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2018.11.13貧血の原因になるもの

こんにちは。

豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

 

数値上は大丈夫。問題ない。

だけど隠れ貧血って方、結構多いです。

 

ここ最近の事例として、問診の際、貧血項目はひっかかっていませんと仰っていますが

体を診ると「ほんとに?」というパターンが続きました。

 

本人の自覚症状としても現れているし、

目の下まぶたをべろっとめくると真っ白だとか、

眠ってもからだが怠くてすっきりしないとか、

生理前になると頭痛がするとか。

 

そんな方は貧血検査の項目はひっかかってなくても

追加して検査してもらう【フェリチン】という値は貧血を示すと思います。

 

検査は言わないとしてもらえないし、実費扱いになるのでわざわざしなくても良いのですが

「貧血の検査は異常ありませんでした」となっても、中には隠れ貧血の方もいると心にとめておいてくださいね。

 

 

さて貧血になる要因は簡単にまとめると「鉄不足」ですが、不足する原因は1つではありません。

食事の内容に鉄の原料である栄養素が足りていないのか、

鉄やその他の栄養素を消化・吸収できる胃腸ではないのか・・・。

 

貧血を東洋医学的な言い方をすると「血虚(けっきょ)」と言います。

東洋医学でも血虚の原因として胃腸機能の低下を挙げていますが重要なのは

・けがや手術による血の損失

・長い期間の闘病による血の損失

という項目。

 

 

怪我や手術による血の損失・・・。

そう、流産による子宮内膜掻爬手術も血を大量に失う要因なのです。

大きく言えば不妊治療のために通うクリニックも、クリニックで飲む薬も検査も長きに渡れば血を損失する要因となってしまうのです。

 

 

じゃあどうすればいいのか。

掻爬術を受けたら、最低半年間しっかり体を休めないといけません。

仕事があって休めないというかたは少しでも体を回復できるように就寝時間を早めたり、細胞の修復を活性化させる酸素カプセルに入りに行ったり工夫してください。

不妊治療が長期に渡っていたら、毎回の食事内容を見直してもっとたんぱく質・ビタミンを体に補給してあげましょう。

もし食べる量が増えてお腹が張るようなら、胃に負担がかからないように調理法を工夫して体が吸収しやすいようにしてみましょう。

 

 

自分の体を変えられるのは自分だけですから、他の人と比べずに試行錯誤、これしかありません。

 

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2018.11.02妊娠中に気を付けること

こんにちは。

豊中少路 不妊鍼灸専門・ルリエ鍼灸院です(^^)

 

本日ご来院の患者様はマタニティケアの方でした。

やっと安定期に入りわたしも一安心です。

しかしこの方は脾の妊娠維持力の弱さと反対に、とてもアグレッシブに行動される方なので、出産まで気を抜くことなく更にそろーり生活をお願いしております。

妊娠中の過ごし方の注意は細かく言えば言うほどたーーーくさんあります。

 

火傷に気を付ける

ホラー映画や、グロテスクな映画は見ない

「したい」気持ちを優先して、「したくない」ことは避ける

足首を冷やさない

砂糖の摂取を控える

 

言えばキリがないですが、とにかく「穏やかに過ごすこと」が1番です。

火傷もホラー映画も体にはショック(衝撃)を起こさせますので、

赤ちゃんがびっくりして逆子になっちゃったり、神経過敏な子供になってしまいます。

 

このショックとは、精神的なショックのことも含まれます。

友達の赤ちゃんが30週ごろに逆子になり治療しましたが、話を聞いてみると旦那さんの嘘がバレて、精神的にショックを受けた後ということでした。

嘘みたいですよね~?(^^;

 

病院のお医者さんはきっと関係ない、と仰ると思います。ですが色々な視点で探ってみると「精神的ショック」は逆子の誘因になるのです。

これは論文には載せられない鍼灸師の一人言(笑)

 

 

さて、ゆったりと過ごせていない・動きすぎているという1番分かりやすいサインとしてはお腹のハリがあります。

 

お腹のハリは子宮が収縮を起こすことで起きますが、

出血があったり生理痛のような痛みを感じるときは、すぐに病院へ連絡しましょう。

 

