こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門ルリエ鍼灸院です。
年明けから子供がインフルエンザにかかってしまい、みなさまには予約の変更をお願いしたりとご迷惑をおかけしました。
お陰ですっかりと元気になりました♪
さて治療に使うツボは多種多様、鍼灸師によっても変わったり、人によって反応するツボが違ったりとするのですが・・・
いわるゆる「基礎」となるベースの使用穴は学校の授業や教科書で学びます。
やっぱり基礎ってあなどれないなぁ~と思います。
妊活をされている女性について妊娠は待ち望んでいたものです。
しかし、幸せな瞬間もつかの間・・・つわりの苦しさに心が折れそうになったり、何とも言えないつらい時期を過ごすことになります。
つわりの症状や重さは人それぞれ。
軽い・重いに関わらず、すこしでも楽に過ごしたいものですよね。
そんな時は「鳩尾」「中脘」「足三里」にお灸をしてみてください。
これらのツボは教科書に載っている「つわりの治療」に使われるベーシックなツボたちですが、効果はなかなかです。
つわりケアの後、まったく無くなるわけではないけれど、気持ち悪さが軽くなって気分的にも助かりましたとお声を頂いております。
症状が重い方は水分を摂ることもできず、起き上がって日常を送ることさえままならなくなりますので、少しでも楽に過ごしていただけたら嬉しいです。
つわりの原因はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠中に産生されるホルモンの影響とされていますが、はっきりとは分かっていません。
だから治療方法もありません。
でも本当につらいんですよ~。どうにかしてほしい(/_;)
そんなときは是非「お灸」を思い出してほしいです。
お灸をするときのポイントは
・まずは一番熱くないものを使う
・においや煙に敏感になる時期なので無煙・無臭のお灸を使う
・熱さを感じたら少し浮かすか、横にずらして加減を調節する
お灸をするのはお臍からみぞおちの上腹部の部分です。
なので子宮を収縮させたり、流産を引き起こすような作用はありませんし、これまでお灸の後に流産をされた方はいらっしゃいませんでしたが、
少しでも不安に感じる方は避けたほうがいいでしょう。
つわりにも楽になれる方法があるのです(^^)
幸せな妊娠が「つらいもの」になりませんように。
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2019年1月18日10:49 AM | カテゴリー : マタニティ期, 患者様のお声
2018.11.15血が躍る
こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。
血が躍る:気持ちを昂ぶらせるような性質を持っているさま
血が騒ぐ:気持ちが高ぶってじっとしていられなくなる。心が躍る。
日本には体の一部を使った表現がたくさんありますよね。
辞書で調べなくても何となーく言葉の雰囲気が伝わります。
私たち鍼灸師は治療の見立てを立てるべく、まず脈をとって、舌を見て、目を見て、そして状態を聞いてある程度の体の状態(タイプ)を知ろうとします。
身体をチェックさせていただき、反応のあるツボなどを確認したら、その内容を本人へとフィードバックしていきます。
出来る限り伝わりやすいように、専門用語を使わずに、イメージしやすいようにお伝えすることを心がけていますが、これがとっても難しい。
何年鍼灸師をしていてもちっとも慣れません(^^;)
東洋医学では血に熱がこもるとか、血が冷えているとか、そういう考え方をするので、西洋医学に触れる機会の多い日本では普段聞きなれないことが沢山あります。
鍼灸師同士の会話では血熱で(体が熱を帯びている状態)とか、血虚で(血が不足している状態)とか、専門用語で話してもなんとなーくその方の体質をイメージできるのですが・・・
血が強い、血が熱を持っている、血が興奮している・・・
これを東洋医学をご存じでない方に「〇〇さんの今の体に状態としてはこういう状態で・・・」と分かりやすくお伝えしなくてはならないのですが。
特に脈の状態をどうお伝えしようかいつも悩んでいました。
でもやっと最近、自分の中でしっくりくる表現が見つかりました(笑)
血の状態は脈の拍動から導き出すのですが
「血が強すぎる」「血に熱がこもる」脈のイメージ写真がこちら↓
お祭り騒ぎのこと。太鼓がどーーーんっ!!
