【鍼灸治療ってこんなもの】
鍼灸治療って・・・?のご質問にお答えしますね(^^)
Q:鍼を刺すとき凄く痛いイメージがあり、怖いのですが・・・
A:そうですね。血流が悪く筋肉が硬くなっているところに鍼が入ると「ずーん」という感覚があり、それが痛いと感じ苦手な方はいらっしゃると思います。
その「ずーん」は鍼灸用語で「得気:とっき」といい、体にとっては良い反応の1つです。
苦手な方はこの「ずーん」がないように調整しながら治療させて頂きますので、ご安心ください。
また注射針をイメージされる方も多いですが、鍼灸治療に使われる鍼は髪の毛より細いものを使っており、皮膚に入る感覚も非常に少ないです。
肩やお顔など、まずは1部分から試しをしてみてはいかかでしょうか。
Q:どれくらいの頻度で通えばいいですか?
A:月経周期や、不調を感じる場所の痛みの強さ・状態によっても変わりますが・・・
◆急性の症状(ぎっくり腰・寝違えなど)-できる限り間隔を詰めて
◆慢性の症状(肩こり・腰痛・関節炎・腱鞘炎など)-1か月に1~2回程度
◆妊活のための体質改善を目的とした治療-1か月に1回程度を半年~1年
◆マタニティ期や産後の治療-1か月に1回程度
◆美容鍼-噛み癖や生活の癖にもよりますが2~3週間に1度程度
あくまでも目安となりますが、ご参考になさってください。
当サロン・LuLie(ルリエ)では患者様の「自主性」を大切にしたいと考えております。
「行かないといけない」といった義務ではなく、「行きたい」と心や体が求めた時の感覚を目安にしてください。
もちろん体の状態を診て「〇日後・〇週間後に来てほしい」とこちらからお声をかけることもございますが、以降の来院についてはご相談次第となります。
Q:子供と一緒に行けますか?
A:はい、大丈夫です。
まだお座りが出来ない小さなお子様には、バウンサーやマット、赤ちゃん用のイスもご用意しております。
Q:行くときの服装はどうしたらいいですか?
A:普段の服装のままお越しください。お着替えもご用意してあります。
施術中は鍼をさす部分だけを出しますので、服を脱ぐことはございません。
Q:鍼を刺した後はすぐに抜くのですか?
A:鍼をさした後、すぐに抜く方法(単刺:たんし)と、そのまましばらく刺したまま(置鍼:ちしん)という方法があります。基本は15分ほど刺したままにしておきます。
Q:治療した日はお風呂に入っても大丈夫ですか?痕は残りますか?
A:はい、大丈夫です。鍼をした当日も普段通り生活して頂けます。
基本は跡が残ることはありませんが、ごくまれに刺した部分に皮下出血ができることがございます。1週間ほどで吸収され消えていきますのでご安心ください。
鍼灸治療って、どんなことをするか未知の世界ですよね。
少しでも不安なことや、聞いてみたいことがあれば、お気軽に問合せくださいませ。
2017年6月29日12:47 PM | カテゴリー : ご質問, マタニティ期, 不妊治療, 治療, 産後
不妊治療に鍼灸治療が効果的だと知り、取り入れてみる方は多いと思いますが、
効果が出やすいタイプとそうではないものがあります。
検査でも特に原因がみつからない「機能性不妊」に対しての治療効果は良好とされています(学生だった頃の教科書にはそう記されていました)。
しかし原因がはっきりしている「器質性不妊(卵管狭窄・閉塞、卵管周囲癒着、頸管炎・子宮奇形など)」に対して治療の効果は落ちるとされおり、
ご自身の状態が鍼灸治療の適応となるのかどうか、まずは知ることが大切です。
私は西洋医学で原因がはっきりとわからない「機能性不妊」のかたへ、特に鍼灸治療をオススメします。
理由は3つあります。
①オリジナルの体質改善
子宮や卵管・卵巣など臓器だけに原因を探しません。
全身の状態を診て、お一人お一人の体質やその時の状態に合わせて全身から変えていきます。
例えば特に原因が見つからないにも関わらず、妊娠にいたらない方の場合。
東洋医学では更に細かく考えていきます。
妊娠に至るために必要な体のエネルギーが足りていないのか、血流が悪く温かい子宮内膜が作れていないのか、
着床を邪魔をするものがあるのか、など体の状態や体質を読み取り、アプローチ方法や治療方針を考えていくのです。
②副作用の不安がない
治療後に「眠気」や「だるさ」を感じることがありますが、これは副作用ではなく副交感神経(リラックスするときの神経)がよく働くようになるためです。
もちろん「合う・合わない」はありますが、服用後の眠気とは違いますし、吐き気や頭痛などの不調も伴いません。
私はクリニックに通っていたころ、黄体ホルモンを増やす薬の副作用がとてもストレスになり、3周期ほど飲んでやめてしまいました。
鍼灸治療は薬のような副作用のストレスなく、続けて受けて頂けます。
