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2023.06.19妊活CASE:多嚢胞性卵巣症候群

こんにちは。
北摂・少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸です。

今回は無事に安定期に入りました方の症例報告です。

不妊症の原因とされている中でも
非常に多い、と言われている
【多嚢胞性卵巣症候群 以下PCOS】さんの
治療開始から妊娠に至るまでの歩みを
ご紹介いたします。

《初診時》2022/9月
年齢:29歳  仕事:事務(正社員)
飲酒(〇) 喫煙(✕)
妊活ステップ:自己タイミング法

《体質》
・血虚症状(貧血)
多夢、貧血検査で引っかかったことがある、頭痛持ち
肩こり、せっかち、情緒の波が大きい、爪が脆い

・気虚症状(疲労)
朝にお腹が減ることがない、疲れやすい、人との約束が億劫
答えが出ないことをぐるぐる考えてしまう
天気が悪いと体が怠くなる

・気滞症状(ストレス過多、自律神経失調)
歯ぎしり・食いしばり、ストレスを感じる



《月経》
周期:不定期    生理痛:あり(D1~2)
PMS:あり(生理前のイライラ、落ち込みやすい、眠気・だるい)

《血液検査》レディースクリニックにて検査
TSH:2.882
プロラクチン:13.4
LH:11.6
FSH:7.0
FT4:1.3
エストラジオール:53.8
テストステロン:28
⇒血液検査からPCOSと診断を受ける

・PCOSの治療を開始
・THS:2.882は妊活時の基準を上回っているので
不妊治療専門の病院への転院を勧める
・プロラクチンも高めのため転院先で相談

・生活の改善
(21時就寝、白砂糖除去、乳製品控える
動物性たんぱく質摂取量を増やす)

2022/11月:不妊治療専門クリニック初診
      ・頭痛なし
      ・タイミング法

★ケア回数を2週間に1度に増やす

2023/1月 : 造影剤、ホルモン負荷検査実施(高プロラクチン)
     ⇒高プロラクチン血症と診断。投薬開始。
     
・ 鍼灸治療でもPCOS治療に加えて高プロラクチン血症の治療を開始
・タイミング法

2023/2月: 卵胞の成長ゆっくり⇒卵胞育ち切らず薬にて生理を起こす
2023/3月:タイミング法⇒妊娠反応陽性。その後妊娠継続。

PCOSの方の妊活のポイントは
一般的な「28日周期にする」ことでは
ありません。

目指すのは
「30~40日周期を安定させる」ことです。

安定的に血液を送り
自分のペースで卵胞を育て上げることが
大切なのです。

だから14日で排卵しなくたって
いいんです。



そして
ご自身の体を把握するためにも
ぜひスマホで
多嚢胞性卵巣症候群 卵巣皮質、と
画像検索してみてください。

視覚で認識することって
とっても大事です。

検索してもらえると
分かりますが…

PCOSの方の卵巣皮質は
白く肥厚し、硬くなっているのです。
硬くなっているという事は
血流障害を起こしています。

血流障害があるので
卵巣へ卵胞を育てるホルモンが届きにくいし
反応しづらい。

血流障害は酸化、老化でもあります。

そのため一個の卵胞を
大きく育てるのが苦手なのです。



なのでPCOSさんは

  • 卵巣皮質の血流障害の改善
  • 細胞からのアンチエイジング
  • 周期を安定させる

これらを目的に
2週に一度治療を行っていきます。
(※理想は1週間に1度×3カ月)

この方も頑張って通われました。
体質改善にご協力頂き有難うございます!!
無事に妊娠、妊娠継続ということで
私もうれしく思います。


PCOSさんの生活養生については
初診時や治療の際にお話ししています。

薬飲んでもうまくいかないな・・・
わたし、大丈夫かな、、、

おひとりで不安を抱えずに
頼ってくださいね(^^)


こちらでもPCOSさんの治療について
紹介しています↓↓
https://www.instagram.com/p/CtGb_p6u7EA/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==


Thanks!! 
鍼灸師 yuka

2023.03.21【妊活】高温期のパワーをつけて確立を上げる!!

こんにちは。
大阪・豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

一気に気温が上がり
春らしい季節になりました♪

春は命芽吹く季節。
冬にしっかりと腎精を貯められましたか?
冬の間にためたパワー、
命芽吹く季節に実りますように☆

さて今日は基礎体温をつけている方なら
一度は「わたしの高温期はこれで大丈夫??」と
心配になったことがあるのではないか・・・

「高温期のパワーがない人」への
対策についてお話していきます。

「高温期にパワーがない」というのは
基礎体温がこのような波形をとる人です。


①高温期の途中で体温がガクッと下がる
②月経数日前から体温が下がってくる
③高温期への移行がゆっくりで3日以上かけて上がり、高温期12日未満

この状態は
「黄体の息切れサイン」なのです!
あなたの高温期はどんな波形をしていますか??

