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2021.01.25朝ごはん、食べてない歴何年ですか?その②

こんにちは!

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

東京に続き大阪にも再び緊急事態宣言が発出されました。

当サロンは去年緊急事態宣言が解除されてから1日に2名様のみとし、人数を制限して診療させていただいておりました。

引き続き1日の予約人数を絞り、感染予防対策を行いつつ診療していきます。

当サロンの感染予防対策についてはこちらをご確認くださいませ。

当サロンの新型コロナウイルス感染予防対策のついて

 

 

 

さて、ここからの本題は前回の続きです。

前回はそれぞれの栄養素の働きについてご紹介して、今と昔では女性が担っている役割が違うんですよ、というところで終わりましたね^_^

まぁ、とにかく忙しい。やることが多い。

なので多くの栄養素の中で私は特に「タンパク質」の摂取をまず実践していただいています。

やっぱりホルモンや血の材料を入れてほしいからです。

 

厚生労働省が公表しているガイドラインでは、1日50gの摂取を推奨しています。

もう一段階年齢を分け、活動レベルによって分けられたものをみると…もう少し推奨とする摂取量は増えますね。

私のサロンに来られる方は30代の女性が多く、看護師・保育士・客室乗務員・教師などハードワークな方がほぼなので活動レベルは“高い”と設定して考えてみます。

※適正体重から最低限必要なタンパク質量を計算する、というのもありますが今回は上の表を参考にします。気になる方は『タンパク質 適正体重から計算』で検索すると出てくると思います

 

摂取目標量74.8gは80gと考えて・・・。

80gを3食で割ると26,6666...割り切れないので27gにします。

27gを取ろうとすると鮭(1切れ)17.8g、納豆(1パック)6.6g、卵一個6.2gで目標の1食27gクリアです♪

(タンパク質量はこちらを参考にしてみました↓↓)

ただ74.8gは摂取推奨の最低ラインなのでまだまだ頑張って摂取してほしい。

私は初回のカウンセリングの際に朝食を聞きます。今までタンパク質の量が1食の推奨量をクリアされている方はいらっしゃいませんでした。

よくてヨーグルトやお味噌汁のお豆腐くらい。

毎日魚やお肉を摂る生活をされている方と、朝はシリアルや菓子パンだけという方の数か月、数年の積み重ねは大きいです。

あなたは朝ごはんにタンパク質を摂らなくなって何年ですか?

 

 

過多月経の方は毎月人よりも血の消耗が多いし、卵胞や内膜の成長が弱い方は原料となる材料が不足している可能性があります。

そういう方たちは自分の体は血が消耗しやすいんだ、ホルモンの原料であるタンパク質が足りていないんだ、ということをまず認識してみてください。

 

一方でタンパク質を増量したときに注意する点があります。

タンパク質の過剰摂取による内臓疲労、尿路結石のリスク上昇、カロリーオーバーなどです。

当然ですが体内では取り込んだものを頑張って消化して吸収しようとします。消化・吸収する量が増えるということはその分内臓への負担も増えるわけです。

疲れやすい方、胃が張りやすい方、便秘や下痢になりやすい方などはタンパク質の摂取量を増やしつつ胃腸機能のケアも必要になってきます。薬味などで消化を助けるにもいいでしょう。

水分摂取も忘れずに。

 

疲れやすい人、もともと胃腸機能が弱い方がランニングやホットヨガ、朝晩湯船につかる(半身浴)などを積極的に行ってダラダラと汗を流してしまうとより疲れてしまい、消化吸収機能も弱ってしまうのでそういう方はストレッチや散歩のようなゆったりとしたエクササイズを行ってください。

栄養の摂り方、そして胃腸のケアにご自身の体調に合わせた工夫が必要ですね。

 

 

 

昔は夜通し誰かの体を守る人は少なかったし(看護師、介護施設で働く方)、時差をまたいで世界中の空の上で大勢の乗客の命を守るお仕事はなかったし(客室乗務員)、毎日電車やバスに乗り時間をかけて通勤してまた帰ってきて家事・育児をこなすなんてこともなかった(少なかった)。

でも忙しくなった今だって、不規則な生活をしててもするっと妊娠される方もいらっしゃいますよね。どこが違うのか、と聞かれれば性格・仕事内容・どんなことにストレスを感じやすいのか、食事内容、胃腸機能の強さ、精神状況など。

するっと妊娠できる人は元気なんです。容量が大きい。

 

平成の子って足ながいよね~♪羨ましいわー!と私もテレビや街中ですらっとした女の子を見てはよく言ったりしますが、骨格はスタイリッシュになったとしても人間の体の中って全然変わってません。