緊急性がないので自宅待機と言われた場合は、ゆっくり横になって出来れば目を閉じて休んでください。

子宮の筋肉は平滑筋という自分では操作できない筋肉。

何よりリラックスして休むことが子宮の収縮を抑えます。

 

お腹がはっている、もしくははっているのに気付かないママの治療はお腹は触りません。

まず背中(肩甲骨)を緩めて呼吸を深く出来るようにして、そして脚を温め、とにかくリラックスしてもらいます。

 

 

妊婦さんって本当に大変なんです。

自分のことだけじゃすればいいのではなく、赤ちゃんのことも考え、家族のことも考えなければなりません。

だからこそ、マタニティケアは必要です。

頑張る心と体を休ませてあげてください。

 

みんなが無事に出産を迎え、赤ちゃんに会えますように。

微力ながらお手伝いできればと思います。

 

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2018.10.28もうすぐ冬!

こんにちは。豊中少路・不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です(^^)

私の周りの友人ではおめでたラッシュです。

「実りの秋」である時期は、やっぱり妊娠報告も増えますね♬みんな、おめでとう~!!

 

 

さて「実りの秋」もあと一か月ほどで終わり、暦の上では冬へと変わっていきます。

冬は「実り」とは違い「蓄える」時期となります。

なんだか太りやすくて脂肪がつきやすいのも冬ですよね(^^;)

脂肪はあまり蓄えてくないものですが・・・しかし、冷たい外気から体内の熱を守ってくれるのも脂肪ですから。

きちんとした人間の防衛本能ですね。少なすぎるのも体には良くありません。

 

脂肪にしろ何にしろ、この冬に「蓄える」べきものには色々あります。

 

冬という季節を東洋医学でみると「腎」と結び付きます。

腎といえば性ホルモン・成長ホルモンの働きを持ちます。

妊娠を継続できるだけの元気な体と、元気な卵子、ふかふかの子宮を作るのにとっても大事なホルモン達です。

腎の力(腎力)を蓄えられる冬の季節を味方にして、あなたの妊活を実らせましょう!

 

冬の妊活ポイントは「太陽と月と一緒に生活する」ということ。

冬になると太陽は沈むのが早くなり、月が出るのが早いですよね。

=(イコール)昼間が短くて、夜が長い。

 

つまり暗くなったら早く寝る(今まで以上の早寝)、朝は太陽の光を浴びる、という生活リズムをしましょうということです(^^)

 

この性ホルモンと成長ホルモンは睡眠中に沢山分泌されることはよく言われていることですが、

人間の体は寝ている時だけに性ホルモンや成長ホルモンを分泌しているのではなくて、外が暗くなり、それが視界から感じられると分泌が増え出すのです。

ということは、冬は夏に比べて分泌時間が長いということっ(*^^)v

 

また女性にとってとても大事な「血」は、夜作られるともいいます。

食べたものは胃で消化して、腸でその栄養を吸収していきますが、これらの消化・吸収の働きはリラックスしているときや寝ているときなど、副交感神経が働いているときに活発に働きます。

 

【冬の妊活ポイント】

・早寝で妊娠力と血を作る

・朝の日光浴

・黒い食材を食べる

・足首を冷やさない(腎臓のツボの道は足首を通ります)

 

ざっとですが、冬は上記のことをポイントにして取り組んでみてください。

詳しくお聞きになりたい方は是非サロンまでお越しくださいね~(^^♪

 

 

働く女性にとって早寝はなかなか高いハードルかもしれません。

今までより2時間早く寝る!は急には出来ないと思いますので、今日は15分早く寝よう、今日は30分早めてみよう、と早く寝れる工夫をしてみてください。

 

私は早寝を初めてから朝がすっきりと起きられるようになったので、朝早く起きて朝ごはん・夜ごはんの準備をしてしまいます。

そうすると、仕事を終えて子供を迎えに行って、18時ごろ家に帰ってきてからご飯の準備をする必要がなくなったので、就寝時間は娘と同じ20時前後です。

20時以降はメールやLINEの返信ができませんが、朝が早い分仕事には影響ありません。

自分の工夫次第で早寝って案外できてしまうものです。

あなたのペースややり方で大丈夫です。少しずつ変えてみてくださいね(^^)

 

冬は腎力を蓄える季節!冬の間にたくさん蓄えましょう!