この①~③のような波形をする

【陽虚(冷え)・気虚(疲労)・血虚(貧血)】

を表しています。

高温期途中で下がってしまったり
生理数日前から下がってしまうのは
血の栄養不足+エネルギー不足により
高温期を保つ力が無く、体の熱を保てないために起こります。

排卵に時間がかかる、
3日以上かけて高温期に上がり
高温期自体が12日未満となる人も
血の栄養不足+エネルギー不足により
排卵しづらく、かつ高温期を保つ余力がないのです。

このような波形の方は

・プロラクチンの値が高い
 (15以上、または13~14と高め)
・黄体機能不全
・低温期から体温が高め
 (月経期のFSH,LHが高い)
・ストレスを感じやすい人
・自律神経が乱れやすい、または乱れている人
・疲れやすい人、幼いころから虚弱体質の人
・貧血気味の人
・胃腸機能が弱い人

といった特徴が多いです。

では・・・
高温期を元気にするためには
どうすればいいのか??
ポイントは「低温期」です。

そもそも妊娠を成立・維持する黄体ホルモンは
どこからくるかご存じでしょうか??


実は排卵を終えた卵胞(卵子を包んでいた膜)が
黄体化して多量のプロゲステロンを分泌するんです。

プロゲステロンは同じく黄体から分泌されたエストロゲンと一緒に
子宮内膜を着床にピッタリの環境に整え、受精卵の受け入れをします。

つまり・・・

低温期にしっかりと気血を補って、
いかに栄養が充足した卵胞・元気な卵胞を育てるか、が

高温期途中で息切れを起こしたりしない黄体を
作るポイントとなります。

①ストレス対策
②自律神経の安定化
③冷え対策のために胃腸機能の改善
④低温期改善(高プロラクチン対策、低温期のFSH・LH対策)

①~④すべて鍼灸治療の得意分野です。
特に月経期のFSH・LH高値を下げる
陰部神経を狙った治療は
お薬ではできないアプローチです。

鍼灸治療で低温期にアプローチを行った結果↓↓
<改善点>
・低温期の平均が下がった(黄色のライン)
・排卵がスムーズに(2日で上がる)
・高温期の波形が三角から台形へ


もちろんセルフケアも重要。

ストレスや疲労の原因となっている
環境や原因を改善なさってください。
気血を作るために食事を見直してみてください。
動物性たんぱく質は摂れていますか??
ビタミン・ミネラルは??

わたしはその時の体は変えられますが、
あなたのストレスとなっている環境をかえることも
毎回の食事を用意することも出来ません…。

あなたの行動が必要なのです。
だから協力しましょう!!

基礎体温の計測はストレスになるから、と
測ることを辞める方もいらっしゃいますが、

ただ病院の先生の言うとおりにタイミングっを取って
お薬を飲む・・・のは
私は危ないと思います。

基礎体温からは体質や栄養状態など
たくさんの情報が得られるのです。



ご自身の体を知ることは
妊活を遠回りさせないために
必要なことです。


あなたの妊活をお手伝いしますよ(^^)
一緒に妊活を実らせましょうね。

鍼灸師 yuka






2022.12.12検査用紙もらったら見せてほしいな♡の件

こんにちは。
北摂 豊中・少路の
妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

妊活さんにはとっても大事な
『冬』になりましたね!

冬は性ホルモンや成長ホルモンなど
受精・受胎・妊娠維持には
とっても大事な季節ですよ!

生活養生&セルフ灸でしっかり妊娠力を
養っていきましょうね♪


さてタイトルにもありますように
検査の結果が返ってきたら、
わたしにも見せてほしいな♡というおなはしです。

なんで鍼灸師が血液の検査見るの??
と思われますか?

東洋医学的な診断もしておりますが、
実際の血液検査の数値も踏まえて分析しないといけません。

なので血液検査をしたら、
その結果用紙はお持ちいただくか写メで送ってください。


排卵までの期間の例として・・・
月経期(D1~5)の検査には
次の項目を調べることが出来ます。

◆E2(エストラジオール)
:LHサージを起こさせる
 子宮に働きかけて内膜を増殖させる
 頸管粘液を分泌させる

◆FSH(卵胞刺激ホルモン)
:卵胞を発育・成熟させる
 
◆LH(黄体ホルモン)
:LHサージを起こさせる



正常であればこの月経期には
E2:20~50pg/mlを示し

FSHは10mlU/ml以下かつ
LHはFSHより低値
を示します。

この状態であれば、
月経周期に応じてケアができるのです。

しかし無排卵の方や
採卵のために卵巣への刺激が続き
卵巣が疲労状態だと
FSHが上昇したり

PCOS症候群の方は
LHがFSHよりも高くなったりします。

LH高値、FSF高値の時は
LHを下げて卵胞の成長を助けてあげたり
卵巣の膜を柔らかくしてあげたり
胃経のツボを使って排卵を促したり

肩頸ガチガチの
自律神経が交感神経優位な人には
肩頸の緊張も取ります。



採卵周期の場合。
E2は排卵前だと200pg/mlあたりが正常ですが
採卵直前、卵巣刺激をしていると
E2の値はもっと高値です。
(最近だと1800pg/ml超えの人が
いらっしゃいました。お腹パンパンっ。)

