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2017.07.16子宝セラピーの手引き

最近、不妊治療への東洋医学(鍼灸治療や漢方治療)の効果が広く認められるようになり、

興味を持っている方や、実際に治療を受けておられる方が多いことを実感しております。

 

けれど実際に通いたくても、いつどのタイミングで行けばいいのか、

どんなことをするのか、鍼やお灸をすることでどんな効果があるのか、本当に効くのかナゾだらけですよね。

 

そんな方に是非参考にして頂きたいと思います。

 

 

 

質問:鍼灸治療でどんなことができるの?(’_’?)

◎女性ホルモンのバランスを整える

→排卵に向けて、質の良い卵子の成熟を促します

→黄体ホルモンの体温上昇作用が働くようになります

◎骨盤内の血流の改善

→子宮へ血流を送り、温かくふかふかの子宮内膜を作ります

◎子宮だけでなく全身のバランスを整える

→妊娠力を上げるだけではなく、妊娠を維持できる体を作ります

 

 

質問:どれくらいの頻度で通えばいい?(’_’?)

月経周期・移植スケジュールに合わせて決まります。

タイミング法で妊活されている方はこちらを参考にしてください↓

周期が長く排卵が遅れる方や、基礎体温が2層にわかれず周期が分かりづらい方は、

体を診ながら治療のタイミングを取っていくことになりますので、上記とは多少変わってきます。

 

次はステップアップし、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)により胚移植される方はこちらを参考にしてください↓

上記の移植スケジュールはあくまでも一例ですので、通われているクリニックのスケジュールに合わせて行うことになります。

初診の方は、まず月経終了後~排卵までの時期に来られることをおススメします

 

タイミング法の方でも、ステップアップされた方でも、基本の治療方針は同じです。

①脳と子宮との間で行われる女性ホルモンのやりとりをスムーズにし、卵子の成熟を助け排卵が行われるように整えること

②受精卵が着床しやすいように、ふかふかの温かい子宮を準備すること

③妊娠を維持できる体をつくること

その方の体質に合わせながら、各周期に必要な治療を行っていきます。

 

 

質問:本当に鍼やお灸で妊娠するの?(’_’?)

100%ではありません。どんなに医学が進歩しても、技術が進歩しても、ご期待に沿えないことが沢山あります。

けれど、鍼灸治療により骨盤内血流が上がり子宮内膜の厚さが改善されたり、

月経周期が安定してきたりと良い変化をもたらすことができ、

ホルモンバランスだけでなく体内の環境が整うことで妊娠へと導くことができます。

 

 

大まかなご紹介ですが、治療について少しでも疑問が解消できれば嬉しいです。

もし不明な点がございましたら、どんな小さな疑問でも結構ですので一度お問合せください。

 

これから妊活に鍼灸治療を取り入れてみようとお考えの方、

やみくもに回数をこなすような、お金と時間がもったいない通い方はしないでくださいね(^^)

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