そして来年、赤ちゃんに会えますように。

 

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2018.10.222人目妊活のコツ

こんにちは(^^)

豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

 

先日、娘からの突然のプレゼントが。

さっそく施術室に飾ることにしました!

 

あたたかいオレンジの色は、傷付いた心を癒し元気にしてくれ

優しいピンクの色は女性ホルモンを整えてくれるカラー効果があるみたい。

患者様はみんな女性であることを、娘は知ってくれているのですね。

ありがとう。

 

さて、当鍼灸サロンに脚を運んで下さる女性は30~40代前半の方がほとんどです。

コースとしては不妊鍼灸専門としているため、やはり妊活目的の方が多く、1人目よりも2人目のお子様の妊活治療として来られます。

 

2人目の妊活って、色々な意味で難しいですよね。

 

妊娠するって色々な要素が絡まりあう、というのが私のイメージなのですが

2人目の妊娠って更に複雑に絡み合ってるような気がします。

 

2人目の妊活を長引かせないための1つ確かなことは、1人目を妊娠中から栄養を蓄え、睡眠を取り、栄養失調・疲労蓄積の体を作らないことだと思います。

 

妊娠中にせっせと摂取した栄養はお腹のなかの赤ちゃんを育てる方に使い、外の世界に生み出す瞬間には体中のエネルギーを使い果たすのです。

そして出産によって栄養とエネルギーを使い果たした後、ゆっくりと休む暇なく子育てが始まります。

産後、甘いものが無性に食べたくなって毎日食べてしまうのも栄養失調の状態であるからなのですが・・・

ここから更に甘いものを毎日食べて腸の炎症状態を引き起こしてしまうと、体の回復に必要な鉄を含む栄養が吸収されず、体はずーーーっと栄養失調の状態のまま。

 

そんな事になっているのに気付かずに妊活を再開。

あれ?排卵が出来てない。

あれ?高温期が続かない。

あれ?基礎体温が一層しかない。

当たり前ですよね。

これでは長引かせてしまいます。

 

夜泣きがある時期はまとまった睡眠がどうしても取れなくなりますが、

栄養は自分の心掛け次第で大きく変わります。

 

「今」、2人目は考えていなくても数年先は分かりません。

1人目を妊娠中から体を整えることは、決して無駄なことではありませんよ(*^^*)

2人目を望む、望まないの選択は後にして是非妊娠中からのケアを。

 

あなたの妊活も実りますように。

 

 

 

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2018.10.09瘀血って何やの

こんにちは。

豊中少路 不妊鍼灸専門院  ルリエ鍼灸院です。

 

今日は生理についてのお話です。

「生理」というものは女性の体のバロメーターと言いくらい、体の状態を映し出してくれます。

妊活をしている方だけではなく、生涯に渡って体の状態を教えてくれる大切なものです。

 

周期が短い、排卵までが長い、出血量が多い、生理痛がひどい・・・。

血の塊が混じる方もいらっしゃいます。

大きさは小さいものから大きいものまで人それぞれですが、大きな病気が隠れているサインかもしれません。

 

日本産婦人科学会は正常な生理について次のように定義しています。

◆生理周期:25~28日

◆出血持続日数:3~7日

◆出血量:20~140ml

◆随伴症状:日常生活に支障のない経度のもの

 

血の塊が混じることは西洋医学的に診てもよろしくはないということですね。

血の塊と一緒に出血が多い方(月経過多)や、生理痛が強い方は子宮筋腫などの病気が隠れていることもありますので、診察をおすすめします。

 

さて東洋医学では血の塊を「瘀血(おけつ)」と呼びます。

体の中の血が異常を起こし集まって固まってしまった(凝集した)ことによる病理産物なのです。

 

<主な原因>

①栄養失調や病気による疲労(脾性)疲れにより血管内の血を押し出すことができていない

②ストレスによる疲労(肝性):ストレスから気を停滞させてしまい、それが血液にまで及ぶ

③冷えによるもの:冷えにより血脈が拘急(ひきつられて)、血が凝滞してしまう

④熱によるもの:熱により血が煮詰まってしまい、潤いがなくなってしまった

※発熱とは違います

⑤血脈の損傷:けがや病気によって出血した、血が熱を帯びてしまい経脈を無茶苦茶に進んでいる

 