そうなると・・・
採卵後に心配なのは
卵巣刺激症候群ですよね。
なので採卵後は卵巣の腫れを防止するために
卵巣刺激に使った薬剤を
排出しやすくするツボを組み合わせるのです。

血管をブワッと広げて
流しだすイメージ。

初めて採卵後に子宮の腫れ止めのケアをした方が
(今まではしたことなかった)
「お腹も張らなかったし、すっごく楽でした。
全然違います」と喜んでくださっていたのが
とても嬉しかったです。

鍼灸を組み合わせれば
不妊治療の体はもっと楽になれるのです。

スケジュール調整して
薬も飲んで
もう十分なほど頑張ってるんだから
身体を楽にするところは
ぜひ私たち鍼灸師にゆだねてください。


と、いうわけで
大事な治療方針を決める情報源ですので、
検査用紙を病院から受け取った際は
ご提供くださると助かります(^^♪


鍼灸師 yuka

2022.11.24ご夫婦での通院について


こんにちは!
大阪 豊中少路 妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

当サロンは女性専門の
鍼灸サロンです。

が!!実はご夫婦での治療であれば
男性もご利用可能です。

利用条件もございますが
ご夫婦での妊活を推奨しています。

本日は
・夫婦で妊活に取り組みたいけど男性は何をすべきなのか?
・パパもお疲れだからケアしてほしい

そんな妊活さんに読んでいただきたい記事になります。

まず、不妊症というものの定義は
「1年以上夫婦生活がありながらも妊娠に至らない」
という状況を言います。

そして不妊症の原因は検査でわかるもの
検査しても分からない領域がありますが、

検査でわかる範囲で中では
以下のような因子があります。

これを見てわかるように
3~4組に1組は男性側の要因なんですよね。

精子がいない、動きが悪い、
奇形率が高いなど・・・
原因は幾つかあります。

卵子の細胞が3ヵ月もの長い時間をかけながら育てたのち
排卵する卵子と違って
精子は日々生まれてきます。

だから精液検査をしたときに
「前はよかったのに、今回はすごく悪い・・・」
なんてことはよくあるお話。

精索静脈瘤や精路閉塞、
下垂体ホルモン低下・乏精子症などを除き
『いつも検査結果良好だったのに
今回は良くなかった』というようなケース。

病院では対策としてコエンザイムQ10や亜鉛のサプリを飲んだり
生活習慣の改善を指導することが多いと思います。

では
人工授精当日、体外受精当日に
精液検査不良で中止にならないよう
鍼灸ではどのようにアプロ―チしていくのでしょうか。

男性の場合、肝経の状態を知る必要があります。
東洋医学で生殖能力は腎というイメージが強いですが、
じつは肝とも密接な関係があります。

図のように、肝経は足の親指の爪から始まり
脚の内側を通り股関節(精巣の近く)を通って
肋骨まで続きます。

『閉蔵を司るのは腎、疏泄を司るのは肝』とされ、
男子の精液の貯蔵と排泄は
腎の造ってためておく力と
肝の全身に精血津液を巡らせ発散させる力の
協調結果なのです。
※これは女性の排卵にも当てはまります

以上のことから
男性の妊活ケアをする際は
・ストレス状況
・生活(お仕事)状況
・生活習慣の癖
などをヒアリングします。

「ストレスを強く感じることが多いか」
「職場ではどんな立場なのか(役職があるのかなど)」
「パソコンを膝の上において作業していないか」
「スマホをズボンの前ポケットに入れていないか」

ストレス=余分な熱(陽)。
精子は熱に弱い性質ですので
ストレスを多く感じると肝機能を弱らせ
余分な熱が生まれ
精子の状態に影響を及ぼします。


現代のストレス社会において
ストレスが全くない、なんていう男性は
皆無なのではないかと思います・・・。

だから、奥様だけではなく
ご主人のケアも必要になるのです。

当サロンでご主人と一緒に妊活コースを受ける際は
必ず奥様がまず1度ケアにお越しください。
そして、治療内容や施術に納得いただけましたら
ぜひご夫婦でお越しください。

月に3,4日程度
土日に休日診療(午前のみ)していますので
そちらをご利用くださいね(^^)



2022年もあと一か月となりましたね。
皆様が健康に2022年も走り抜けられますように☆★


鍼灸師 yuka


2022.11.01全身で妊娠する、の意味

こんにちは。
北摂 豊中少路の
妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

今日から11月に入りました!
2022年もあと2か月です。
元気に2022年も走り切りたいですね。

さて先日、
妊活コース⇒マタニティコースを経て
無事に出産された方が
赤ちゃんと一緒に
会いに来てくださいました。

流産を経験され
今回妊娠した際もご不安だったかと思いますが
無理をしないよう養生を心がけて
生活されました。

「出産自体は大変だったけど、
とても素晴らしいものでした」
とメールを頂いたときは、
その言葉に感動し、そして本当にうれしかったです。


今日はなぜ妊活する上で
ただ全身の血流をあげるだけではなく、
「全身治療」が必要なのかを
お話ししていきます!



