2020.01.24鍼灸師の妊活~実践編②~
こんにちは。
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。
実は【小児鍼コース】をひっそりとスタートさせました( 〃▽〃)→《Amebaブログ》小児鍼コース スタートしました!
まだ診療が土日だけしかできないので、ひっそりと・・・です(笑)
でも小児鍼というものを、まずはここ少路を含めた北摂で広めていきたいと思います!
また小児鍼についての記事も書きたいと思います。
さて前回のブログでは私の弱点・原因と改善しなくてはならない点をあぶり出すところまできました。
→《ブログ》鍼灸師の妊活~実践編①~
最後は具体的にどうしたか、です。
①就寝時間の改善(23~24時就寝→20時就寝)
これはなかなか難しかったですが、めっちゃ頑張りましたよ。
その頃はまだ堀江の整骨院にも勤めさせて頂いていたので、帰宅は18時。そこからご飯を食べて、お風呂に入って、20時就寝をしていました。
早かったら19時半のときも(笑)
20時に寝るためにはどうしたら良いか、作りおきを作ったり、あとは温め直しをすれば食べられる状態のところまで作っておいたりして、タイムスケジュールを組み直しました。
ここは勤務状況や通勤時間、保育園のお迎えなど人それぞれなので、自分なりの工夫が必要になります。
②胃腸機能の改善
わたしは朝ごはんの時にはお腹がすいてますが、お昼・晩ごはんはお腹がすいて食べるというより、時間がきたから食べる、という感じでした。
三食お腹がすいたから食べる、というのが理想です。
空腹ではないのに食べると、更に胃のなかで食べたものが積み重なり、それを消化しようとして体は疲れてしまいます。
中医学の言い方でこのような状態を「食積」と言います。
体を元気にするために食事を見直しても、消化すること自体で自分を疲れさせてしまっていたら本末転倒ですよね。
この部分の改善方法として私が取り入れたのは鍼灸治療と漢方でした。
鍼灸治療は胃腸機能の改善もしつつ、骨盤内の血流を改善させたり、自律神経のバランスを調えてくれたりと、コスパ最強なケア方法です(///ω///)♪
漢方は煎じて飲む方が良いよ!と言われたので、わたしは素直に漢方内科の先生のご指示に従い、コトコト煮出して服用しておりました。
漢方を飲んだのは妊娠前の1か月ほどでしてが、飲み始めてからちゃんと朝、昼、夜とお腹が空くようになったのです!
どこに通うか、どんな先生がどんな治療をしてくれるか、合う合わないがありますが、わたしはどちらの先生にも恵まれていましたね。
③食事の内容
胃腸機能の改善を目指しつつ、内容も見直しました。
血液やホルモンを作り出し、栄養を体の中に溜めれるように肉や魚などのたんぱく質を増やすこと。
腸の炎症を引き起こして栄養の吸収阻害の原因となる「砂糖」をやめること。
脂質の摂取量が増えるので、ネギや玉ねぎ、生姜など薬味や野菜で吸収を助けたり血液の粘度が上がらないように気を付つけること。
あとは食材の陰陽にも少し気を付けながら献立を考えていました。
気になる方は「食材・陰陽」で検索すると出てきます♪
ちなみに豆腐は陰の性質を持っています。
安価であること、大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをすることからも大豆加工品などが妊活女性に多く取り入れられていますよね。
しかし陰の食材は体の熱を取る(冷やす)性質があるので、生理痛や生理中に塊が多く出る方、高温期が続かない方がたくさん摂ると、逆効果になることもあります。
こんな風に、栄養素の面や陰陽の面などストレスにならない程度に取り入れました。
細かいことを挙げるときりがないですか、大まかにはこんなところです(^^)
④ストレス原因の究明・対策
これって…すぐ分かりそうで分からない。
分かっても、すぐ改善できるかと言われれば難しいところ。
だから沢山考えました、
そして、私の場合は「車通勤」だと思いました。
働く事は好き。鍼灸治療も好き。一緒に働く人達も好き。だからストレスじゃない。
でもそこに行くまでの車の運転は…。
帰りは保育園の迎えの時間に間に合うか、事故渋滞はしてないか、いつもハラハラ・モヤモヤしてました。
大阪の中心街の梅田を通るのですが、タクシーの運転は荒いし、急な割込みも多いし、すぐに渋滞する。
いらいらー!!!!!です。
1年くらいは悩み(いや、もっとかな?)ちょうど勉強して取得したい資格があったので、整骨院との兼務を辞めて、自宅サロンと新しい資格の勉強をすることにしました。
その決断が大きかったのでしょう。車通勤が終わると決まった途端ストレスが減り、ちょうど退職する月に妊娠が分かりました。
資格の勉強は一旦ストップとなりましたが、これはこれで今は勉強する時期ではないのでしょう。
そして、車通勤は私には向いてなかったのでしょう。
自分を疲れさせているものの分析って凄く大切です。
仕事を減らす、辞める、苦手な人との付き合いをやめる、手放すのが難しいと思っていたことでも、えいっ!って手放してみると、その背負っていたものがどんなに自分にとって重い負担になっていたのか気付きます。
わたしが自分の妊活についてお話しするのは、仕事の都合をつけながら頑張って病院に通って、薬を飲んで、妊活しているけどなかなか・・・と、頑張りどころが違う方が多いからです。
病院に通うのは一生懸命なんだけど、食事内容を聞いてみると、ご主人がいる夜は立派な献立ですが朝と昼は簡単なもの(お肉なし、魚なし!納豆ご飯かパンのみ!みたいな)という方ばかりだし、就寝時間は24時や1時という方も・・・。
お薬もあなたの体の中にあるものを使って卵胞をつくるし、ホルモンも子宮内膜もなにもかもあなたが食べたものから作り出すのです!
睡眠時間に成長ホルモンは沢山分泌するし、細胞の回復も寝てる間にします。
そうそう。食べたものを消化・吸収しやすいのも、睡眠中などのリラックスタイムです。
薬やサプリは魔法ではないのです。
だから頑張るべきところはここですよ、
他に何をしたらいいか分からないという方には、まだまだやるべきことはこんなにあることをと知っていただきたいし、応援とサポートがしたい。
わたしの苦悩と試行錯誤の妊活期間が誰かの妊活の参考になればうれしいな。
鍼灸師の妊活~実践編~はこれで最後です!
さらに詳しく知りたい方、わたしと妊活話がしたい方はぜひサロンまでお越しください~(^v^)
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