体内に瘀血を生じると、その部分は押すと痛みを伴います。

お腹チェックの際に痛みがあるところは、血の運行がスムーズではなく瘀血を作ってしまっている可能性がありますね。(お腹チェックはこちらから

 

体の特徴としては、静脈瘤がある、生理痛がある、

また性格的にちゃかちゃかと行動する人、スムーズに物事を進めたい人、すぐに解決しないことを延々と考えてしまう方に多い。

つまり真面目過ぎる方、頑張りすぎてしまう方、です。

 

 

ですので瘀血治療の難しいところは、瘀血を作ってしまっている原因が疲れからなのか、イライラストレスからなのか、冷えからなのか、

沢山の原因がある中から、人それぞれで異なる原因を探っていかなければならないところです。

 

 

 

ストレスや精神的疲労が原因の人は「太衝」や「曲泉」や「中封」

冷えや疲れが原因の人には「公孫」や「三陰交」や「血海」

熱による人は「熱を冷ますツボ」

などを組み合わせて使ったりもします。

 

あとオススメは吸玉(カッピング)です!!(^^)

私もちゃかちゃか動きたいくせに細かいところが気になる瘀血タイプの人間なので、かかりつけの鍼灸師の先生のところで月イチ治療していただいております。

光の加減や、角度が若干違いますが(^^;)

はじめは青紫でしたが、3カ月すると色味がだいぶ変わりましたよね。

興味ある方はお近くの鍼灸院で是非試してみてください。

 

あくまでわたしの持論ですが…瘀血治療については漢方薬を飲むほうが早い気がします(”_”)

 

女性にとって生理を整える、ということは元気な体に直結していきます。

閉経前後はさらに体の変化も加速していきますので、妊活をされている女性だけではなく、

じきに初潮を迎えるお子様から子育て真っただ中の女性、子育てが一段落した女性みんなに必要なことです。

 

ご自身の体のサインを見逃さないでくださいね。

 

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12月まではこちらでも診療しております↓

大阪市北堀江 柔之道整骨院

 

 

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2018.10.02夢見と不妊

こんにちは。豊中少路の不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

台風が去って、気持ちの良いお天気ですが・・・まだまだ復興が遅れている地域もありますし、心配ですね。

今年は本当に台風や地震などの災害が多いです。

 

さて10月になりました!季節が夏から秋に変わり、熱さで寝苦しかった日々から寝やすい季節になりました。

みなさま涼しくなってぐっすり眠れていますか?

妊活カウンセリングでは睡眠の状態(入眠はスムーズか、夜中にトイレで起きることはあるのか、夢は見るかなど)を詳しくお聞きして、体の状態を読み取る情報にしています。

 

睡眠は身心の休息・細胞の休息に深く関わる時間ですが、卵胞を育てるために大切な成長ホルモンを分泌する時間でもあります。

そして睡眠中はレム睡眠ノンレム睡眠の2つの状態を1セットとして、明け方くらいまでに4~5セットを繰り返しています。

レム睡眠中は眠りが浅く、脳は働いている状態。夢の多くはこのレム睡眠中に見ています。

ノンレム睡眠中は眠りも深く、脳の働きも休んでいるサイクルの時です。

 

 

 

 

「睡眠」を東洋医学的な観点から診ると、血を作る時間・陰を作る時間となります。

就寝時間が遅かったり質の良い睡眠が摂れないでいると血と陰が不足し、排卵までの日数が短くなったり、低温期の基礎体温がピョコピョコと跳ねたりします。

 

夜眠ることは体を休めるだけではなく、妊活女性にとって大切な「血」と「陰」を作り出す時間ですので、

夢を見ることが多い・何度も目が覚めてしまうなど、ぐっすり眠れていない状態であればしっかりと改善しなくてはいけないポイントです。

 

夢を見ることが多い状態のことを東洋医学では多夢(タム)と言います。

東洋医学的に掘り下げると、多夢は「」と深く関係しますので、夢が多かったり、夢の内容を覚えているという状態からは心の機能失調が考えられます。

 