私が何度もしつこくしつこく
胃腸を元気にしましょう、
動物性タンパク質摂りましょう、
生理痛はありましたか?塊は?
早く寝れていますか?とお話するのは

「妊娠」というものは
子宮だけで成立するものではないからです。

免疫系、神経系、内分泌系・・・
すべての調和の上に
成立しています。


東洋医学では
生殖機能を司る腎にフォーカスがあたりますが
実はその他にも肝と脾も大きく関わるのです。


腎は両親から受け継いだ体質や
免疫機能、そして生殖機能に深く関わります。
生殖機能を司りますので
いわゆる妊娠力を左右する臓です。

肝は血液を全身に巡らせる働きがあるので
胎児の成長や妊娠の維持のサポートに
大きく関わります。

脾は胎盤と子宮をくっつける働きを持ちます(固摂作用)。
なので母体と胎児の両方のサポートを
受精、着床、出産までしてくれるのが脾ですね。
妊娠の維持に大きく関わります。

そして重要なのは
どこか一つが元気いっぱいであっても
その他の臓腑との不調和があると
妊娠・出産がうまくいかない、
または妊娠が不安定になるということ。

精子と卵子がタイミングよく出会い
着床するためには腎の力がいるし、

胎盤を強固にし、妊娠維持に関わり
出産までサポートするのは脾だし

吸収された栄養や酸素を
絶えず赤ちゃんへ届け続けるのには肝の力が必要。

このように
すべてのバランスとタイミングが合って
妊娠が成立するのです。

これが全身で妊娠・出産するの意味です




例えば・・・
夜更かし(23時以降の就寝)や
先天的に免疫機能が弱っている方は
夜中にトイレで起きてしまったり、
腰に怠さや痛みを感じたり、
初潮が遅かったりします。

周囲に気を遣いすぎたり
通勤時間が1時間以上あり
冷飲食が増え脾が弱まると、
空腹感を感じなくなって
ご飯が美味しく感じなくなったり、
胃下垂になったり、
倦怠感が続いたりします。

そしてお酒やストレスなどにより
肝が弱まると
生理痛など生殖器の不調が増えたり、
イライラしやすくなったり
肩こりなど筋肉に不快感が出やすくなります。

当てはまる項目はありましたか?
こちらはいつも私が行っている問診の中の
ほんの一部の項目です。


そしてこれらの項目は男性にも当てはまります。
肝の経絡(ツボの道)は精巣の近くから股関節を通ります。
なので精子はストレスに弱い。
腎が弱いと精子の数が少なくなったりと
生殖機能自体に問題が生じやすくなってしまいます。

最近では女性のみ体を整えるのではなく
男性も整える必要があるのです。
それほど男性も女性もストレスが多い
ストレスフルな時代になっているのです。


体調というものは感情や環境、
食べたものによって
すぐに揺らいでしまうものなので
ケアのたびにチェックが必用です。


病院での治療や毎月のタイミングを
より後押しするのは
ご自身の『体次第』ということを
是非是非意識の奥深くに
染み込ませて欲しいです!!


「じゃあどうしたらいいの?!」
と、いう部分をサロンでサポート
しております。
どこの機能が弱いのか・・・
そんなときはどうしたらいいのかな、
こんなところに気をつけてほしい、など
生活指導もさせて頂いております♫

わたしたちはいつまでも
妊娠できる体ではないから・・・。
妊娠が可能な期間のうちに
望んだとおり赤ちゃんを授かって
元気に出産を迎えてほしい。

妊活期間をすこしでも短縮させたい方、
もう、どうしたらいいんだ!と行き詰まっている方、
ぜひお越しください。

あなたに必要な改善ポイントを
一緒に探して見つけましょう!


鍼灸師 yuka

2022.10.07月経周期療法について

こんにちは。
北摂・豊中少路の
妊活サポート鍼灸院 ルリエ鍼灸院です。

先日は数日夏休みを頂き
リフレッシュしてきました♫

でも
結局ホテルでも
ポツポツ仕事をしちゃったりして(笑)

和歌山県の三段壁で
絶妙なバランスで乗っている
岩だそうです。
なんだかすごいパワーが
ありそうなので
写真に撮ってお裾分けです♡



さて
去年末から今年の初めにかけてあった
妊娠ラッシュ。

その方たちが続々と出産を終えたと
連絡を頂いたり、
実際にお会いできたりと

何ともうれしい時期を
迎えております。


じゃあ実際、どんな風に
妊活をサポートしているのか
治療の目的など
お伝えしたいと思います!



