2018.11.13貧血の原因になるもの
こんにちは。
豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。
数値上は大丈夫。問題ない。
だけど隠れ貧血って方、結構多いです。
ここ最近の事例として、問診の際、貧血項目はひっかかっていませんと仰っていますが
体を診ると「ほんとに?」というパターンが続きました。
本人の自覚症状としても現れているし、
目の下まぶたをべろっとめくると真っ白だとか、
眠ってもからだが怠くてすっきりしないとか、
生理前になると頭痛がするとか。
そんな方は貧血検査の項目はひっかかってなくても
追加して検査してもらう【フェリチン】という値は貧血を示すと思います。
検査は言わないとしてもらえないし、実費扱いになるのでわざわざしなくても良いのですが
「貧血の検査は異常ありませんでした」となっても、中には隠れ貧血の方もいると心にとめておいてくださいね。
さて貧血になる要因は簡単にまとめると「鉄不足」ですが、不足する原因は1つではありません。
食事の内容に鉄の原料である栄養素が足りていないのか、
鉄やその他の栄養素を消化・吸収できる胃腸ではないのか・・・。
貧血を東洋医学的な言い方をすると「血虚(けっきょ)」と言います。
東洋医学でも血虚の原因として胃腸機能の低下を挙げていますが重要なのは
・けがや手術による血の損失
・長い期間の闘病による血の損失
という項目。
怪我や手術による血の損失・・・。
そう、流産による子宮内膜掻爬手術も血を大量に失う要因なのです。
大きく言えば不妊治療のために通うクリニックも、クリニックで飲む薬も検査も長きに渡れば血を損失する要因となってしまうのです。
じゃあどうすればいいのか。
掻爬術を受けたら、最低半年間しっかり体を休めないといけません。
仕事があって休めないというかたは少しでも体を回復できるように就寝時間を早めたり、細胞の修復を活性化させる酸素カプセルに入りに行ったり工夫してください。
不妊治療が長期に渡っていたら、毎回の食事内容を見直してもっとたんぱく質・ビタミンを体に補給してあげましょう。
もし食べる量が増えてお腹が張るようなら、胃に負担がかからないように調理法を工夫して体が吸収しやすいようにしてみましょう。
自分の体を変えられるのは自分だけですから、他の人と比べずに試行錯誤、これしかありません。
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