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2018.10.02夢見と不妊

こんにちは。豊中少路の不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

台風が去って、気持ちの良いお天気ですが・・・まだまだ復興が遅れている地域もありますし、心配ですね。

今年は本当に台風や地震などの災害が多いです。

 

さて10月になりました!季節が夏から秋に変わり、熱さで寝苦しかった日々から寝やすい季節になりました。

みなさま涼しくなってぐっすり眠れていますか?

妊活カウンセリングでは睡眠の状態(入眠はスムーズか、夜中にトイレで起きることはあるのか、夢は見るかなど)を詳しくお聞きして、体の状態を読み取る情報にしています。

 

睡眠は身心の休息・細胞の休息に深く関わる時間ですが、卵胞を育てるために大切な成長ホルモンを分泌する時間でもあります。

そして睡眠中はレム睡眠ノンレム睡眠の2つの状態を1セットとして、明け方くらいまでに4~5セットを繰り返しています。

レム睡眠中は眠りが浅く、脳は働いている状態。夢の多くはこのレム睡眠中に見ています。

ノンレム睡眠中は眠りも深く、脳の働きも休んでいるサイクルの時です。

 

 

 

 

「睡眠」を東洋医学的な観点から診ると、血を作る時間・陰を作る時間となります。

就寝時間が遅かったり質の良い睡眠が摂れないでいると血と陰が不足し、排卵までの日数が短くなったり、低温期の基礎体温がピョコピョコと跳ねたりします。

 

夜眠ることは体を休めるだけではなく、妊活女性にとって大切な「血」と「陰」を作り出す時間ですので、

夢を見ることが多い・何度も目が覚めてしまうなど、ぐっすり眠れていない状態であればしっかりと改善しなくてはいけないポイントです。

 

夢を見ることが多い状態のことを東洋医学では多夢(タム)と言います。

東洋医学的に掘り下げると、多夢は「」と深く関係しますので、夢が多かったり、夢の内容を覚えているという状態からは心の機能失調が考えられます。

 

心が病むと不安が強くなったり、情緒不安定(心神不安定)となり、不眠や多夢など睡眠に関係する症状が出てきます。

心を安定させることが睡眠状態を改善するためのポイントの1つです。

 

<心を安定させるためのポイント>

①貧血ケア

⇒精神の安定にはが不可欠。食事やサプリから、鉄をしっかり摂りましょう。

②陰ケア

⇒陰を補ってくれる時間(睡眠時間)を長く取ることで心の興奮を抑えてくれます。

眠れなくてもOK!!部屋を暗くして、目を瞑って横になりましょう。

夜中に何度も起きてしまうのは脳と体の興奮と疲れのサインです。

 

サロンでは精神的な緊張や不安が続く方には、私はいつも左手に心のお灸(掌の真ん中・手首の皴の真ん中)をします。

妊活に対して不安が高まり考え込んでしまうのであれば、心配事を探すよりも赤ちゃんと過ごす楽しい未来を考えてみてはどうでしょうか。

そして妊娠できない=赤ちゃんを育てられる体調ではない、ということを受け止めて体を作り直しましょう。

生理を整える、基礎体温を整える、睡眠を整える、メンタルを整える・・・

赤ちゃんを迎えるためにやるべきことはまだまだあります!

お薬を飲むだけが妊活ではないのです。

 

あなたの妊活が実りますように。

 

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