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2019.11.15眠れないのは

こんにちは。

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸院   ルリエ鍼灸院です(^^)

 

先日、待ちに待った産後ケアに行って来ました。

妊活のときからお世話になっている西川先生。

元々鍼灸治療は好きでしたが、西川先生にお会いしてから益々その奥深さと楽しさを知りました。

そしていつまでも探求していくことの大切さも。

はぁ♪スッキリした!また次回が楽しみです(^^)

さてさて

秋の夜長といわれるこの季節、皆様ぐっすり眠れていますか?

妊活をされている方、そうでない方、どんな人にも「睡眠の質」は体と心に大きく影響してきます。

 

現在、国民の約20%が不眠を感じていて、その内3~5%の人はお薬に助けてもらっているそうです。

だけど中には出来ればお薬の力ではなく、自然と眠れるようになりたいと思う人もいらっしゃると思います。

 

鍼灸治療を受けると眠りが改善する話はご存知ですか?

それは単に副交感神経を優位にさせて、体と神経をリラックス状態に導くからだけではないんです。

 

一言で「眠れない」と言っても、状態は様々。

不眠の原因は「5つのP」と呼ばれているそうです。

①Physical:身体的疾患によるもの

②Physiologic:生理学的不眠(時差ボケ、夜間勤務などで昼夜が逆転するなど)

③Psychologic:心理学的不眠(精神的ストレス、恐怖体験など)

④Psychiatric:精神疾患に伴うもの(うつ病、統合失調症など)

⑤Pharmacologic:薬理学的不眠(アルコール、向精神薬、降圧薬など)

※参考:全日本民医連より

 

これだけを見ても、眠れない理由は数えきれないほどありますね。

だけど原因が違っていても、皆さんが飲むお薬は大体同じ。

 

ですが東洋医学ではそこを個人個人の「なぜ眠れない」に区別して対応していきます。

 

大きく分けて、不眠に関係する臓腑は

・肝

・腎

・脾

の三つ。

この三つの臓腑に共通するキーワードは【血】。

肝は血を作り、蔵するところ。

腎は血が属する陰分をつくるところ。

脾は血の原料となるものを受け入れるところ。

 

なので、わたしは血を整えること眠れない理由へアプローチしていきます。

 

 

 

眠りについての問診は細かく行います。

入眠がしずらいのか、眠りが浅くて夜中に何度も起きてしまうのか、トイレに何回も起きてしまって眠れないのか…

 

じゃあ、どうして入眠しずらいの?

頭で色々考えちゃうから?ずーーっと交感神経ばっかり働かせちゃってるから?

トイレに何度も行きたくなるのはなんで?

夢はよくみますか?内容は覚えていますか?

貧血症状はありますか?

いつも心配事がありませんか?

 

 

と、「眠れるようにする治療」も、その根本をさぐって細かく対応していかなければなりません。

 

考えすぎ、心配しすぎも頭に血を留めることになり眠りにくくなるし、

血が足りなかったりして心を弱らせてしまっても眠れなくなるし、

痰といって、血がスライムみたいに粘りを持ち、経絡(ツボの道)を塞いでしまっても眠れなく理由になります。

 

 

眠れない、熟睡できないことによる体への影響ははかり知れません。

特に赤ちゃんをお迎えする準備をされているかたは、しっかり対応するべきです。

なぜなら、睡眠をしっかりとれることによる体への恩恵はとっても多いから!

わたしは20代の方でも脈と基礎体温と体を診て、21時に寝るようにお伝えします。

 

睡眠は女性ホルモンを分泌し、食べ物を消化・吸収し、栄養で満ちた元気な体にしてくれます。

そうすることで血を補い、その血が心を養い、

文字通り身も心も赤ちゃんをお迎えする準備が整うのです。

 

鍼灸治療をお薦めするのは、子宮や骨盤内の血流改善だけではなく、そういった睡眠の改善にも同時に対応できるから、コスパが良いのです。

妊活、不妊治療には費用がかかりますからね…。

 

すでにお薬を飲まれている方も、一度試してみるといいかもしれません!

睡眠を改善して、ハツラツBODYを手にいれましょう♪

 

 

 

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