脈が強すぎていけいけどんどん、神経が緊張状態、血が血気盛んな状態。
良い脈、良い血のイメージはこちら↓
クラシックコンサート。
ある程度の太さがあって、でも柔らかに脈打つ感じ。ゆったり大きい状態。
聞いているとリラックスできて、リラックスしすぎて眠たくなっちゃう感じ。
どちらの血(脈)が良い状態なのかというと・・・クラシックコンサートを聴いている状態です。
リラックスして、深い呼吸が出来ている証拠だから。
はじめはドンドンお祭り騒ぎの血(脈)でも、治療後はゆったりクラシックコンサート状態になります。
脈って正直なんですよね~。
頭で詰まっているのか、おなかで詰まっているのか、ご主人と喧嘩した後なのか、何か落ち込むことがあったのか・・・
色々な情報を教えてくれます。
1つ解決しましたが、まだまだ表現に悩む症状はたくさんあって困っちゃいます。
色々な本を読んで言葉の語彙力を育てたいと思います。
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2018年11月15日9:55 AM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 妊活, 未分類, 治療, 産後
こんにちは。
豊中少路 不妊鍼灸専門院 ルリエ鍼灸院です。
今日は生理についてのお話です。
「生理」というものは女性の体のバロメーターと言いくらい、体の状態を映し出してくれます。
妊活をしている方だけではなく、生涯に渡って体の状態を教えてくれる大切なものです。
周期が短い、排卵までが長い、出血量が多い、生理痛がひどい・・・。
血の塊が混じる方もいらっしゃいます。
大きさは小さいものから大きいものまで人それぞれですが、大きな病気が隠れているサインかもしれません。
日本産婦人科学会は正常な生理について次のように定義しています。
◆生理周期:25~28日
◆出血持続日数:3~7日
◆出血量:20~140ml
◆随伴症状:日常生活に支障のない経度のもの
血の塊が混じることは西洋医学的に診てもよろしくはないということですね。
血の塊と一緒に出血が多い方(月経過多)や、生理痛が強い方は子宮筋腫などの病気が隠れていることもありますので、診察をおすすめします。
さて東洋医学では血の塊を「瘀血(おけつ)」と呼びます。
体の中の血が異常を起こし集まって固まってしまった(凝集した)ことによる病理産物なのです。
<主な原因>
①栄養失調や病気による疲労(脾性):疲れにより血管内の血を押し出すことができていない
②ストレスによる疲労(肝性):ストレスから気を停滞させてしまい、それが血液にまで及ぶ
③冷えによるもの:冷えにより血脈が拘急(ひきつられて)、血が凝滞してしまう
④熱によるもの:熱により血が煮詰まってしまい、潤いがなくなってしまった
※発熱とは違います
⑤血脈の損傷:けがや病気によって出血した、血が熱を帯びてしまい経脈を無茶苦茶に進んでいる
体内に瘀血を生じると、その部分は押すと痛みを伴います。
お腹チェックの際に痛みがあるところは、血の運行がスムーズではなく瘀血を作ってしまっている可能性がありますね。(お腹チェックはこちらから)
体の特徴としては、静脈瘤がある、生理痛がある、
また性格的にちゃかちゃかと行動する人、スムーズに物事を進めたい人、すぐに解決しないことを延々と考えてしまう方に多い。
つまり真面目過ぎる方、頑張りすぎてしまう方、です。
ですので瘀血治療の難しいところは、瘀血を作ってしまっている原因が疲れからなのか、イライラストレスからなのか、冷えからなのか、
沢山の原因がある中から、人それぞれで異なる原因を探っていかなければならないところです。
ストレスや精神的疲労が原因の人は「太衝」や「曲泉」や「中封」
冷えや疲れが原因の人には「公孫」や「三陰交」や「血海」
熱による人は「熱を冷ますツボ」
などを組み合わせて使ったりもします。
あとオススメは吸玉(カッピング)です!!(^^)
私もちゃかちゃか動きたいくせに細かいところが気になる瘀血タイプの人間なので、かかりつけの鍼灸師の先生のところで月イチ治療していただいております。
光の加減や、角度が若干違いますが(^^;)
はじめは青紫でしたが、3カ月すると色味がだいぶ変わりましたよね。
興味ある方はお近くの鍼灸院で是非試してみてください。
あくまでわたしの持論ですが…瘀血治療については漢方薬を飲むほうが早い気がします(”_”)
女性にとって生理を整える、ということは元気な体に直結していきます。
閉経前後はさらに体の変化も加速していきますので、妊活をされている女性だけではなく、
じきに初潮を迎えるお子様から子育て真っただ中の女性、子育てが一段落した女性みんなに必要なことです。
ご自身の体のサインを見逃さないでくださいね。
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12月まではこちらでも診療しております↓
◆大阪市北堀江 柔之道整骨院
子宝セラピー 60分/4500円
マタニティセラピー 30分/4000円
産後リカバリー整体 60分/6500円
2018年10月9日8:30 AM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
先日は明治東洋医学院専門学校で開催された、不妊鍼灸治療のセミナーへ参加してきました。
沢山の鍼灸師の方と、同じ空間で勉強できて楽しかったです。
ここで培った内容はまた治療に生かしていきますね。
さて、そのセミナーの中でどんなことでも「土台」が肝心というお話がありました。
よく東洋医学は根本治療だと言われております。
これを不妊治療に置き換えて考えてみましょう。
※卵管閉塞や子宮奇形などの器質的な原因は除外します。
不妊は根本(原因)だと思いますか?