【月経期・卵胞期】
この時期は何十個と待機している
卵子の中から
その周期に排卵する卵ちゃんが
育っていく時期です。

卵巣や子宮へ続く血管を広げて
ぐんぐん育つように
サポートします。

緊張強めで
肩頸がちがちの女性は
自律神経の調整が苦手で、
月経期や卵胞期に
基礎体温が高い傾向が多い。

こういう方は
肝の機能失調を起こしやすいので
肩頸まわりもしっかりほぐし、
毛細血管まで血流が回るように
ケアが必要です。


また
月経期には本来低いはずのホルモン値(FSH,LH)が
高くなっていることがあります。

FSH,LHともに高値であるということは
卵巣の反応が悪く
卵胞が育たなくなるので
FSHを下げる治療を行っていきます。



【排卵期】
順調に育った卵胞は
18~20mmくらいの大きさになると
LHサージが起こり
排卵となります。
排卵検査薬が強く反応する時期です。

お腹の血流をあげて
卵巣からプッとスムーズに出れるように
しておきます。
排卵痛がある方は排卵期にケアをすることで
タイミングがとりやすくなりますよ。


【黄体期】
順調に排卵が終わった後は
子宮をしずかーーーーーーにして
受精卵が潜り込みやすいよう
準備をします。

この時期は
子宮周りのなにもかもの臓腑が
赤ちゃんをお迎えしようと
働きを弱めます。

だから便秘になったり
胃が消化不良を起こして
気持ち悪くなったりするんです。

胃が食べた物を下に降ろす動き、
大腸が便を送る動き(蠕動運動)など、
受精卵が子宮内膜に潜り込めるように
子宮にちょっとの振動も与えたくないんだ!
と全身でお迎え体制を作っています。

なので・・・
甘い物、甘い飲み物、糖質が大好きな方。
要注意です。

35歳過ぎた妊活で
「甘い物やめられないんです」なんて
言ってる場合じゃない。

そのまま甘い物摂る生活は
内膜も細胞も炎症を起こしてしまいます。
(もう起こしているかも・・・)

せっかく受精卵になったのに
内膜が炎症おこしていると
受精卵をはじきとばしてしまって
着床ができません。

白砂糖
小麦粉
白米

気を付けてください。
白砂糖は断つに越したことないです。
小麦粉、白米は雑穀米や玄米のような
色のついたお米がおススメです!(^_-)-☆



上記の画像は
大まかな治療ベースのものですので
例えばPCOSの方だったり、
周期が長めの方は
都度治療内容を少し変えて
対応していくことになります。


あっ、そうそう。
「予約日が生理にかぶってしまってるんですが
大丈夫でしょうか」と、
時々連絡を頂きます。

大丈夫です。
ご本人様が気にならなければ
生理初日でも治療させて頂いています。

普段は尾骨という
お尻の割れ目あたりまで
ズボンを下げたりしますが、
月経中は尾骨まで下げすに治療しています。


当サロンは
スーパーライザーのような
物理療法機器はおいておりません。

導入したい、と考えてこともありますが
やはり体は日々の生活の中で作る。
食べた物で体も心も作るんだ、ということで
根本から変えてほしいので
導入は見送りました。

その分、施術料も
高くしないといけないですしね…

もし興味ある方は
是非1周期だけでも
鍼灸治療を受けに来てみてください♪

それでは!!

鍼灸師 yuka



2022.09.06採卵・移植周期の鍼灸アプローチ

こんにちは。
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

夏本番だ!と思っていましたが
気付けば9月に入りました。
私は海・山・川・虫が苦手なので
毎年夏らしいことは特にしません(笑)

でも夏の陽気は大好きです♪


さて
4月より不妊治療の保険適用が
拡充されましたよね。

それに伴って
不妊治療の病院は大忙しだそうです。

保険治療の幅が増え
治療がしやすくなったかそうでないかは
今のところ分かりませんが・・・

身体を整えて
準備することの重要性は変わりません。

「では鍼灸治療では
いつ、どんな準備をするのか?」

今日はその点について
お話ししたいと思います。

大事なことは
「事前準備」


卵子は約3カ月前からスタンバイして
毎月、1個の主席卵胞が排卵していきます。
※この「主席」は最も優秀、質が良い卵ちゃん
というものではなく、たまたま、偶然に
タイミングが合った卵ちゃんです。
そしてごく稀に2個排卵する周期も。


実はその主席卵胞は
20~30個程度の候補生たちの中から
選ばれます。

採卵周期では
お薬により刺激をして
ふだん排卵されず消滅していく
この候補生たちにも育ってもらうんです。

と、いうことは・・・
採卵直前にいろいろと手を加えても
実際卵子の元気さにつながっていくのは
3カ月後という事です。

卵子も子宮内膜も
女性ホルモンの指令が出て
栄養素を使って育てていきますので
鍼灸治療でアプローチするのは

★栄養素の消化・吸収促進→胃腸機能改善
★成長ホルモン分泌促進→睡眠改善
★疲労回復→睡眠改善&交感神経・副交感神経のスイッチ切り替え
★栄養素、性ホルモンを全身へ届ける→血流障害改善