心が病むと不安が強くなったり、情緒不安定(心神不安定)となり、不眠や多夢など睡眠に関係する症状が出てきます。

心を安定させることが睡眠状態を改善するためのポイントの1つです。

 

<心を安定させるためのポイント>

①貧血ケア

⇒精神の安定にはが不可欠。食事やサプリから、鉄をしっかり摂りましょう。

②陰ケア

⇒陰を補ってくれる時間(睡眠時間)を長く取ることで心の興奮を抑えてくれます。

眠れなくてもOK!!部屋を暗くして、目を瞑って横になりましょう。

夜中に何度も起きてしまうのは脳と体の興奮と疲れのサインです。

 

サロンでは精神的な緊張や不安が続く方には、私はいつも左手に心のお灸(掌の真ん中・手首の皴の真ん中)をします。

妊活に対して不安が高まり考え込んでしまうのであれば、心配事を探すよりも赤ちゃんと過ごす楽しい未来を考えてみてはどうでしょうか。

そして妊娠できない=赤ちゃんを育てられる体調ではない、ということを受け止めて体を作り直しましょう。

生理を整える、基礎体温を整える、睡眠を整える、メンタルを整える・・・

赤ちゃんを迎えるためにやるべきことはまだまだあります!

お薬を飲むだけが妊活ではないのです。

 

あなたの妊活が実りますように。

 

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2018.09.27採卵に向けた鍼灸治療スケジュール

こんにちは。

豊中少路 不妊鍼灸専門ルリエ鍼灸院です。

秋も深まってきましたね♬この時期は朝も日中も過ごしやすくて大好きです(^^)

 

さて、先日体外受精の移植に向けた採卵時期の鍼灸治療についてご質問いただきました。

鍼灸治療スケジュールはクリニックの治療方針や、どのような卵胞刺激方法にするかで変わるわけではありません。

 

自然周期でもホルモン刺激周期でも、採卵までに2回程度となります。

まずは生理が始まって3~5目に1回、2回目は生理周期12日前後となります。

 

短期間に2回受けていただく目的は

・血流の循環を良くする=薬の効果を行き渡らせる

2・自律神経のバランスを保てるようにする=消化機能、免疫機能などを上げておく(副作用による体調不良予防)

3・副交感神経を優位にしておく=精神的なリラックス

 

体外受精を成功させるポイントは、

採卵前のみ鍼灸治療を行うのではなく少なくても半年ほど前から受けることです

 

 

なぜなら一つの原子卵胞が成熟し、排卵するまでには最低180日、およそ半年がかかります。

半年前のご自身の食事や生活、精神状態を振り返ってみてください。

 

SNSなどで不妊治療の情報をみるために夜遅くまで起きていませんでしたか?

3食、たんぱく質とミネラルのバランスが取れた食事がとれていましたか?

イライラやクヨクヨすることなく、穏やかに生活できていましたか?

半年前のあなたは、心身ともに元気いっぱいでしたか?

 

元気いっぱいだったなら、今周期に排卵した卵子も元気いっぱいのタマゴちゃんですね。

でも栄養も元気もカスカスの状態だったのなら、ヨレヨレのお疲れいっぱいのタマゴちゃんです。

 

元気いっぱいのタマゴと、ヨレヨレのお疲れタマゴ、どちらが上手く培養が進むかは言うまでもありませんよね。

お疲れが溜まっている体に移植しても、赤ちゃんは育てられません。

 

体外受精は高額な治療ですから、撃沈覚悟で挑戦するより少しでも体を元気にして、栄養をたっぷり蓄えて、1%でも可能性を高めてから受けてほしいと思います。

 

あなたの妊活が実りますように。

 

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2018.09.18不妊治療に鍼灸治療を併用するワケ

こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門  ルリエ鍼灸院です。

9月は連休が多いですね(^^)みなさま楽しんでいらっしゃいますか?