排卵障害、黄体ホルモン異常、子宮内膜の薄さ、高プロラクチン血症、精液異常、EDなど不妊の要因とされる病名や症状は沢山あります。
しかしこれらの症状は不妊症の根本ではなく現象でしかありません。
では根本は?
それは流産の記事でも書きましたが脾、つまり消化器系ではないかと考えています。
女性ホルモンや免疫ホルモンなどのホルモンの原料となるものも、たっぷりと栄養を含んだ血液も、すべて食べ物から作られます。
赤ちゃんを育てるための栄養も、お母さんが食べた物から補給します。
消化・吸収がしっかり出来ていなければ、ホルモンも栄養も作られません。
栄養状態がうつやパニック障害などの精神疾患にも影響していることは既に知られていることです。
つまり体と心が元気でいるためには、食べた物を消化し、栄養を吸収できる胃や腸などの消化器系の働きが良いことがポイントなのだと言えます。
胃に入った食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布する働きを持つ脾は、東洋医学では土に属します。
小さな花でも、大きな木でも、土の中に根を張りそこから栄養を吸い上げ大きく成長し、花や果実を実らせますよね。
人間も同じで土、つまり土台がしっかりとしてこそ実(赤ちゃん)を実らせることができるのです。
当サロンに妊活目的で来られる方へは、消化器系の働きを高める治療も念入りに行います。
冷えも、お腹の張りも、貧血症状も、脾のケアで随分と変わりますよ。
現象である症状にもアプローチしていきますが、それだけの小手先治療ではなく、きちんと人間の土台であるところを強くして妊娠成立を目指します。
30代、40代は本気で体を作り直しましょう。
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【治療メニュー】
子宝セラピー(約60分)/4500円
マタニティセラピー(約30分)/4000円
産後リカバリーセラピー(約60)/6500円
鍼灸・整体ベーシックコース(70分)/7500円
2018年9月2日1:37 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
今日は流産が続く方の治療について。
初期の流産が続く、移植後陽性反応出るものの妊娠が継続しない。
そういう方は脾のケアを特に念入りに、時間をかけて治療しなければなりません。
この脾の働きを中医学で言うと
◯食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布し、五臓を温める
◯内臓が落ちないように持ち上げる
◯血液が脈外へ漏れ出さないように統制する(固める)
この内臓が落ちないように持ち上げる力は赤ちゃんが下に落ちないように持ち上げる力。
外に漏れ出さないように固める力は、赤ちゃんを子宮内に留めておく力、
また卵巣からプッと吐き出された卵胞を腹腔内に落とすことなく、卵管へとキャッチする力です。
つまり妊娠維持力ですね。
こんなことがありました。
先日2人目の赤ちゃんを授かりましたと、嬉しい報告を頂きました。
その方は1人目を出産してからすぐに産後ケアを受けに来られ、産後1年経ってからは育児と仕事で疲れが溜まる体を整えるために、必ず1ヶ月に1度通われていました。
消化器系が弱くお腹がカチンコチンであること、貧血症状があることから私は消化器系である脾のケアを念入りにしてきました。
そして産後2年たった頃めでたく妊娠です。
驚いたことに、その方は1人目を妊娠される前に2回流産されているのだそう。
今回こんなに順調に安定期まで来られてビックリです、とおっしゃっていました。
2年間知らず知らずに続けていた脾のケアが、結果的に流産予防のケアになったいたのでしょう。