といったところをアプローチしていきます。

そして
採卵周期には
生理開始して数日以内に診察を受けて
卵巣刺激を開始します。

この卵巣刺激を開始する時期に、
卵胞を育ててくださいね~という
指令を出すホルモン(FSH)の値が高いと
卵巣の反応が良くありません。

そういう場合には
FSH高値に対するアプローチを
しなくてはいけませんので
病院で血液検査を行ったデータは
写メで頂けると助かります。
(結果用紙を渡されない病院もありますので
もらえる病院であれば・・・)

こんな感じで採卵周期には
ホルモン値を診ながら対応することもありますし
異常がなければ月経周期に合わせて
身体を整えます。
妊娠は子宮だけでするんじゃないんです。
全身全力を使ってするんですよ。

採卵時期は通院頻度が多くなったり、
お仕事されている方は
よりスケジュールが詰まってきますので、
鍼灸治療の頻度やタイミングは
ご相談しながら進めていきます。

そして、いま、まさに
採卵に向けて準備している方に
伝えたいことは
「量より質!!」
「採卵が延びても少しづつ育っているなら
焦らなくて大丈夫!!」
ということ。

たくさん摂れることがいいんじゃない。
あなたの卵を育てるペースで
じっくり丁寧に卵子を育てることが
大事なんです。




移植周期。
サロンに来てくださる方は
お腹にお迎えする移植周期のほうが
緊張されているように思います。
当然ですよね。

しっかりと着床してくれて、
その後お母さんと離れることなく
出産までたどり着けるよう
身体と内膜の環境を整えることは
もちろんなのですが

心の緊張をとって
身体が硬くならないように
準備することも大切だと思っています(^^)

交感神経がいつもONで
自律神経が乱れている人は
肩頸がっちがちだったり
どこの筋肉を触っても硬いので
ちゃんと緩める時間を作ります。


移植当日までは
★内膜を移植可能な厚さに育てること
★移植後は受精卵が潜り込みやすい環境にすること
これが治療の目的になります。


そして移植周期は
下記の図のようなスケジュールを
おススメしていますが、
こちらも通院やお仕事など
そのほかのスケジュールに合わせて
組んでいくようになります。

自然周期で移植する場合でも
ホルモン補充での移植でも
大きくスケジュールは
変わりません。


月経開始日から採卵まで
定期的なケアが入る採卵周期に比べ
移植直前・直後にケアが入るのが移植周期です。

不妊治療における
保険治療の範囲が広がったことで
ステップアップに踏み切るご夫婦が
増えたのではないでしょうか。


なので今回は採卵・移植周期の
当サロンの治療スケジュールについて
ご紹介してみました。



どんなにスケジュールを調整して
通院して
お薬を飲んで
何回も内診頑張っても

仕事で夜遅くなって
就寝が22時を過ぎる。

毎朝疲労感が残って
スッキリと起きれない。

朝ごはん、昼ご飯は糖質過多で
動物性たんぱく質や野菜は少ない食生活。

こんな状況では
せっかく頑張って通院しても
もったいない結果に繋がりやすい。

人間はもともと妊娠しにくい生き物。

病院での治療や、鍼灸・整体・よもぎ蒸し・・・
これらは結局「補助」でしかありません。
どんなに高度な技術を使っても
妊娠率は30~40%。
卵子だってお金も有限だからこそ

採卵・移植の準備中の方だけでなく
タイミング法のご夫婦も
コツコツと事前準備なさってくださいね。

準備、本当に大事です。


鍼灸師 yuka
当サロンはどの妊活ステップの方にも
食生活や生活習慣も改善ポイントをお伝えします。







2022.07.19流産後ケアの3原則

こんにちは!
大阪・豊中少路 妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

戻り梅雨で暑さが少しましになりましたね(^^)
ですが湿気は相変わらずですので、
冷たい物の飲食をなるべく控える
(温かいものを意識して口にする)
などの湿気対策は引き続き大事になってきます!

