ブログ

2025.05.27【妊活さん】鍼灸でできるフォロー

こんにちは。
豊中少路 妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です。

ふと気づけば
来月は周年の月!!

6月で8周年を迎えます~!
ありがとうございます。
本当に皆さまのお陰です。

そこで、妊活鍼灸に興味を持ってくださった方や
当サロンに興味を持ってくださった妊活さんに

改めて
当サロンが対応できる
具体的な例をお伝えしようと思います。


①高プロラクチン血症
妊活さんの基準は15です。

この値が基準値に近い高めの方や
病院にて投薬をしている方には

プロラクチンが昂ってこないように
対策を行っています。

なぜ、プロラクチンが高いと
妊活に影響するか
ご存知でしょうか?

プロラクチンは
母乳を分泌させる働きが有名ですね。

母乳を出したいので
卵巣の働きを抑制します。
(排卵が起こらないようにする)

なので卵胞の成熟がたりなかったり
(排卵障害)
そもそも排卵が起こらなくなります。
(無月経)

と、いうことは
卵胞をしっかり成熟させて
強い黄体を作りたいなら

プロラクチンは
基準値以内がいいのですが

13~14だったり
16は超えているんだけど
月経周期に異常がない場合は

特に追加で検査を行ったり
お薬下げることは
あまりないように思います。


妊活基準は超えてるけど
お薬ではコントロールしない

そんな時こそ
鍼灸でのコンディショニングが必要。

プロラクチンを下げるポイントは
肩頸背中にあります。

プロラクチン15前後の方
肩頸、背中までガチガチって方が
多いのではないでしょうか?

交感神経優位を改善して
リラックス神経を働かせることは

鍼灸大得意ですので
プロラクチンが基準値超えてる
もしくは
ボーダー前後の方には

プロラクチン対策を行っています。

②高FSH


FSHはまず
月経期のホルモン値でみます。

妊活さん基準値は10以下。

FSHが月経期に10を超えるかたは
卵巣が疲れやすい
低AMHの方に多いです。

月経期3~5日当たりに
急に基礎体温がピコーーーンと
高くなりませんか?

ホルモンの影響を受けて
卵胞が育ち始めるのが
ちょうど生理3日目あたりなのですが

ホルモンが反応し始めて
「さっ!頑張って卵胞成熟させて大きくするぞ~!」
と頑張り始めるのだけど

卵巣の皮質が硬く
反応しづらいい卵巣だったり

疲れやすい卵巣だと

この生理3~5日目に
そのような体温の上昇がみられます。

なので
月経期からFSHを下げる治療を
(卵巣が疲れないようにする治療)
を行って、排卵・採卵まで
卵巣が疲れないようにします。


③低AMH

低AMHとは
AMHが1.0以下の状態を指しています。

AMHが1.0を切った場合
すべきことは
卵巣の疲労・体の疲労をケアしていくことです。

実はエコーで見えてくる前から
卵子は成長をしています。

この見えない時期は何で成長しているかというと
ホルモンではなく自分の栄養などで成長させます。

つまり
お薬で育てるサポートが出来る段階まで

卵巣の中で細胞死を起こさせることなく
成長させないといけません。

またどの低AMHの方はいつの周期で
卵子が排卵するかはわかりません。

卵子が排卵する周期まで
じっくり待つことも珍しくありません。

排卵がある周期がいつかが分からないので
卵巣疲労を起こさせることなく
待たなければならないので

鍼灸では陰部神経への刺激を使って
「排卵がある周期まで
卵巣を疲れさせない」鍼灸ケアをしています。


▼低AMHさんの妊活について
https://www.instagram.com/p/DFZurJSS7hJ/?igsh=MWpyamU0ZGRkaG80Zg==


④多嚢胞性卵巣症候群(PCOS

診るべきは月経期の値です。
・FSH>LHであること
・FSHは10以下で、LHは0に近い

月経期の値が例えば
LHがFSHより高い【逆転状態】なのは
多嚢胞性卵巣症候群。

LHはFSHより低いけど
ほぼ【ほぼ拮抗状態】なのは
多嚢胞性卵巣症候群気味、似た体質である。

というふうに分析できます。

こういう【逆転状態】【拮抗状態】のかたは
卵巣の皮質が糖化して硬くなっているので

排卵したい時に排卵しづらかったり
排卵痛を伴う方が多いです。

また排卵できる大きさではないのに
LHがピコピコ上がりやすいので

排卵検査薬をしようとすると
ずーーと弱陽性が出たりします。

PCOSやPCOS気味の方は
血糖値を上げて頑張る
責任感の強い方にとても多いです。




鍼灸ではまず硬くなっっている
卵巣の皮質を柔らかくする治療や


血糖値がピコット上がりやすいので
血糖値調整するツボを用いてLH対策


頑張り屋さんに多いため
交感神経優位の体から
力を抜いてリラックスできる体へする治療など

いくつかの治療を組み合わせて
卵巣血流を改善し

しっかりと卵胞を成熟できるように
コンディショニングを行っています。

⑤甲状腺+高プロラクチン

THS(甲状腺ホルモン)の妊活基準は
2.5です。

ただし
ボーダーライン前後でも
投薬するか
追加で検査を専門病院に依頼するかは
病院によったりします。

2.5は妊活さんであれば
要経過観察というか
注意してみる値なのですが

一般内科的には
OKな値なのです。

ただ甲状腺のお薬服用なしで
かつ妊活中であれば
2.3あたり超えてくると
「お!?」となりますので

鍼灸でも内分泌機能へのアプローチで
しっかりフォローしています。

また甲状腺のお薬を服用していると
プロラクチンが上がってきやすいので

甲状腺のお薬を飲んでいる方には
もれなく高プロラクチン対応をしています。

⑥異常なし妊活さん

「特にホルモン値異常なし」な
妊活さんへのフォローも得意です。

ホルモン値は異常ない、と言われた方でも
基礎体温診ると問題だらけだったり
妊活基準値ラインギリギリ OR
ちょい越えだったり・・・・

改善すべきこと、宿題が
たっくさん隠れている方って
結構多いです。


ホルモン値に異常なし
子宮の器質的にもOK
卵管も詰まっていない
旦那さんの精子検査も大丈夫

なのにうまくいかない。

それは
西洋医学的に診るとオールOK!
東洋医学的に診ると妊娠・出産ができる
からだではないという事。


ただただ漠然と人工授精や
採卵・移植を繰り返すより
出来ることを見つけに来てください。





当サロンは東洋医学的診断もしますが
ホルモン値分析からも
卵巣状態や体質も診断し

妊活さんの鍼灸フォローをおこなっています。

また完全予約制なので待ち時間なく
じっくりと1対1で
妊活のサポートをすることができます。

ぜひ妊活鍼灸に興味ある方は
一度受けに来てみてくださいね。



最後に・・・

受精率、着床率、出産率
全てに関わってくる「染色体異常」は治せないし
改善できるものでも
改善すべきものでもありません。

これは自然の摂理であって
人間の技術の及ばないところです。

だからこそ
生活養生やコンディショニングで
自分で変えることが出来るところを

妊娠・出産向きの体に変えて整えていくことが
妊活だと思っています。


悩みや不安を1つ1つ
一緒に解消していければと思います♪

妊活うまくいくように
応援しています!


鍼灸師 YUKA



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です