もちろん甲状腺ホルモンに異常ある方や、子宮に問題がある方は、きちんと治療を行うべきです。
そこにプラスして、お薬以外でも自分の妊娠維持力を高めていきましょうq(^-^q)
□食が細い
□お腹が張りやすい
□便秘と下痢を繰り返す
□疲れやすい
□くよくよ落ち込みやすい
このような症状は脾のケアが必要な方です。
もうすぐ実りの秋ですね。
あなたの妊活も実りますように。
2018年8月23日11:43 AM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 美容, 育児
こんにちは。久しぶりの投稿となってしまいました。(^^;)
豊中少路・不妊鍼灸専門 LuLie鍼灸院です。
最近興味がある「食べ物の陰陽」についてご紹介したいと思います。
東洋医学の治療理論の一つに「陰陽」というものがあるので、食べ物にも陰陽があるということはもともと知っていました。
詳しく知りたいと思い、まずはある書籍を参考に読んでみると・・・すっごく面白かったです!!
まず食べ物の陰陽というものを簡単に言うと、温める作用がある食材・冷やす作用がある食材・どちらの作用も持っていない食材があるということです。
それらを食べることで、私たちの体(体質)は冷えたり、温まったりとシーソーのように揺れ動くのです。
詳しく知りたい方は“食べ物 陰陽”で調べてみてください。
マクロビオティックと陰陽論とは少し違います(^^)
妊活に良いとされている食べ物といえば豆腐や納豆などの大豆製品やナッツ類、妊活ジンクスのパイナップルジュース。
他にもたくさんありますが・・・中には陰陽論で考えると体を冷やすものもありました。
その一つに大豆製品があります。
大豆製品に多く含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、妊娠を目指す方に良いとされていて、そのことから一生懸命豆腐や納豆を食べている女性も多いと思います。実際、治療に来る女性の中にも大豆製品を多く食べる方も多いです。
けれど陰陽論から見ると大豆製品は身体を冷やす作用を持ち、血液に粘りを持たせてしまう食材なのです。
豆腐や納豆などの大豆製品を沢山食べる方は生理痛が酷かったり、子宮内膜の薄さを指摘されている方が多いように思います。
このように子宮や身体を温めるために沢山の工夫をして、時間を使っているのに、妊活のために自ら選んで食べているその食材で身体を冷やしてしまっているかもしれない。
生理は女性の身体のバロメーターです。もし生理痛があったり、生理に血の塊が多く混じってしまっていたり、何か不調があるなら食べているものを見直すのはどうでしょうか。
身体は冷えすぎると生理痛が酷くなったり、子宮内膜が薄くなったりするし、温まりすぎると生理周期が短くなり未成熟の卵胞を吐き出してしまいます。
中庸(ちゅうよう)といって中間を保てるように食事でバランスをとりましょう。
一度ではなく何度も何度も食事を見直して、生理が整うように試してみるのです。
今あなたが妊活を実らせるために一生懸命食べているものは、どちらかに偏ったりしていませんか?
一度見直してみてくださいね。
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2018年8月16日2:00 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 治療, 産後, 美容, 育児
こんにちは。
豊中少路 不妊鍼灸専門 LuLie(ルリエ)鍼灸院です。
大阪北部では先日大きな地震があり、余震も続いているので熟睡できない日々です。
皆様お怪我などされていないですか?