わたしも湿気に弱いタイプですので
養生を心がけたいと思います☂

さて今日は以前にもお話ししたこともある
流産後のケアについて
もう一度お話ししたいと思います。



わたしは妊活・マタニティケアに携わっているので
新しく宿る命や、生まれる命に接する一方で
その反対の命にも知ることがあります。

サロンに来られる前の流産のこともあるし
養生後妊娠されてお空に変える命もあります。

統計上
病院で確認された妊娠の15%前後が、
妊娠した女性の約40%が流産しているとも報告されていて
その8割以上が妊娠12週未満の早期の流産です。



心身ともに悲しみでいっぱいの中
できることはまず体を整えること。
心が整うのにはやはり時間が必要です。
だから先に体を整えるんです。



流産後の体は産後と同じ。
受精、内膜への受胎に栄養やエネルギーを
沢山使っているので
まずは①気力体力を養う事が先決。

それと同じくらい大事なことは
流産後に開始した生理で
②子宮を綺麗にリセットすること。

そして次の妊娠・出産に備えて
③流産予防の処置をすること。

この3つの目的を合わせて
私は流産ケアと呼んでいます。

③の流産予防のケアには
「帯脈(たいみゃく)」を用います。



この帯脈って
12本あるメインの経絡と
8本ある補助的な経絡
合わせて20本ある経絡の中で
唯一ベルトのように横向きの
経絡なんです。

そしてこの経絡があるのは
肋骨部部から始まって
文字のごとく
浴衣や着物の帯のように
腰を一周しています。

帯脈は
上下に走るほかの経絡を結び束ねる役割があり、
特に腰から下の経絡は
この帯脈にぎゅっと吊り上げられることによって
正常な位置を保っているのです。


また生殖器系と関わりが深い肝経、
生殖機能や成長ホルモンと関りが深い腎経と
結びつきが深いため
この帯脈の機能が正常に働いているかどうかが
妊娠・出産には非常に大事になってくるのです。

文献には帯脈の機能失調がおこると

①吊り下げる力が不足しする。つまり胎盤を固定できず
胎漏(流産)が起こる。
また子宮が下陥すると子宮脱が起こる。

②おりものに異常が現れる
と2種類の下陥症状が発生すると言われています。



帯脈への治療の際、私はここのツボを使います。
ご自宅でセルフお灸をされるかたは
火傷や衣服を焦がさないように気を付けて
施灸なさってください。


おりものに異常がある、
(分泌が常に多い、まったく出ないなど・・・)
流産後なかなか妊娠に至らない
そんな方も試してみてください!!


初期の流産は
「よくあること」「お母さんのせいじゃないよ」
と言われますよね。

確かにそうなのですが
一度宿ってくれた我が子を
そんな風には思えないですよね。
どうしようもないと分かっていても
心がついていかない。
自分を責めてしま方も
多いのではないかと思います。

だから
できることを最大限して
新た命が宿る時を待ってみてはどうでしょうか。
つぎは出産まで一緒にいられるように
母体の「持ち上げる、束ねる力」を養いましょう。

これが鍼灸師ができる流産後のケアです。
帯脈治療には漢方も有効だと思います。

出来ること、まだありますよ!!
まずは体から
整えてみてください。

鍼灸師 yuka



2022.06.29妊活の第一歩目

こんにちは。
北摂・豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン 
ルリエ鍼灸院です。

なんと、あっという間に
梅雨が明けてしまいました・・・。

雨は洗濯物が乾きにくいし
長く続くと嫌になりますが
ここまで短いと心配になりますね(^△^;)


さて、妊活の第一歩目は
なんだと思いますか?

通院?検査?
それも大事ですが
自分の体力状況を分析することです。
その大事な項目の一つが
【倦怠感】です。

倦怠とは
「疲れて動きたくなくなるという自覚症状」
のことだと、教科書には記されています。

全身・両足の無力感
局所のだるさ
視力低下
眼精疲労
思考力低下
など、だるさだけを指すものではありません。

しかし
この倦怠感は多くの場合
異常なしとして自律神経失調症などに
分類されることが多い。
だからだるさを軽減させる治療薬なんて
ありません。

さてこの倦怠を東洋医学でみると
原因として挙げられるものは次の通り。

・産後や病気の治療などで気血が
回復していないもの
・五労(歩く、見る、座る、臥す(寝る)、立つ)
七傷(怒る、喜ぶ、思う、憂い、悲しみ、恐れる、驚く)により
気血を損傷しているもの
・飲食不節により脾胃虚弱となり痰湿が溜まっているもの
・心労により神気を損傷しているもの