どんなに時代が進んでも、家電やスイーツが進化しても私達の体はぜんぜんハイブリット化してない。

ちょっとのご飯で毎日元気いっぱいの栄養が取れるわけでもないし、2、3時間の睡眠で頭もお目めもスッキリ!めっちゃ元気だわ〜っとはなってないですよね。

睡眠時間が少ない日が続いたらどんどん小さなことでもイライラしてくるし、頭は働かないから要らないミスも出たり、生理がとたんに狂ったり…。

ハードな時代になった分、食事をおろそかにしていてはダメなんです。特に適当ななる朝ごはん。

方法がわからなかったら一緒に考えますよ!上手にサプリメントを取り入れて赤ちゃんをお迎えしましょう♪

 

By:LuLie鍼灸院 鍼灸師yuka

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◆妊活カウンセリングコース
<対面>120分/8500円(カウンセリング、鍼灸治療体験)
<オンライン>30~40分/5500円(ZOOMアプリによるカウンセリングのみ)※基礎体温、普段の生活や問診から体質診断、アドバイスをお伝えします)

◆妊活コース 60分/5000円
◆マタニティケアコース 30分/4500円
◆産後リカバリーケアコース 60分/6500円
◆ベビー・キッズケアコース(小児はりコース) 30分/1000円

2021.01.13朝ごはん、食べてない歴何年ですか?その①

こんにちは^_^

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

 

昨年の8月に診療を再開して12月までの5カ月の間に大体1カ月にお一人妊娠され、めでたく妊活コースを卒業されてきました。

この方たちはみなさん、ご自身のお食事(特に朝ごはん)を改善し、就寝時間を23時や0時から21時に変えたり、疲れさせないためにお仕事を休まれたりとご自身の努力と工夫で妊娠された方たちです。(*^_^*)パチパチ~♪

体力状況や性格のほか、お仕事内容や嗜好までだれ一人として同じではないので自分自身の体調に合わせた取捨選択が必要。

自分自身を疲れさせて神経をする減らしてしまっているものは何なのか。それは手放す(辞める)ことが出来るものなのか。

ドクターが決めるのではなく、ご自身で判断して動かないと体は何一つ変わりません。

 

 

薬を飲んでも卵胞や内膜が育たない、どこも検査では異常ないのにも関わらず1年以上妊娠しない、流産後次の妊娠に至らない。

色々な状況がありますが共通として「朝ごはん」に問題ありが多いです。

このことは以前にもブログで書きました(⇒ http://lulie-shinkyuin.com/online/2020/09/11/妊活がスムーズにいかない人の朝食/ ‎)

 

朝ごはん大事ですよ、というのは朝ごはんが一番大事というわけではなくて、朝・昼・夜の3食のうち朝ごはんがいっちばん適当率が高いからです ^^;)

食べてない、食べてもヨーグルトやパンだけ。

 

私は子宝コースに通う方には妊活・不妊治療中の体づくりの基本として以下のことをお願いしております。

◆朝から肉・魚を取り入れて⇒たんぱく質・鉄を摂取してほしい

◆21時には就寝してください⇒成長ホルモン分泌時間を少しでも長く確保&消化吸収時間の確保

◆基礎体温は計測してください⇒基礎体温は妊娠しているか、していないかを見るものではない。体力状況・神経緊張状態の把握のために必要な情報源

 

でもどうして朝からたんぱく質を摂るのか、なかなか妊娠できない体の特徴の一つとして「栄養失調」が挙げられるからです。

この飽食の時代に栄養失調?!と思われるかもしれませんが、冷えや貧血・食欲不振などはっきりと不調と認識されているものから、朝すっきり起きれない、入眠に時間がかかるなど一見関係のないようなことが基を辿れば栄養失調から来ていることがあります。

妊活をされているのであればすでに栄養素の働きについてご存じの方が多いと思いますが、おさらいのために一度皆さんで確認しておきましょう♪

 

【たんぱく質】

からだを構成する細胞の主成分。筋肉・爪・皮膚・臓器・毛髪・血液脳下垂体ホルモン・免疫抗体・遺伝子などを構成している。

エネルギー源としても利用される。

⇒脳下垂体ホルモンとは、甲状腺刺激ホルモン、成長ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞激ホルモン、プロラクチンなど他のホルモンと合わせて8種類のホルモンのこと。つまり、たんぱく質は卵胞を育てるホルモンや、排卵を促すホルモン、妊娠を維持するホルモンの原料なんです。

 

【鉄】

全身に酸素を運ぶ。免疫力を高める・正常な粘膜を保つ。

不足すると貧血・動悸・疲労・食欲不振・息切れが起こる。

⇒鉄が不足すると起こるのは貧血だけじゃないんですね~

 

