2019.06.111番、胎教に良いのは◯◯
こんにちは。北摂 豊中・少路の妊活鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。
最近は妊活の方だけではなくマタニティケアに来られる女性が増えてきました(^^)
マタニティ期からのケアは、お母さんの体のためだけではなくて赤ちゃんにとっても大切ですよね。
よく妊娠中に体のためにしておいたらいいことってありますか?ダメなことって何ですか?とご質問を頂きます。
そこで今日はマタニティ期の養生法などをご紹介したいと思います♪
養生法では春には春、夏には夏の四季に合わせた妊娠中の過ごし方を説いていますが、その中で一番のポイントは「心静かに養生すること」。
つまり「平穏」です。
これが妊婦さんの体には一番良いし、胎教にも一番良い!!
皆さん、心穏やかに過ごせていますか?
昔の人?賢人曰く
「心静かに養生することが最も大切で、日ごろ細かいことに一喜一憂せずに、気を消耗させず、損得を争うことをせず、心労をさせず、嫉妬しなければ「血」は自然に充分に生じる。
妊娠中は性交渉をせずに「精血」を守る。
そうすれば心の安定とリラックスを保つことができ、それが一番の胎教となる。
す妊娠中を安定した気持ちで過ごせば、出産も無事である。」
とのこと。
そして生まれてくる赤ちゃんについてもこう残しています。
「良い子が欲しいのであればまず気を養うこと。
胎児の気が平静であれば出生後も性格良く、親孝行もよくする。それはすべてお腹の中にいる胎児のときから母親の言行により教育を受けているためである。」
ほぅ。つまり「仙人」のように過ごせば、穏やかな子供が生まれますよ~ということでしょうか(^^;)笑)
ではどうやって「平穏」を生み出し保っていくのか。
私は2つのポイントがあると思います。
1つは環境です。
ご主人との関係性・お仕事とのバランス・自分がストレスに感じていることを分析して整えて、ストレスを感じる環境を減らすこと。
もう1つは「血」を整えること。
東洋医学では
「血気は人の精神を生み出す物質なので、大切にしなければならない。」
「血脈が順調に流れていてこそ、精神も健全である」
として、「血」は正常な精神活動行うための役割を担っていると捉えています。
血の状態を整えて体の中を滞ることなく巡らせることは、心と体の余裕を生み出し、平穏を保つためには必要なことです。
(これは妊活中の方にも大切なポイントです)
もしも原因は何であれ、貧血や闘病などで血の損傷が発生したり循環障害が発生してしまうと
元気がなくなったり、イライラしやすくなったり、ぼんやりしたり、心臓がどきどきしたり、もっと悪くなるとうわごとや昏睡など意識の乱れによる様々な症状が現れます。
ではお母さんにとって平穏が良いのは分かりました。
それがお腹の中にいる赤ちゃんにとって良いのはなぜでしょうか?
胎盤を介して赤ちゃんに流れる血液があたたかーい、心地良い温度のものなのか。
それともいつもイライラ・些細なことでカリカリしている血が流れているかどうか。
この違いは大きいと思います。
頭に血がのぼる・血が引く・血が沸くなど、血を使った慣用句が日本にも数多くあるように、昔の中国の人たちは血が熱を持ったり、冷えたり、体の中を昇ったり降りたりと、温度や動きがあると表現し「血」に対しても治療にあたってきました。
些細なことでイライラしたり、怒ったり、カリカリしている時の血はまるで煮えたぎったお湯そのもの。
その血が胎盤を介して赤ちゃんに流れることは、お母さんの怒りのエネルギーをぎゅっと詰め込んだ激マズなキャンディーを与えて続けているようなものです。
そんなキャンディーを送られ続けた赤ちゃんがどうなるか・・・なんとなくイメージはできますよね(^^;)
助産師の方に「怒っている時やイライラしている時に授乳しないこと」とアドバイスをもらったり、ネットでも同じことを書いている記事を読んだことがありますがこういうことなのかなぁ、と思います。
また生理学的に言えば、イライラ・カリカリしている状態は交感神経がフル活動している状態です。
この状態の時、血管は細くなり血は十分に巡っていません。
消化機能は最低限の活動しかせず、そのために体内の取り込めるまでの大きさに分解もできず、母体も胎児も栄養失調状態となります。
こうした点からも、心の「平穏」を保ちながら過ごすことはお母さんにとっても、赤ちゃんにとっても最高の過ごし方なのです。
心穏やかに過ごすー・・・。
私は1人目妊娠中は、とてもじゃないけど心穏やかに過ごしていたと言えませんでしたΣ(゚д゚lll)ガーン
ほぼ主人に対してなのですが(笑)
今となっては、もう少し穏やかに過ごせるように整えられたはずだと思っています。
でも環境を整えてあげられるのはあなた自身しかありません。
わたしがお手伝いできるのは栄養たっぷりのあたたかーい血を作る体を作り、全身を巡らせるところまで。
日々の中で感情の移り変わりは当たり前ですが、
怒りすぎ、泣きすぎ、思いすぎ、喜びすぎ、驚きすぎ、
なんでも「過度」なものは中国医学からすると病気の状態なんです。
栄養が行き渡っていないために、余裕が生まれない「病気」。
まずは体の中から整えて、栄養がぎゅっと詰まった健康な心と体を作りましょう。
あなたのマタニティ期が、穏やかで心地のよい時間になりますように。
それは赤ちゃんにとっても、ご主人にとっても、心地の良い幸せな時間となるでしょう。
◆マタニティケアコース 30~40分/4000円
少しずつ、でも大きく変わっていく妊娠期の体のバランスを、整体とお灸で整えながらマタニティ期に多い不調やトラブルをケアするコースです。
冷えや逆子、妊娠初期に多い頭痛、中期から後期にかけて増えてくる背中や腰・股関節の痛みや坐骨神経痛のような症状の改善に。
(内容)
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(頻度)
・月に1回~2回程度
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