簡単に言うと
心が大きく動きすぎているときや過労、
元気の源の気血を補充できていないとき、
心労が解決できないままのときに
倦怠感として現れます。

つまり心や体が栄養失調になった状態。
倦怠感も病なのです。

だからまず妊活を始めるときには
倦怠感の有無や
その原因はどこから来ているのかを
自己分析するのです。

栄養失調の状態では
身体は赤ちゃんを育ててる場合じゃない、
そんなことしたら自分が死んでしまう、と
脳や潜在意識から妊娠をブロックしてしまいます。

だから
これから赤ちゃんをお迎えするにあたり
「倦怠感」という症状は
きちんとケアに当たらなければなりません。

◎朝起きたときにすっきりしているか
(疲労感はないか)
◎日中眠くならずに過ごせるか
◎基礎体温は大きく変動していないか
などチェックしてみてください。

治療にはまず倦怠感の原因を探ります。

①脾胃虚弱による場合:
手足の無力感、食後のだるさ、食欲不振
息切れ、おなかが張る

②痰湿(湿気)による場合:
力が出ない、動くと息切れする
下肢のむくみ、寒がり

③心労による場合:
情緒低迷(落ち込みやすい)
抑うつ、精神疲弊、無気力、突然の脱力感
不眠、夢が多い、疑い深くなる
考えすぎる、胸脇部の脹痛

そして治療は
脾胃を元気にする⇒気血を作る
をベースにして
それぞれの症状に合わせてつぼをチョイス★

ベースに使用するツボの中でも
おススメなのは「関元」。

元気を補い、吸収機能を促進する働きを持ちます。
また、子宮の上に位置するので
妊活コースの方にはマストなツボです。


もちろん
既に妊活をスタートさせているご夫婦も
自己の見直しは大切。

赤ちゃんのエネルギーに負けないように
自分の体の軸を見直して
エネルギーの余力を作ることが大事です。

あなたの妊活も
きっとうまくいきます!!
応援しています。

鍼灸師 yuka



2022.05.13クリニック治療成績の開示について思う事、サロン5年間のデータ

こんにちは。
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

先日主人に言われて気が付きました・・・
「あ、5年前の今日プレオープンしてるで」と。

実は本オープンの記念日に向けては色々準備しているのですが
そっちに気が向いてしまっていて
プレオープンした日についてはすっぽり抜けていました・・・。

4月から不妊治療の保険適用が拡充されて
不妊治療クリニックの患者さんが増えた!と聞いています。
皆様の通われている病院はどうですか?

やはり人工授精においても体外受精においても
保険適用になったことで
費用の面ではかなりストレスが減るのではないかと思います。

それに伴って、不妊治療クリニックでの治療成績の公開を求める声も多い。
ですが・・・
これって治療経験者であれば分かってもらえると思うのですが
すっごく難しいことだと思うんです。

確率とかデータって、「統一した条件」で計算するじゃないですか。
でも不妊治療って使う薬もその人の年齢も、ホルモン値も卵巣年齢も
じゃあ何時に寝てるか、通勤時間は何分掛かるか、
第1子の妊活なのか、第2子なのか・・・
栄養状態は?月経周期は何日なのか。などなど・・・
と絶対に条件を統一できないですよね。

どこまで条件を統一させるのかってすごく難しいと思います。

より成績がいい病院で治療したいと思う気持ちは心の底から分かります。
1日でも早く妊娠したいもんね。

だけどそれは中々難しいのではないか、というのが私の考えです。

と、いうのを踏まえた上で5年分のサロンのデータを出してみようと思いました。

至ってシンプルな条件になります。
細かい条件統一はできません・・・ごめんなさい(;_;)

・妊娠率(オープンしてから5年間に2回以上妊活サポートで来院された人数の妊娠確率)
・妊娠まで(陽性判定・妊娠検査薬陽性)の通院期間
・妊娠した周期の治療ステップ


《妊娠率》
・70.3%
大体3人に2人は妊娠に至っている、という結果でした。


《妊娠までのケア期間》
・ほとんどの方が半年で妊娠判定陽性
・1年以上の方は途中妊娠陽性が出ましたが初期流産された方
・1周期1~2回のケア回数(タイミング法・人工授精法)
・体外受精の方の採卵周期は採卵当日までに1~2回程度のケア
・体外受精の方の移植周期は移植当日までに1回、移植後は相談してもう1回程度

結果が早く出るのはとりあえずでも、なんとんなくでも生活をガラッと変えて、
徹底して体の立て直しをされる方が多い印象です。

《治療ステップ》
・割合的には自然妊娠が多い
・体外受精で妊娠された方の移植回数は1~3回でした

グラフ化などしていませんが、ご職業としては
・現役看護師
・現役保育士
・現役助産師
・現役薬剤師
・元看護師
・元保育士
・元助産師
・医療関係の受付事務
・現役美容師
・元客室添乗員
・現役介護福祉士
・元ライター
・在宅ワーク

と、不思議なことに交感神経をたくさん使うお仕事をバリバリしている、
またはしていた方がほとんどです。
妊活のためにお仕事を辞めた、という方も一人ではありません。



最後に当サロンにお越しいただいた方のコース比率はこんな感じでした。

妊活サポートをメインとしていますが、実はマタニティケアの割合と同じくらい一般の方も多い。
更年期ケアや生理痛ケア、そのほかにも体のメンテナンスでご利用いただいています。

異常が5年間分のデータでした。
いかかでしたでしょうか。
次はまた5年後、統計出してみたいと思います。


前述したとおり
妊活のためにお仕事を辞められるor変えられる方もいらっしゃいます。

その覚悟を私も一緒に背負う気持ちでサポートしています。

仕事をやめて正解だったと思ってもらえるように
わたしも治療結果にこだわっていきます。

そして鍼灸を取り入れてよかった!と喜んでもらえるよう、
鍼灸大好き!と好きになってもらえるように
これからも鍛錬して参ります。

鍼灸師 yuka