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2023.08.10《勉強会》小児はり

こんにちは。
北摂・豊中少路の妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です!

先日、12年ぶりに再会した
鍼灸専門の友人と
小児はりの勉強会に参加してきましたので

今日はその勉強会でインプットした情報や
改めて再認識したことを
ちょこっと皆さんと共有したいと思います!

小児はりの発祥は
ここ、大阪なんですよ~!!

250年以上前、江戸時代からある
歴史が長い治療法です。

「はり」といっても子供へのはりは
皮膚に一切刺入はしません。

表面の近くにある感覚神経などを刺激し
その神経刺激が大脳へ神経伝達されることで
自律神経を整えることができ、
こどもが感じる不快な症状を改善することができます。

このようなアイテムを使って
表面を優しく撫で
皮ふ刺激を与えていくので
優しく治療が出来るのです。

不調というものは
心と体の「不調和」です。

こどもというものは
身体の発達スピードよりも
脳の発達スピードの方が速いので

身体や心のアンバランスが引き起こす症状が
とっても多い。

そこに
兄弟姉妹の誕生、入園や習い事など
環境の変化も加わることで不調和が起き
大人よりも早く様々な症状が出やすいのです。

講演プログラムの中には
小児科のドクターの講演もあり、
その中で「ハッ!」とさせられたのは

「子供は小さな大人
・・・ではないのです」という言葉です。

こどもはとても賢いし
肌で色々感じ取るから敏感。

だからって中に大人が入っているなんてことはなく
体と心の中は未熟な時期。

とってもアンバランスで歪みが多く、
そのままにしておくと
ひずみはどんどん大きくなってしまうんだ、と
こどものSOSに気付くこと、
向き合う事の重要さを再認識しました。

わたしが小児はりをしようと思ったきかっけは
長女の夜泣きでしたが

小児はりの適応疾患は
夜泣き以外にもたっくさんあります。

かん虫、夜驚症、アトピー性皮膚炎
夜尿症、胃腸機能障害(下痢、便秘)
喘息、虚弱体質、起立性調節障害
自律神経失調症、、、、などなど。

多くのこどもたちの
表現できない、言語化できないような
「なんかしんどい」や
「気持ち悪い」を改善できるのが
小児はりなのですが・・・

「周知」がまだまだされていない点が
問題点の一つだな、と思います。

そして
「小児はり」というものがある、と
知るタイミングもとても大切だと思います。

例えば「夜泣き」に悩んだ
私の場合・・・

長女は布団では30分程度しか寝ず。
抱っこだと数時間寝てくれるから
朝も昼も夜も、
ソファや壁に布団で背もたれ作って
抱っこしながら寝ていました。

それが生後3か月から1歳ぐらいまで
続いたかな??

疲労困憊、精神崩壊です。

そんな時は
小児はりが夜泣きを改善できると知っていても
なかなか動けません。

外出したくないんです。
夜眠れてないから、日中も疲れて眠たいんだもん。


布団に横になって眠れない夜が来るから
昼間は外出して体力使いたくない。
夜のために体力残したいんです。

昼間外出して、体力使ったら
夜誰がこの子に付き合うのって。


パパが深夜の夜泣きに対応して
代わりにミルクあげて
寝かしつけて、その後また起きて泣いたら
抱き上げてあやして寝かしつけてくれるなら
いいけども・・・。

1人目の子育てから気が利くなんてことは
全くなくて・・・
ほんとに戦力にならなかった。
(2人目は頑張ってくれてましたよ笑)

人間って本当に疲労困憊の時は
アドバイスを聞き入れる力も動く力も
出ないんですよね・・・。

だから
これから出産を迎えるご夫婦、
これから赤ちゃんをお迎えに行くご夫婦には
是非出産をする前に知っておいてほしい。

赤ちゃんの心身の「不調和」には
「小児はり」というものがあるんだと。

育児の中心になることが多いママの心身が
ギリギリのところまで頑張らずに
動く気力体力がある内に
「小児はり」受けてみてほしいです。


病院で行われるプレママ教室や
助産師の方の口から
これから出産を迎えるママへ
広めていってほしいな。

わたしも
出産を迎える方への準備の一つとして
まずはこのサロンから
「小児はり」をお伝えしていきます。

今回参加した勉強会は
小児科医のドクターの言葉に
じ~としたり、
長女の夜泣きでへとへとで
精神まいっていた時のことを思い出したり・・・


いろんなことを感じた勉強会でした(*^▽^*)

Thaks!
鍼灸師 yuka