【亜鉛】

酵素の活性化・免疫システムへの関与・たんぱく質を合成して細胞分裂に関与する。

精神面への関与も大きく、不足するとメンタルバランスが不安定になりうつ病のような症状もきたすこともある。

⇒細胞分裂に関係してくるホルモン。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長していくので、やはり妊活・不妊治療中の女性には大切な栄養素ですね。

 

【セレン】

体内に10mg程度しかないが、酵素や抗酸化作用として重要な役割がある。

活性酸素の働きを抑制し、細胞の酸化(老化)を防止するための酵素を働かせる。

⇒不足するとビタミンE欠乏症に似た症状が現れる(溶結性貧血など)。妊活のポイントは若返り、つまり若返らせて細胞から元気になること。

赤ちゃんを望むなら覚えておきたい栄養素の一つ。

 

【カルシウム・マグネシウム】

カルシウム:丈夫な葉や骨を作り、心臓の働きや血液状態を正常にしてくれる。緊張や興奮をやわらげイライラを解消する

マグネシウム:細胞内のカルシウム量が増えすぎるのを防ぎ、循環器の働きを正常に保つ。精神的なイライラをやわらげ情緒を安定させる

⇒治療が上手くいかない、生理が来たら心が荒れて自分でも手に負えないなど・・・心あたりありませんか?

 

などなど・・・。有名な栄養素を挙げてみました。

もちろん栄養素は他にもたっくさーーーーーーーーーーーーんありますが、書ききれないので一部にしておきますね。

 

栄養素を確認して何が言いたいかと言うと、現代女性の多くが栄養満点♬ということはほぼないと思います。それは明治の女性と(明治以前の女性とも)令和を生きる女性の役割は社会進出が進むにつれて大きく変わっているからです。

 

あら。長くなってしまったので次回に続きます~!!

 

 

 

2021.01.042021年になりました♪

こんにちは!
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です

明けましておめでとうございます^_^
本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

みなさま。
年末年始はいかが過ごされましたか?
コロナの感染拡大のため初詣や帰省など例年通りではなかったかもしれません。

 

わたしも初詣や実家への帰省もなく普段の週末とほぼ変わりなく過ごしていました。
でも案外これはこれでゆっくりできてよかったです♫

 

年末年始、主婦にとっては大掃除に1日子供の世話に、3食の準備・・・それに加えてご挨拶の手土産の準備などなど大忙しですからね〜(ꏿ﹏ꏿ;)

 

さて、そろそろ正月も終わって仕事再開できるぞ〜とルンルンの1月2日の夜。
もう眠気もMAXであと少しで寝入るぞ〜(私が笑)っていうときに、娘から質問が。

 

「ママは、どうして体のこと知りたいの〜?」
「え〜?(=_=)zzz ママも元気に○○ちゃん(娘)と遊びたいし、みんなに元気になってもらいたいから〜?」←もう寝落ち寸前

 

「じゃあママはどうしてみんなに元気になってほしいのー?」
「・・・(ね、眠いんですけど)元気になったらお腹に赤ちゃん来てくれるし、元気でいたらやりたいこと何でも出来るからかな・・・。ママが元気になって○○くん(息子)にお腹に来てもらうために色んな先生にお手伝いしてもらったでしょー?」

 

「そっか〜。じゃあママはどうしておうちでお仕事するのー?」
「(眠い・・・)大好きなお仕事しながら、みんなと一緒にいる時間も欲しかったからやよ〜」

「ふ〜ん」
「(ふ〜んって・・・)ママ眠たすぎてヨダレ出ちゃったからもう寝よか」

 

 

子供の言葉にハッと気付かせてもらうことが多いですが、今回も「ママもっと気合い入れてしゃんっとしいや!」と、喝を入れられたような気分でした。

わたしが妊活や不妊治療専門の鍼灸治療院を始めた理由、妊娠中や産後のケアも取り入れた理由、どこかに店舗を構えず家で開業させてもらった理由、2021年の仕事始めの前に始めた頃の気持ちや決意を確認できました。

もちろん忘れているわけではないのですが、さらに強く意識に刻み込むにはこういう時間が大切ですね。

でもこういう問答は寝る寸前じゃないほうがいいな~。

 

妊活サポートを始めた理由などはまたおいおいこちらのブログで書きたいです。
わたしとお話したことがある方はご存知だと思いますが、まぁ話も長いし分かりづらいので(╬☉д⊙)⊰⊹ฺ笑

 

2021年も一人でも多くのご夫婦と赤ちゃんとの縁結びが出来るよう、
ママが笑ってお子様と向き合えるよう、
お子様が心健やかに成長されるよう、

 

精進と鍛錬を怠らずに歩んでいきますのでどうぞよろしくお願い致します。

鍼灸師 楠田由佳