2022.06.29妊活の第一歩目
こんにちは。
北摂・豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。
なんと、あっという間に
梅雨が明けてしまいました・・・。
雨は洗濯物が乾きにくいし
長く続くと嫌になりますが
ここまで短いと心配になりますね(^△^;)
さて、妊活の第一歩目は
なんだと思いますか?
通院?検査?
それも大事ですが
自分の体力状況を分析することです。
その大事な項目の一つが
【倦怠感】です。
倦怠とは
「疲れて動きたくなくなるという自覚症状」
のことだと、教科書には記されています。
全身・両足の無力感
局所のだるさ
視力低下
眼精疲労
思考力低下
など、だるさだけを指すものではありません。
しかし
この倦怠感は多くの場合
異常なしとして自律神経失調症などに
分類されることが多い。
だからだるさを軽減させる治療薬なんて
ありません。
さてこの倦怠を東洋医学でみると
原因として挙げられるものは次の通り。
・産後や病気の治療などで気血が
回復していないもの
・五労(歩く、見る、座る、臥す(寝る)、立つ)
七傷(怒る、喜ぶ、思う、憂い、悲しみ、恐れる、驚く)により
気血を損傷しているもの
・飲食不節により脾胃虚弱となり痰湿が溜まっているもの
・心労により神気を損傷しているもの
簡単に言うと
心が大きく動きすぎているときや過労、
元気の源の気血を補充できていないとき、
心労が解決できないままのときに
倦怠感として現れます。
つまり心や体が栄養失調になった状態。
倦怠感も病なのです。
だからまず妊活を始めるときには
倦怠感の有無や
その原因はどこから来ているのかを
自己分析するのです。
栄養失調の状態では
身体は赤ちゃんを育ててる場合じゃない、
そんなことしたら自分が死んでしまう、と
脳や潜在意識から妊娠をブロックしてしまいます。
だから
これから赤ちゃんをお迎えするにあたり
「倦怠感」という症状は
きちんとケアに当たらなければなりません。
◎朝起きたときにすっきりしているか
(疲労感はないか)
◎日中眠くならずに過ごせるか
◎基礎体温は大きく変動していないか
などチェックしてみてください。
治療にはまず倦怠感の原因を探ります。
①脾胃虚弱による場合:
手足の無力感、食後のだるさ、食欲不振
息切れ、おなかが張る
②痰湿(湿気)による場合:
力が出ない、動くと息切れする
下肢のむくみ、寒がり
③心労による場合:
情緒低迷(落ち込みやすい)
抑うつ、精神疲弊、無気力、突然の脱力感
不眠、夢が多い、疑い深くなる
考えすぎる、胸脇部の脹痛
そして治療は
脾胃を元気にする⇒気血を作る
をベースにして
それぞれの症状に合わせてつぼをチョイス★
ベースに使用するツボの中でも
おススメなのは「関元」。
元気を補い、吸収機能を促進する働きを持ちます。
また、子宮の上に位置するので
妊活コースの方にはマストなツボです。
もちろん
既に妊活をスタートさせているご夫婦も
自己の見直しは大切。
赤ちゃんのエネルギーに負けないように
自分の体の軸を見直して
エネルギーの余力を作ることが大事です。
あなたの妊活も
きっとうまくいきます!!
応援しています。
鍼灸師 yuka
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