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2018.12.12鍼治療で不妊治療の成功率は向上しない

こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門  ルリエ鍼灸院です。

家に引きこもりたくなる気温になりました。

こんな季節には、私は大好きな映画やドラマを見て過ごします(^^)

 

私の大好きな映画の1つ「キューティーブロンド」

これを見ると元気になれるんですよね~♪

お時間あるときに是非(@^^)/

 

さて何かを検索してる時にたまたま目に入ってきた記事がありました。

鍼灸治療の不妊症に対しての効果について。

 

1つはこちら↓

【クリック】鍼灸治療で不妊治療の成功率は向上しない

 

そっか。そういう結果もあるのか~と逆に鍼灸治療の効果を示す論文を探した結果、見つけた記事がこちら↓

【クリック】鍼灸と不妊症に関する論文まとめ

 

 

簡単に言えば

IVFを受ける女性を対象に、鍼灸治療を行ったグループと偽の鍼灸治療を行ったグループにおいて、新生児出生率に有意な差はないというもの。

もう一方は鍼灸治療の不妊症に対する治療の有意性を示すもの。

 

 

 

東洋医学の考え方の中に陰陽論というものがあります。

世界に存在するものすべては陰と陽に分けられるというもの。

 

だから不妊鍼灸の効果についても両極の意見があるのは当然。

意見が1つのみ、もしくは偏るのはその物自体の発展を邪魔してしまいますからね。否定的な考え・肯定的な考えがあることは、「鍼灸治療」という分野が広く知られるようになった結果だと思います!(^^)!

 

大切なのは「とぢらの考え方を選択するのか」だと思います。

そこにはどっちが正しいとか、間違っているとか論争しあってもありませんし、自分の考えを相手に押し付けるのも違うような気もします。

 

わたしはもちろん「有意性がある」と考え、その説を選択しています。

でなければ不妊鍼灸専門で立ち上げたりしていませんよね(^^;

経験としても実感しています。

 

 

 

妊娠って子宮と卵巣だけで成り立つものではないのです。

しっかりと栄養を消化・吸収する力があって、血やホルモンに変える力があって、そして滞ることなく各細胞や臓器に行き渡らせる力があって、それらが絶妙のタイミングで成り立って「妊娠成立」です。

 

生殖器に限らず、ホルモンや栄養や感情のバランスを整えながら、プラスしてピンポイントで骨盤内の血流を良くしましょうね♪という方向の治療をしているのに

「IVFする前にちょこちょこっと鍼してみました。結果はあまり変わらないです~」では、それ鍼灸の本来の力かな?と疑問を持ってしまいました。

 

 

でも研究するにあたって環境や条件を統一していかないといけないので、色々附属のことはできないのでしょう。

治療にどこのツボをつかったのか、その方はどこの臓腑のバランスが悪いのか、どこのツボに反応が出ていたのかなど詳しい記載されていませんので、今回のこの記事ではちょっと比較の参考にはなりづらいですね。

 

また面白い記事を見つけたら紹介したいと思います。

 

あなたはどの考え方を選択しますか?(^^)

 

 

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2018.09.27採卵に向けた鍼灸治療スケジュール

こんにちは。

豊中少路 不妊鍼灸専門ルリエ鍼灸院です。

秋も深まってきましたね♬この時期は朝も日中も過ごしやすくて大好きです(^^)

 

さて、先日体外受精の移植に向けた採卵時期の鍼灸治療についてご質問いただきました。

鍼灸治療スケジュールはクリニックの治療方針や、どのような卵胞刺激方法にするかで変わるわけではありません。

 

自然周期でもホルモン刺激周期でも、採卵までに2回程度となります。

まずは生理が始まって3~5目に1回、2回目は生理周期12日前後となります。

 

短期間に2回受けていただく目的は

・血流の循環を良くする=薬の効果を行き渡らせる

2・自律神経のバランスを保てるようにする=消化機能、免疫機能などを上げておく(副作用による体調不良予防)

3・副交感神経を優位にしておく=精神的なリラックス

 

体外受精を成功させるポイントは、

採卵前のみ鍼灸治療を行うのではなく少なくても半年ほど前から受けることです

 

 

なぜなら一つの原子卵胞が成熟し、排卵するまでには最低180日、およそ半年がかかります。

半年前のご自身の食事や生活、精神状態を振り返ってみてください。

 

SNSなどで不妊治療の情報をみるために夜遅くまで起きていませんでしたか?

3食、たんぱく質とミネラルのバランスが取れた食事がとれていましたか?

イライラやクヨクヨすることなく、穏やかに生活できていましたか?

半年前のあなたは、心身ともに元気いっぱいでしたか?

