2018.08.23流産が続く
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
今日は流産が続く方の治療について。
初期の流産が続く、移植後陽性反応出るものの妊娠が継続しない。
そういう方は脾のケアを特に念入りに、時間をかけて治療しなければなりません。
この脾の働きを中医学で言うと
◯食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布し、五臓を温める
◯内臓が落ちないように持ち上げる
◯血液が脈外へ漏れ出さないように統制する(固める)
この内臓が落ちないように持ち上げる力は赤ちゃんが下に落ちないように持ち上げる力。
外に漏れ出さないように固める力は、赤ちゃんを子宮内に留めておく力、
また卵巣からプッと吐き出された卵胞を腹腔内に落とすことなく、卵管へとキャッチする力です。
つまり妊娠維持力ですね。
こんなことがありました。
先日2人目の赤ちゃんを授かりましたと、嬉しい報告を頂きました。
その方は1人目を出産してからすぐに産後ケアを受けに来られ、産後1年経ってからは育児と仕事で疲れが溜まる体を整えるために、必ず1ヶ月に1度通われていました。
消化器系が弱くお腹がカチンコチンであること、貧血症状があることから私は消化器系である脾のケアを念入りにしてきました。
そして産後2年たった頃めでたく妊娠です。
驚いたことに、その方は1人目を妊娠される前に2回流産されているのだそう。
今回こんなに順調に安定期まで来られてビックリです、とおっしゃっていました。
2年間知らず知らずに続けていた脾のケアが、結果的に流産予防のケアになったいたのでしょう。
もちろん甲状腺ホルモンに異常ある方や、子宮に問題がある方は、きちんと治療を行うべきです。
そこにプラスして、お薬以外でも自分の妊娠維持力を高めていきましょうq(^-^q)
□食が細い
□お腹が張りやすい
□便秘と下痢を繰り返す
□疲れやすい
□くよくよ落ち込みやすい
このような症状は脾のケアが必要な方です。
もうすぐ実りの秋ですね。
あなたの妊活も実りますように。
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