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2020.02.09治療報告~奇跡の妊娠???~

こんにちは。
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

 

 

先日、嬉しい嬉しい出産報告を頂きました( 〃▽〃)
皆さんの参考になれるならと、ご了承を頂きましたので経過など紹介させて頂きます。

豊中市在住 I様(36歳)

 

仕事:保育士(パート)
治療ステップ:人工授精
既往:右卵管閉塞
その他:起床時のだるさ、冷え、
基礎体温:全体的に高低差が大きいジグザグ、排卵後、高温期の途中で何度か下がる
生理:ピンクのおりものからスタート、塊が混じる
体質:気血両虚(お疲れ&貧血&冷えタイプ)

 

 

【ケア方針】
①補血:3食、血の元となるたんぱく質を意識した献立
②消化機能改善:栄養たっぷりの血にする
③睡眠対策:就寝時間の改善、入眠しずらさの改善→疲労回復、血の生成

 

【経過】
2018/11月 初診。Sクリニックにて通院中。
2019/2月 Tクリニックへ転院
2019/4月 基礎体温 ジグザグの幅が小さくなり、全体的にしっかりとしてくる
2019/6月 妊娠判定陽性(2020/2月出産予定)
2020/1月 出産

 

 

 

I様は保育士さん。毎日職員、子供、保護者など大勢の人と接します。

 

大勢の子供の安全を守るために常に気を張ります。

また、今はいろいろな事に配慮が必要な時代なので、保護者の方にもたくさん気を遣われます。

そして立ち座り、子供の抱っこも多い重労働。重労働は気も血もたくさん消費します。

 

 

東洋医学での気というものは生命エネルギーのことです。私たちが生きていくためのエネルギー。

もちろん、赤ちゃんを宿すためのエネルギーでもあります。

保育士というお仕事は、この受胎するために必要な気と血を特にたくさん消費する仕事です。

ではなぜ、気を消費しすぎることが良くないのか。

 

気は妊娠維持に関わる力だからです。

高温期を維持する力も気の力。赤ちゃんを子宮の中に留めておく力も気の力。

 

 

また、血はホルモン生成や、栄養やホルモンの運搬に関わります。

この気血の生成に関わるのが脾・胃という臓腑。
ですから脾と胃の機能を改善して、気と血を補充する方針になりました。

 

また気血の消費を防ぐのも大事なポイント。ストレスや疲労の原因を分析して減らしていかなければなりません。

 

I様の場合は合わない病院の【通院】でした。

当初通われていたクリニックはストレスを感じることがあり、治療方針も合わなかった事から他のクリニックへの転院を決意。

通院することへのストレスや不安が減ると…すぐその変化が基礎体温グラフに現れました。

「おぉ!何だかグラフが落ち着いてきましたね」と二人で基礎体温を確認し、診療簿に基礎体温goodと書いた次の周期でめでたく妊娠です。

しかも閉塞していると言われていた右卵巣からの排卵の周期で。

 

 

これは奇跡?いえ、違います。
I様の努力と覚悟の結果です。

お仕事されながらも食事の改善もされ、就寝時間も変えた。体も心も疲れないように工夫した。

もし授からないまま治療を終えたとき、全部やりきった、もう出来ることはやった!と、スッキリして終わりたいという覚悟で取り組まれました。

 

 

《I様の妊活が実ったポイント》

・基礎体温から体の状態を把握した

・ストレスを減らすため転院を決意した

・気と血の消費を減らし、補充する工夫をした(食事、睡眠)

 

妊活が実って本当によかったです。
おめでとうございます。
もう退院されて、おうちでの生活がスタートされている頃ですね。毎日更に忙しいことと思います。ご自身の体も労ってあげてくださいね。

また会える日を心待ちにしております!

 

 

妊活、出産、本当にお疲れ様でした。

 

 

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