え出来た後、元気に出産できるようにサポートするのも私の役目。

 

妊娠できました~!やったー!で、終わりではなく、ここからの養生もとっても大事なのです。

 

妊娠したらー

赤ちゃんがお腹の中で栄養失調にならないように

妊娠中のお母さんの不調が少しでも減って赤ちゃんがお腹にいる幸せを感じてもらえるように

そして出産後もおかあさん自身が心健やかにお子様と向き合えるようにサポートしていきます。

 

 

 

 

鍼灸師としても人としてもまだまだいたらない点が多い私にいつも楽しい時間を頂き、妊娠・出産までの道のりをご一緒させて頂き本当にありがとうございます。

しんどくなった時、調子悪いなと思ったと時、「あ、鍼とお灸しに行こう」と思い出してもらえるような鍼灸LOVERを増やすため、来年も精進していきますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

来年もパワーをビビビっー!と届けられるようにしっかり休んで英気を養っておきますね。

皆様も命と体を大事にするため、どうぞより一層ご自愛くださいませ。

 

 

2020年12月29日  LuLie鍼灸院     鍼灸師 楠田由佳

2020.12.08寄付のお知らせ

こんにちは。

北摂 豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

 

本日は日ごろサロンにお越しいただいているみなさまへお知らせがございます。

 

皆様からお預かりした大切な売り上げの一部を

コロナウイルス治療に携わる病院へ大阪府新型コロナウイルス助け合い基金やクラウドファンディングを通して寄付させて頂きました。

(金額や寄付先の詳細は控えさせて頂きます)

 

2020年はいつもの生活が一変し

自分も知らない間に感染していないか・・・と、緊張の毎日でもあり、

旅行も買い物も食事も、会いたい友人や家族にも気軽に会えない窮屈な一年でもありましたね。

そんな中まだウイルスについて解明できていない、ワクチンもまだない時からコロナウイルスに感染された方の治療を、ご自身の危険と引き換えに命がけで治療にあたって下さっている病院関係者や医療従事者の方には感謝してもしきれません。

 

 

わたしの父は10月末に脳卒中で倒れ、一時集中治療室に入りました。

通常の医療が出来ず助かる命が助からないと言われている状況の中、父の命を助けて下さり今ではリハビリテーション専門の病院に移るまでに回復しております。

 

私達家族は父に直接会えない日々をもどかしく、そして不安に思うときもありますが、日々コロナウイルス感染予防を徹底しながら普段の医療を支えてくださる事をとても有り難く思います。

(娘から父への手紙。生きててくれてよかったです。助けて頂けてほんとによかったです。姉が守ってくれたのかな。お姉ちゃんもありがとう)

 

 

この世界中が非常事態の中、命を守る活動をしてくださっている医療従事者、及び病院関係者の皆様にお礼申し上げます。

大きな額ではありませんが、寄付を通して日本の医療を支えてくださっている方たちへの感謝と労いの気持ちを伝えたいと思います。

 

そしてサロンへ足を運んで下さる皆様のお陰で、この気持ちを「寄付」という形で表すことが出来ました。

ありがとうございます。

 

1日も早く

コロナウイルスに感染された方が回復されますように。

コロナウイルスによる不安や混乱がおさまりますように。

 

鍼灸師 楠田由佳

 

2020.12.01冬の妊活の注意点

こんにちは!

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です(^^)

12月になりましたね!そろそろクリスマスや年越しの準備を考える方も多いのでは♪

 

今年はコロナの感染拡大のこともあり、私はもともと早く感じていた1年がさらにぐっと早く過ぎた感じがします。

普通にできていたこと、行けていた場所へ気軽に行けなくなり窮屈な一年でもありました。

ですが緊急事態宣言が出てしばらくお休みしていましたが、7月の再開以降、お久しぶりの方や初めましての方に沢山お会いすることが出来、いろいろな話を聞かせていただきとても楽しく仕事をさせていただきました。

 

さて暦の上で12月~2月は冬になります。

冬は東洋医学の考えでは「腎」の季節。妊活されている方にとって、とっても大切な季節ともいえます。

なぜなら冬は腎を養い「腎精」を養う季節。腎精とは受精した瞬間に両親から受け継いだ生命エネルギー(元気)のこと。

発育や成長、生殖にとっても欠かせないエネルギーなんです

 

発育や成長って自分のことだけではなくて、赤ちゃんの種である卵胞や子宮内膜、そして着床後の小さな小さな赤ちゃんの成長のことを意味します。

元気だからこそ、生命エネルギーが満ち溢れているからこそお腹の赤ちゃんに栄養を送り続け、なおかつ自分も生きていけるのです。

赤ちゃんを守り育てる力が「腎精」であり元気ですので、赤ちゃんをお迎えするために今妊活や治療に励んでいらっしゃる方は、冬のこの季節を使ってぐーーーーーんと力を蓄えちゃいましょう。

針灸学〔経穴編〕の鳩尾(きゅうび)と呼ばれるツボの項目ではこんな風に書かれています。

『人を最も損傷させるのは房労であると中医では考えているーーーーー』

 

房労とは性行為のことです。

つまり人間を最も疲れさせるのは性行為ですよ、と昔々の中国のお医者さんは言っています。

なるほど・・・確かに元気じゃないとタイミングも取れないよね。疲れてたら寝ちゃうわ。

 

何が言いたいかというと元気がない人(疲れている人)が冬に頑張ってタイミングをたくさん取ると体を疲れさせてしまって、生命エネルギーが損なわれるのです。

生命エネルギーが損なわれるということは、妊活や治療のいい結果が出にくくなります。

 

朝目覚ましが鳴ってもスッキリ起きられない

朝ごはん(朝から肉・魚)が食べられない

ご飯を食べた後眠たくなる

性欲がない

などの項目に当てはまる方は元気がない状態です。

 

元気は食べたものから得られますので、まず胃腸のケアをして朝からお腹が減る状態を作りましょう

はじめにご紹介した「腎精」は睡眠時(夜)に多く作られますので出来るだけ21時までに就寝体制に入りましょう

(移植を計画中の方は今すぐ始めるべきです!)

 

12~2月のこの冬も治療や妊活を休まずに続けるのであれば、人工授精やご自宅で出来るシリンジ法などを取り入れて省エネで続けることをお勧めします。

疲れている体でむやみにタイミングの回数を増やしたり移植に踏み切るのはおススメしません。

きちんを自分の体力状況を分析し把握して、状況に応じた工夫と必要なケアをすることが大切です。

 

治療や妊活生活に疲れたな…今月もタイミングの時期は頑張らないとな(ハァ…(*´Д`))と心身ともに疲れを感じる方はぜひ鳩尾にお灸してみてください。

塞ぎこんでた気持ちがフッと軽くなります。

ツボの場所的に胃腸のケアも一緒にできますので一石二鳥なツボです☆

 

冬のパワーを味方につけてサクサクっとパワーアップしちゃいましょう!!

 

【鳩尾】みぞおちから指2本分下のところ・・・房労(性行為)による精神疲労、胃痛・胃のハリ・息切れ・不安感・片頭痛など