 

さて私たち鍼灸師ははり師・きゅう師の国家試験を受けるためにだいたい3年間くらい学校に通います。

そこでは鍼灸治療が理論的に確立されている医療であることを学びます。

以前までは、まだ西洋医学が主な日本では鍼灸治療は「おまじない医療」として広まっている気がしていましたが、最近は多方面で鍼灸治療がどのように体の免疫システムに働きかけるのかなど詳しく取り上げてくれていますね♬

鍼灸治療が不妊治療という「生殖医療」にも効果があるということも、妊活女性の間で広く知っていただけているように思います。

 

 

そこで質問(。・_・。)ノ

現在妊活に鍼灸治療を取り入れている方、これから行ってみようと思っている方、

なぜ行こうと思いましたか?

 

 

女性ホルモンのバランスが整って、妊娠体質になると聞いたから?

内膜の薄さが改善すると聞いたから?

冷え性の改善に効果があると聞いたから??

 

ぜーーーーーーんぶ正解です!

 

ですが、鍼灸治療がもたらす効果として大事なことがあまり知られていません。

その効果とは【妊活を続けられる体づくり】です。

 

クリニックでの不妊治療では、ほとんどの方が何かしらのホルモン剤を飲みます。

卵胞を育てる薬、着床を助ける薬、高温期を維持する薬、排卵させないようにする薬…

検査上、特に異常がない方でも薬を飲むことになります。

現代の不妊治療は、薬を飲みながらタイミングを取ったり、ステップアップしていくのが流れです。

 

ただ、その結果卵巣が腫れてしまったり、頭痛や吐き気が起こり、普段通りに過ごせなくなったり、妊活自体をストップしなければならなくなったりします。

妊娠するため!と飲んだもので妊活をストップしなければならないなんて悔しいですよね。もどかしい。

 

元気な体とはー

・毎日美味しくご飯が食べられる

・毎日ぐっすりと眠ることができる

・クヨクヨ、イライラせずに笑って過ごすことができる

 

当たり前の事が、当たり前にできる体のことです。

 

消化機能がしっかり働き、栄養を食べ物からたっぷりと吸収し全身の細胞へ行き渡らせる。

そして元気いっぱいの体になる。

 

薬の副作用に、心も体も左右されずに不妊治療や妊活を続けることができる。

小さな事に感情が振り回されず穏やかに笑えるようにする。

その手助けを出来るのが鍼灸治療なのです。

 

体外受精を考えていらっしゃる方、

薬の副作用が辛くて通院を辞めてしまった方、

もしくは薬を飲むことがストレスになっている方、オススメですよ\(^^)/

 

あなたの妊活が実りますように。パワー送りますね!

 

2018.09.16妊活女性のお腹のチェック

こんにちは(^^)

豊中少路の不妊鍼灸専門   ルリエ鍼灸院です。

今回は、治療の際に私が取り入れている「お腹チェック」についてお伝えしたいと思います!

妊活中の方におすすめですが、産後の方でもそうでない方にもお勧めのチェックなので、是非チェックしてみてください。

 

 

<チェック方法>

①まず、仰向けに寝てお腹に力が入らないようにします。

②人差し指~薬指の3本を使って、ゆっくりと各エリアを押していきます。

③チェックエリアに沿って、押して痛みを感じるところ、押して気持ち悪いところ、押しても硬くて指が入らないところ、逆に力がなくズブズブと指が奥まで入っていくところがないかを確かめていきます。

 

<①②⑥エリア・・・ストレス反応>

①、②エリアは胃や消化器系に、⑥エリアは肝臓に関係する場所です。

押して痛みがある、もしくは押しても硬くて指が入らない方は、体にストレスが溜まっていたり、上手くリラックス出来ていないために呼吸が浅く、きちんと呼吸が出来ていない方に多く見られます。

不安や恐怖感が強い、小さなことが気になる、そういった精神的な要素でも硬くなるのがこのエリアです。

 

<③エリア・・・副腎反応>

副腎は左右の腎臓の上にあり、体内環境を一定に保ってくれる臓器。

 

二層になっている副腎の表面(皮質)からはコルチゾールというストレスから身を守ってくれたり、糖利用や血圧の調整を行うホルモンと、

アルドステロンという塩分、カリウム、水分のバランスを保ってくれるホルモンの2つが分泌されます。

 

中心(髄質)部分からはアドレナリンノルアドレナリンが分泌され、非常時の血圧の調整や、心臓からの血液を送り出す力を強めたり重要な働きを担っています。

つまり簡単にいうと私たちが生きるために重要なホルモンを出してくれているところですね(^^)

