ブログ

2022.10.07月経周期療法について

こんにちは。
北摂・豊中少路の
妊活サポート鍼灸院 ルリエ鍼灸院です。

先日は数日夏休みを頂き
リフレッシュしてきました♫

でも
結局ホテルでも
ポツポツ仕事をしちゃったりして(笑)

和歌山県の三段壁で
絶妙なバランスで乗っている
岩だそうです。
なんだかすごいパワーが
ありそうなので
写真に撮ってお裾分けです♡



さて
去年末から今年の初めにかけてあった
妊娠ラッシュ。

その方たちが続々と出産を終えたと
連絡を頂いたり、
実際にお会いできたりと

何ともうれしい時期を
迎えております。


じゃあ実際、どんな風に
妊活をサポートしているのか
治療の目的など
お伝えしたいと思います!



【月経期・卵胞期】
この時期は何十個と待機している
卵子の中から
その周期に排卵する卵ちゃんが
育っていく時期です。

卵巣や子宮へ続く血管を広げて
ぐんぐん育つように
サポートします。

緊張強めで
肩頸がちがちの女性は
自律神経の調整が苦手で、
月経期や卵胞期に
基礎体温が高い傾向が多い。

こういう方は
肝の機能失調を起こしやすいので
肩頸まわりもしっかりほぐし、
毛細血管まで血流が回るように
ケアが必要です。


また
月経期には本来低いはずのホルモン値(FSH,LH)が
高くなっていることがあります。

FSH,LHともに高値であるということは
卵巣の反応が悪く
卵胞が育たなくなるので
FSHを下げる治療を行っていきます。



【排卵期】
順調に育った卵胞は
18~20mmくらいの大きさになると
LHサージが起こり
排卵となります。
排卵検査薬が強く反応する時期です。

お腹の血流をあげて
卵巣からプッとスムーズに出れるように
しておきます。
排卵痛がある方は排卵期にケアをすることで
タイミングがとりやすくなりますよ。


【黄体期】
順調に排卵が終わった後は
子宮をしずかーーーーーーにして
受精卵が潜り込みやすいよう
準備をします。

この時期は
子宮周りのなにもかもの臓腑が
赤ちゃんをお迎えしようと
働きを弱めます。

だから便秘になったり
胃が消化不良を起こして
気持ち悪くなったりするんです。

胃が食べた物を下に降ろす動き、
大腸が便を送る動き(蠕動運動)など、
受精卵が子宮内膜に潜り込めるように
子宮にちょっとの振動も与えたくないんだ!
と全身でお迎え体制を作っています。

なので・・・
甘い物、甘い飲み物、糖質が大好きな方。
要注意です。

35歳過ぎた妊活で
「甘い物やめられないんです」なんて
言ってる場合じゃない。

そのまま甘い物摂る生活は
内膜も細胞も炎症を起こしてしまいます。
(もう起こしているかも・・・)

せっかく受精卵になったのに
内膜が炎症おこしていると
受精卵をはじきとばしてしまって
着床ができません。

白砂糖
小麦粉
白米

気を付けてください。
白砂糖は断つに越したことないです。
小麦粉、白米は雑穀米や玄米のような
色のついたお米がおススメです!(^_-)-☆



上記の画像は
大まかな治療ベースのものですので
例えばPCOSの方だったり、
周期が長めの方は
都度治療内容を少し変えて
対応していくことになります。


あっ、そうそう。
「予約日が生理にかぶってしまってるんですが
大丈夫でしょうか」と、
時々連絡を頂きます。

大丈夫です。
ご本人様が気にならなければ
生理初日でも治療させて頂いています。

普段は尾骨という
お尻の割れ目あたりまで
ズボンを下げたりしますが、
月経中は尾骨まで下げすに治療しています。


当サロンは
スーパーライザーのような
物理療法機器はおいておりません。

導入したい、と考えてこともありますが
やはり体は日々の生活の中で作る。
食べた物で体も心も作るんだ、ということで
根本から変えてほしいので
導入は見送りました。

その分、施術料も
高くしないといけないですしね…

もし興味ある方は
是非1周期だけでも
鍼灸治療を受けに来てみてください♪

それでは!!

鍼灸師 yuka