2020.01.11鍼灸師の妊活~実践編①~
こんにちは。
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。
出産後、わたしが不妊治療を止め、どのように妊活をしていたかを書こうとしていたのに、気付けば年を越していました・・・(|| ゜Д゜)
ちゃんと完結させなければ。
ということで、妊活~実践編~いってみたいと思います!
わたしがどうして通院をやめ、不妊治療をやめたかはまではお話しました。
最後は不妊検査・治療をやめた後、どんな風に取り組んだかをお話していきますね。
結論から言うと「分析と実践」です。
西洋医学から一度離れて東洋医学の方面からの診方をしてみると、本当にしなければならないことがたくさん見えてきました。
実践その①~基礎体温の分析~
これ、ものすごーーーーく大事です。
西洋医学の読み取りかたとはまったく異なります。
基礎体温を東洋医学的に読みとくと、体の寒熱のバランス、虚実のバランスなどがわかります。
私の基礎体温の特徴として
「卵胞期(低温期)」
・低温期に高温期並にピョコピョコとはねる
「黄体期(高温期)」
・途中で一旦がくっと下がる
・生理の始まる2~3日前から下がりはじめる
「全体的」
・降り幅が大きく、じぐざぐ
これを東洋医学の言葉に当てはめると
低温期に高温期並にピョコピョコとはねる=陰虚
途中でがくっと下がる・生理の始まる2~3日前から下がりはじめる=陽虚
大きくじぐざぐ=気虚
陰虚を簡単に言うと、潤い(血液、水分)不足
陽虚は冷え傾向(温めるパワー不足)
気虚は慢性的なお疲れ、自律神経のアンバランス化
ということになります。
実践その②~原因の分析~
基礎体温のグラフから、私の体は今どういう状況なのかを読み取りました。
次はその原因を考えていきます!
陰虚になる原因としては睡眠不足、血液不足があげられます。
ということは私は寝る時間が足りていない(遅い)、食べたものが血液となっていない、もしくは生理で出しすぎているということなのでしょう。
陽虚とは冷えを表します。陽虚の原因を東洋医学では「消化器系の不調によって起こるエネルギー不足」と考えます。
ここでも私は食べたものが血液となっていないとわかりますね。
最後に気虚。
「気」というものは、生命活動のエネルギーのこと。精神活動、機能的な活動、つまり日々生きるために行われている活動全てのエネルギー源です。
この「気」が少なくなっている状態を気虚と言います。
気虚を授業で初めて聞いたとき、これ・・・わたしやん( ̄▽ ̄;)と思いました。
高校を卒業して地方で一人暮らしを初めてから特に疲れやすいし、何だか息が浅い。食べたらすっごく眠くなるし、自律神経の乱れを常に感じている。
気虚の原因は気の補充ができていないか、気の消耗が多いのか、もしくは両方です。
臓腑の不調により食べたものを消化・吸収できないことでも起こりますし、病気やストレスなどによって長く消耗してしまうことによっても起こります。
ここでも消化機能にチェックがつきました・・・。
実践その③~改善点の分析~
基礎体温から自分の体の状態を読み取ることが出来、そしてその原因が見えてきました。
わたしの場合は原因として陰虚・陽虚・気虚が背景にあるので、改善すべき点は
・就寝時間
・食事内容
・消化器系の不調の改善
・ストレスとなっているものの究明
となりました。
この中でも消化器科の不調を改善することが、私の一番課題と考えます。
なぜなら消化機能の不調による食物の消化・栄養の吸収低下は、陽虚(冷え)や体(卵胞)の潤い不足にも繋がっているからです。
消化・吸収は脾胃の仕事。脾は五行のうち「土」に属します。
栄養と水のない土(田畑)に作物は育ちません。
栄養と水のない体で、赤ちゃんは育ちません。
こういうことですよね。
お薬のんで、卵胞の育ち具合をエコーでみて、時間とお金をやりくりして通院を頑張るのが治療じゃないと分かっていたけど・・・
ちゃんと体を労ってるつもりだったけど・・・
まだまだやらなきゃいけないこと、変えなきゃいけないことは山ほどありました。
やるしかない!!!変えるしかない!
長くなってしまいましてので、実践編②に続きます。
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