そんな中、嬉しいニュースが。
M様から無事に出産のご報告を頂きました。
不妊検査では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と判明し、排卵が不規則であるということでした。
M様とはそんな状態でちゃんと妊娠できるのか、生理が来る度に不安になる等妊活中の不安についても色々お話しました。
妊娠が分かるとすぐにつわりも始まり、30週を前に逆子が戻らず治療もしました。
そして、無事に出産です。
おめでとうございます(^^)
妊活に取り組まれている姿も知っているので私もとても嬉しいです。
産後の養生は二人目の妊活や、更年期にまで影響を及ぼすほど大切です。
赤ちゃんの事が第一になりますが、どうかご自身の体も大切にしてくださいね。
クリックお願いします♬
2018年6月22日10:13 AM | カテゴリー : お知らせ, マタニティ期, 不妊治療, 患者様のお声
こんにちは。妊活から産後までを東洋医学でサポートするLuLie(ルリエ)鍼灸院です。
先日、母乳育児をしたいママをサポートするBirth Keeper様主催の講習会へいってきました。
テーマは「スキンシップ育児」
親と子の愛着関係には、特に乳幼児期のスキンシップがとっても大切という内容です。
愛着(心理学的):親と子の間に築く、特別で情緒的な関係のこと。
つまりは信頼関係ということです。
この愛着(信頼)関係の形成は次のような過程を経て作られるようです。
(不安・苛立ちのような不快な感情)
①抱っこなどのスキンシップ
②温かい、お母さんのにおい(快の感覚)
③安心・安全(快の感情)
④自分にとっての安全基地と認識
両親は自分が不安な時、怖いとき、必ず答え応えてくれる!
両親が心の拠り所となり、安心できる場所となるのです。
この繰り返しによって子供との信頼関係が築かれていくわけですね。
スキンシップには、子供の体と心にとっても、両親にとっても更にいいことがあります。
抱っこなどの皮膚接触は感覚神経を通して脳へ伝わり、
抱っこされている子供・したいる大人も共に幸せホルモンと言われるオキシトシンを分泌させるのです。
このオキシトシンはストレス耐性や免疫力、精神安定、知能数にまで良い影響を与えてくれます。
以前、ネグレクトや暴力を行う両親によって育てられ愛着関係がない子供は将来、慢性疼痛を引き起こす確率が高いという発表を聞いたことがあります。
親が子供に与える影響って、本当に大きいですね。
抱っこ1つで大人も子供も心も体も大事に大きく変わる。
ただ、これらはあくまで愛情のオマケ。
頭が賢い子供になるから!
体が強くなるから!
と、大人の欲でするスキンシップはただの皮膚接触でしかありません。
今回の講演者である山口創先生もおっしゃっていました。
心と目が子供に向いてないスキンシップでは、意味がないと。
抱っこやバグは大好きを伝えるものですもんね。
純粋な気持ちで向き合いたいものです。
アメブロ????
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Facebook????
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2018年6月11日9:40 AM | カテゴリー : マタニティ期, 治療, 育児
こんにちは
豊中少路 不妊鍼灸専門 LuLie鍼灸院
楠田由佳です。
さてさて・・・
私の趣味の1つはネットサーフィンなのですが、
Instagramの記事を徘徊しておりましたら「つわり」についての投稿を見つけました。
つわりが酷くげーげーしてダウンしている奥様に
「つわりは病気じゃないんだからー」と、いう旦那様。
これ腹立ちますよね~。
私は幸い軽い方でしたが、それでも通勤時の電車は辛かった(;_;)
東洋医学から診るとつわりは病気です。
人の体の中身はこんな感じです。
※腎臓や子宮、肺や心臓などは省いております。
胃に入った食べ物は、膵臓や肝臓の助けを借りて消化を始めます。
そして腸へ送られて栄養を吸収し、食べ物のカスは便として外へ出す、という流れがあります。
上から下へおろしていきます。
妊娠をすると、この上から下へおろす機能が (消化→大腸へ送る→便をだす)弱まってしまうのです。
人間の正常機能である”おろす”ということが出来なくなっているのですから、
つわりは病気なのです。
この上から下へおろす、という行程は気や血も同様に行われています。
そして下へおろせなくなったものが詰まり、
つわりの症状を引き起こすと考えられています。
つわりの治療は
◎消化機能を高める
◎任脈を整え、詰まっているものを流す
これがポイントとなります。
任脈というツボの道は、生殖器系や消化器系の真上を通る道です。
その中でも中脘(ちゅうかん)といわれるツボはつわり治療で使われる常用穴です。
子宮を収縮させたりするものではありませんので、安心して使ってもらえるツボです。
肝臓から出る管や膵臓から出る管、胃から庁へ消化したものを送る管がみぞおち当たりに集まっています。
ここが詰まるとげっぷや気持ち悪さが酷くなりますので、
電子レンジで温めたへそ灸をみぞおち~お臍の辺りにおいて温めてあげると、上に上がってくるような気持ち悪さを和らげてくれます
サロンではお腹だけではなく骨盤をみたり、
脚のツボを使って腹部の流れだけではなく全身の治療して詰まりを起こさないようにしていきます。
しかしつわり対策は妊娠前からしっかり行っておくことで、酷くなることを予防できちゃいます。
疲れや交感神経を使うことはつわりの症状を酷くさせてしまいます。
どうか休めるならお仕事休んで、
家事はほどほどにして体を休めてくださいね。
なぜなら寝込まないといけないくらいのつわりは病気だから!
