2021.01.13朝ごはん、食べてない歴何年ですか?その①
こんにちは^_^
北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。
昨年の8月に診療を再開して12月までの5カ月の間に大体1カ月にお一人妊娠され、めでたく妊活コースを卒業されてきました。
この方たちはみなさん、ご自身のお食事(特に朝ごはん)を改善し、就寝時間を23時や0時から21時に変えたり、疲れさせないためにお仕事を休まれたりとご自身の努力と工夫で妊娠された方たちです。(*^_^*)パチパチ~♪
体力状況や性格のほか、お仕事内容や嗜好までだれ一人として同じではないので自分自身の体調に合わせた取捨選択が必要。
自分自身を疲れさせて神経をする減らしてしまっているものは何なのか。それは手放す(辞める)ことが出来るものなのか。
ドクターが決めるのではなく、ご自身で判断して動かないと体は何一つ変わりません。
薬を飲んでも卵胞や内膜が育たない、どこも検査では異常ないのにも関わらず1年以上妊娠しない、流産後次の妊娠に至らない。
色々な状況がありますが共通として「朝ごはん」に問題ありが多いです。
このことは以前にもブログで書きました(⇒ http://lulie-shinkyuin.com/online/2020/09/11/妊活がスムーズにいかない人の朝食/ )
朝ごはん大事ですよ、というのは朝ごはんが一番大事というわけではなくて、朝・昼・夜の3食のうち朝ごはんがいっちばん適当率が高いからです ^^;)
食べてない、食べてもヨーグルトやパンだけ。
私は子宝コースに通う方には妊活・不妊治療中の体づくりの基本として以下のことをお願いしております。
◆朝から肉・魚を取り入れて⇒たんぱく質・鉄を摂取してほしい
◆21時には就寝してください⇒成長ホルモン分泌時間を少しでも長く確保&消化吸収時間の確保
◆基礎体温は計測してください⇒基礎体温は妊娠しているか、していないかを見るものではない。体力状況・神経緊張状態の把握のために必要な情報源
でもどうして朝からたんぱく質を摂るのか、なかなか妊娠できない体の特徴の一つとして「栄養失調」が挙げられるからです。
この飽食の時代に栄養失調?!と思われるかもしれませんが、冷えや貧血・食欲不振などはっきりと不調と認識されているものから、朝すっきり起きれない、入眠に時間がかかるなど一見関係のないようなことが基を辿れば栄養失調から来ていることがあります。
妊活をされているのであればすでに栄養素の働きについてご存じの方が多いと思いますが、おさらいのために一度皆さんで確認しておきましょう♪
【たんぱく質】
からだを構成する細胞の主成分。筋肉・爪・皮膚・臓器・毛髪・血液・脳下垂体ホルモン・免疫抗体・遺伝子などを構成している。
エネルギー源としても利用される。
⇒脳下垂体ホルモンとは、甲状腺刺激ホルモン、成長ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞激ホルモン、プロラクチンなど他のホルモンと合わせて8種類のホルモンのこと。つまり、たんぱく質は卵胞を育てるホルモンや、排卵を促すホルモン、妊娠を維持するホルモンの原料なんです。
【鉄】
全身に酸素を運ぶ。免疫力を高める・正常な粘膜を保つ。
不足すると貧血・動悸・疲労・食欲不振・息切れが起こる。
⇒鉄が不足すると起こるのは貧血だけじゃないんですね~
【亜鉛】
酵素の活性化・免疫システムへの関与・たんぱく質を合成して細胞分裂に関与する。
精神面への関与も大きく、不足するとメンタルバランスが不安定になりうつ病のような症状もきたすこともある。
⇒細胞分裂に関係してくるホルモン。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長していくので、やはり妊活・不妊治療中の女性には大切な栄養素ですね。
【セレン】
体内に10mg程度しかないが、酵素や抗酸化作用として重要な役割がある。
活性酸素の働きを抑制し、細胞の酸化(老化)を防止するための酵素を働かせる。
⇒不足するとビタミンE欠乏症に似た症状が現れる(溶結性貧血など)。妊活のポイントは若返り、つまり若返らせて細胞から元気になること。
赤ちゃんを望むなら覚えておきたい栄養素の一つ。
【カルシウム・マグネシウム】
カルシウム:丈夫な葉や骨を作り、心臓の働きや血液状態を正常にしてくれる。緊張や興奮をやわらげイライラを解消する
マグネシウム:細胞内のカルシウム量が増えすぎるのを防ぎ、循環器の働きを正常に保つ。精神的なイライラをやわらげ情緒を安定させる
⇒治療が上手くいかない、生理が来たら心が荒れて自分でも手に負えないなど・・・心あたりありませんか?
などなど・・・。有名な栄養素を挙げてみました。
もちろん栄養素は他にもたっくさーーーーーーーーーーーーんありますが、書ききれないので一部にしておきますね。
栄養素を確認して何が言いたいかと言うと、現代女性の多くが栄養満点♬ということはほぼないと思います。それは明治の女性と(明治以前の女性とも)令和を生きる女性の役割は社会進出が進むにつれて大きく変わっているからです。
あら。長くなってしまったので次回に続きます~!!
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