③体の総合力を高める
不妊治療で処方されるホルモンの薬はもちろん妊娠するためにドクターが処方してくれるものですが、
それは黄体ホルモンを高めるだけだったり、排卵をさせるためだけだったり、ピンポイントの効果のものです。
鍼灸治療は体の総合力を高めるような治療で、その結果、妊娠力を高めることができます。
これが、私がオススメする理由です。
特に異常がないものに対して薬を出すことは出来ないため、西洋医学ではそれ以上アプローチできないのです。
そして「西洋医学&東洋医学」の併用がよりオススメです。
ある名古屋の大学病院の研究結果によると、西洋医学と東洋医学の両面からアプローチしたグループの方が、妊娠率が高まったということです。
まずはエコーや造影剤による検査をして、器質的な原因がないのかを検査してもらいましょう。
ただ原因が明らかになっている器質性不妊の中でも
◆子宮内膜が排卵時期にも薄い
◆多嚢胞性卵巣症候群
◆黄体機能不全
などは鍼灸治療により改善していけるものです。
薬のようにすぐに効果が出るものではなく、時間をかけて体質を変える治療にもどかしくなるかもしれません。
ですが、妊娠できるということは、妊娠を維持できる力があるということだと思います。
産まれてからの何十年間の生活で作った体質を戻し、妊娠を維持できる力を作っていくには、やはり時間が必要なのです。
もしも今、妊活のために食事や生活も見直して、クリニックに通い続けて、
そんな生活に疲れてしまっている方がいらっしゃるならば、鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。
妊娠を諦めずに、でも少しだけ心の力を抜いて、クリニックでの治療を続けられるきっかけになるかもしれません。
体質改善にオススメのベーシックコース
◆◆ご予約はこちらから◆◆
http://lulie-shinkyuin.com/online/calendar/
2017年6月27日12:03 PM | カテゴリー : 不妊治療, 治療
本日はビューティーバイキングというイベントで、美容鍼のブースを出店させて頂きました。
雨で足元が悪い中、沢山の方に来ていただき嬉しかったです。
ありがとうございました!
美容鍼というジャンルは、
私が鍼灸学生だった10年前に比べて、より確立されたような気がします。
モデルの方や芸能人の方の発信力のお陰ですね。
さて、なぜお顔に鍼をすることでお肌のトーンが明るくなったり、
小顔になったり、しみやしわが改善されるかご存知ですか?
どうして効果があるのか、知ってから施術を受けると更に効果があがりますよ!
お肌はミルフィーユのように組織が重なって構成されています。
基底層という層は、細胞分裂を繰り返し、新しい皮膚を作りだすところ。
つまりターンオーバーが行われているところです。
この層の下には『真皮』と呼ばれる層があります。
ここはターンオーバーに必要な栄養を送ってくれる血管があるところです。
鍼が皮膚の下に入ることで、この栄養を送り出す血管の血流が改善されるのです。
血流が改善されることで、乱れたターンオーバーが活性化されるので
・お肌がパッと明るくなる
・しみが薄くなる、予防できる
・肌質が改善する
といった効果が得られるのです。
なので当サロンは深くまで鍼をさしたり、電気を流す方法はしておりません。
表皮の厚さ0.2mm + 真皮の厚さ2~3mm を踏まえると、
鍼は3mm前後も入れば十分ですし、
電気を流さなくても鍼が入ることで血流が上がれば、
お顔の筋肉のコリも改善されるのではないかと考えております。
施術の方法は鍼灸師の先生によって違うので、
ご自身が好きな施術のタイプを是非見つけてくださいね。
マタニティ期はホルモンのバランスも変わり、ターンオーバーも乱れがち。
産後は化粧水をゆっくり浸透させる時間もないくらい、いつもバタバタします。
きれいなママでいたい、ママである前に女性としてキラキラしたい。
限られた時間だからこそ、効率的なケアをしましょう(^^)
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ご予約カレンダー
2017年6月25日10:15 PM | カテゴリー : 治療, 美容
【本オープンに伴いまして】
6月24日の本オープンに伴いまして、施術メニューや価格・予約人数を変更させて頂いております。
各メニューからご確認くださいませ。
一人でも多くの方の「癒しの光」となれますように
今後も精進して参りますので、よろしくお願い致します。
ladeis 専門 LuLie鍼灸院 楠田由佳
2017年6月21日10:37 PM | カテゴリー : お知らせ