我慢ではなく治療が必要なのです!
2018年5月15日10:41 AM | カテゴリー : マタニティ期, 未分類, 治療, 産後
こんにちは。あっという間にGWが終わってしまいましたね。
私はゆっくりとさせてもらいましたが、通常運転になりGW中に補給したエネルギーをもうすでに使い果たしてしまいそうです(^^;)
最近不妊治療のサポートをさせて頂くなかで思うことは
妊娠を望んでいる人みんなに、赤ちゃんが来てほしい、ということ。
不妊治療には正解がありませんよね。
同じ症状があって、同じ薬を飲んだのに一方は妊娠に至り、もう一人はなかなか授かることが出来ない。
同じような治療をしたのにみんながみんな妊娠できるとは限りません。
人工授精1回目で妊娠に至る人もいれば、5回行ってもダメな人もいる。
採卵・培養が上手く進み、高額な移植を数回行っても着床できない人もいる。
例えば1000万円治療にかければ赤ちゃんを必ず授かることが出来るなら、きっと頑張って支払う人は多いと思います。
でもそうではない。
思うように進まない。
思い描いていたように妊娠できない。
治療には金がかかる。
だから仕事はやめられないけど、仕事のストレスが不妊の原因かもしれないなら仕事を辞めたい。
不妊治療には色々な不安があり、葛藤があり、もどかしさがあり、我慢や制限が存在します。
妊娠できる日を楽しみに色々と取り組まれる方がいらっしゃいます。
ホルモン剤投与などのクリニックでの治療の他に、ヨガ・サプリ・よもぎ蒸し・・・など
世の中には妊活に良いと言われている事がたくさん存在しますが、結果に結びつくかは人それぞれです。
◯◯はしてもいいと思いますか?
◯◯するといいと聞くのですが、先生はどう思われますか?
よく質問を頂きますが、私の答えは「いいと思いますよ!でも合うか合わないかはやってみないと分からないですね」です。
疲れやすい人、発散が上手に出来ずに熱がこもりやすい人、運動を控えた方がいい人、逆にゆっくりのお散歩程度の運動がいい人。
色々なタイプの不妊女性がいらっしゃいますので、世の中でオススメしている妊活方法が一概にあなたに合うとは言えません。
誰にでもできる治療法としては
早寝・食事の見直しのみです。
栄養は妊娠する体作り、そして妊娠を維持する力のためにしっかり見直すべきテーマです。
血やコレステロールがないのに女性ホルモンやふっくらとした子宮内膜を作ることなんてできませんよね。
腸内からの栄養を邪魔してしまう砂糖の摂取は止めた方がいいです。
そしてお野菜中心の精進料理よりも、血の原料となるお肉や魚を増やした食事にしてください。
また十分な睡眠は良質な卵胞を作り、着床しやすい子宮を作り出してくれます。
睡眠時は副交感神経(リラックス神経)が働く時間が長くなりますので、食べた物を消化し、栄養を吸収してくれます。
早く寝ることはいいことしかありません。
あなたの自力を育ててくれます。
この2つは万人に効く治療法とも言えますね。
簡単なようで難しい早寝と栄養改善。
副作用もないし体にはいい効果しかありませんので、不妊女性はこの二つを徹底して取り組んでみてほしいと思います。
働きながら実践するにはどうしたらいいか?それはあなたにしか決められません。
あなたを応援しています。
私も一緒に頑張ります。
こちらでも施術しております↓
2018年5月9日7:13 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児
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