このエリアに圧痛などの反応が出るということは、ストレスや疲労が蓄積され体内環境がバランスを崩している、という見方をします。

 

 

<③(子宮)④(卵巣)エリア・・・生殖器系エリア>

まず東洋医学には瘀血(おけつ)という考え方がありますが、この瘀血が経絡(ツボの道)を詰まらせてしまうとその経絡に関係する働きが弱まってしまうのです。

 

このエリアの圧痛や押して不快になる感じは、生殖器系の不調や瘀血による詰まりを考えます。

また、左の③エリア辺りの圧痛は栄養血管の詰まりを示します。妊娠するためにはまず元気な体になること!元気な体になるためにはたっぷりの栄養が必要となりますよね。

栄養をしっかりと吸収して、細胞に行き渡らせるためにも、ここの詰まりはしっかりと治療をして取り除かないといけません。

 

 

 

子宝セラピーに来られる方には、特にこれらの「お腹チェック」をしっかりと行い、念入りにケアをさせていただいております。

お腹の反応が精神的なところからきているのか、臓器の機能低下からきているのかによって治療に選ぶツボは変わってきます。

 

ご自身でのケアはなかなか難しいと思いますが、セルフチェックとして取り入れてみてください。

「ストレスはない」とおっしゃる無自覚な方が結構いらっしゃいますが、体はそうではなくストレスを感じている場合も多いです。

体と心の状態を読み取ることが、元気いっぱいになって妊娠する道だと思います。

 

あなたの妊活が実りますように。

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2018.09.08胎児誕生と地球創世

こんにちは。全国各地で災害が続いていますね。

どうかこれ以上被害が拡大しないことを祈るしかありません。

 

さて、以前にこんな記事を見つけました⇒「受精時に上がる亜鉛の火花」

精子と卵子が出合い受精する瞬間に火花が出るのだそう。

2016年の記事ですが、とても感動してしまいました。

この記事を読んで思ったことは「地球誕生の瞬間みたい~((⋈◍>◡<◍)」と、いうことです。

どういうことかというと・・・

地球は137億年前、とても小さな小さな重くて密度の高い点が、閉じ込められたエネルギーの圧力に耐えきれずに大きな爆発を起こしました。いわゆる“ビッグバン”です。

ビッグバン発生後、宇宙の温度は1000億℃もの超高温になりますが、38万年経過し3000℃程度にまで下がります。

宇宙の温度が低下したことで水素やヘリウムなどの原子が誕生し、そこから爆発隕石の衝突を繰り返し太陽や地球が誕生し、そして生物が誕生していきますよね。

 

そんなわけで、この記事を読んでから私の妊娠のイメージは「宇宙誕生(ビッグバン)=亜鉛の火花」となりました。

普段と同じように過ごす中で、精子と卵子が上手く出会い受精した女性のおなかの中ではビッグバンが起こっているのです。

 

妊活女性・不妊治療中の方は、おなかの中でビッグバンを起こす準備をしないといけません。

爆発を起こして子宮の中に生命を誕生させ、十月十日という長い時間をかけて命を育むためにエネルギーをおなかに集中させるのです。

 

着床すると自分のDNAと他人であるご主人のDNAを融合させて、子宮内へと溶け込ますためにここでも沢山のエネルギーを必要とします。

2つのエネルギーがぶつかり合い、そしてつわりとなります。

 

それほど赤ちゃんを宿し、この世に誕生させるということはエネルギーとパワーを要するということなのです。

 

すぐに妊娠できる女性は、生殖エネルギーだけではなく他人のDNAを取り入れて自分に融合させる生命エネルギー自体が高いのでしょう。

妊活期間が長くなるということは体はどこかしら疲れている、ということ。

こんな方はジグザグの基礎体温グラフや、高温期が短くなる傾向があります。

 

妊活歴や不妊治療歴が長い女性は、赤ちゃんをその腕に抱くために、他の何かを手放して妊娠・出産に使う生命エネルギーを蓄えることを優先しないといけません。

 

そして子宮の中でビッグバンを起こすのだー!!

あなたの妊活が実りますように。

 

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