 

元気いっぱいだったなら、今周期に排卵した卵子も元気いっぱいのタマゴちゃんですね。

でも栄養も元気もカスカスの状態だったのなら、ヨレヨレのお疲れいっぱいのタマゴちゃんです。

 

元気いっぱいのタマゴと、ヨレヨレのお疲れタマゴ、どちらが上手く培養が進むかは言うまでもありませんよね。

お疲れが溜まっている体に移植しても、赤ちゃんは育てられません。

 

体外受精は高額な治療ですから、撃沈覚悟で挑戦するより少しでも体を元気にして、栄養をたっぷり蓄えて、1%でも可能性を高めてから受けてほしいと思います。

 

あなたの妊活が実りますように。

 

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2017.09.13東洋医学とは part2

私の復習も兼ねた、東洋医学シリーズ続きます。

前回よりさらに専門的に、オタクチックになっていきます(^^)

 

東洋医学は気や血液、体内の水分(津液)など、肉眼で見ることのできない物や形のない物も物質化して考えます。

この気・血・津液(しんえき)は人体を構成し、私たちの生命活動を維持する上でとても重要な物質と考えており、この考え方は治療方針を決める上でとても重要になってきます。

それぞれの働きを見ていきましょう!

 

東洋医学でいう「気」は、陰陽でいう陽に属し動きのあるもので、体の決められた経絡を一定のペースで巡り、体や臓腑の機能をコントロールしたり温める働きを持っています。

気は酸素などの気体でもあるが、熱を産むエネルギーでもあるという点がポイントですね。

 

そんな気は生まれ持ったものと、食べたものから作られるものに分けられますが、働きは同じ。

代謝や成長を促進させてくれたり、外からの攻撃(風邪やストレス)などから守ってくれたり、内臓が下に下がらないようにつなぎとめてくれたり・・・かなりの働き者です。

気がスムーズに体内を巡ると、心身ともに伸びやかに、のびのびと過ごすことができます。

 

しかし過労、激怒、うつ、運動不足、暴飲暴食などにより気が停滞したり(気滞)、少なくなる(気虚)と冷えやしびれ、重い痛みや高血圧などを引き起こしてしまいます。

 

 

 

血は血液のことを指し、とても高い栄養と滋潤作用を持っており、全身をすみずみまで巡り臓腑・器官に栄養と潤いを届けてくれます。

この血のおかげで、筋肉をスムーズに動かしたり、見る・触れる・聞くなどの感覚が働くのです。

しかし何らかの問題があり、この血の巡りが悪くなったり(血瘀:けつお)、少なくなったり(血虚)すると、貧血やめまい、情緒が不安定になったりもします。

 

 

津液とは体内の正常な液状物質のことで、汗・涙・よだれ・胃液・関節液などのこと体内に存在する水分のことをいいます。

この津液は食べたものから作られ、体表や器官を潤したり、関節をスムーズに動かしてくれたり、気・血・津液のバランスをコントロールしてくれています。

 

しかし大量に汗をかいたり、大出血などにより体内の水分(津液)が失われ乾燥状態となることで、乾燥肌・ドライアイ・口の渇き・空咳などの症状を引き起こしてしまうのです。

 

気・血・津液の3つそれぞれの働きをご紹介しました。

この血と津液は陰陽でいう陰に分類されていて、自力で体の中を巡るのが不得意です。ですから動くのが得意な気が、血や津液が体中に巡るように押してくれてます。

と、いうことは血液や水分の代謝をよくするためには、気が滞らないように適度な運動などを行い、のびのびと過ごすことが養生に繋がるということですね。

 

 

なんだか一気に訳が分からなくなってしまいましたか?(^^;)

それぞれの働きは細かく分かれていますが、人の体の中には水分(津液)血液と、その二つを動かしてくれるというエネルギーがあるんだなぁ、と知って頂ければいいと思います。

 

 

「東洋医学とは何ですかシリーズ」は、私自身の復習や患者様に説明させていただく際の予習を兼ねてさせて頂いていますが、このブログを読んでくださる女性を通して、東洋医学にもきちんと学説や治療方針があって、それらを沢山組み合わせて治療を行っているということを、これからも広めてきたいと思います。

あまり薬を使いたくない方、オーガニックや無農薬の野菜などに興味がある方は、東洋医学も割と好きになってもらえるのではないかな。

 

まだまだ治療の方針を決める基本の学説はあるのですが、専門的な内容が続きましたので少し休憩をいれます♬

季節の変わり目は不調が出やすくなります。

皆様、ご自愛くださいませ。

 

2017.09.08東洋医学とは? part1

最近、若い女性の方から「東洋医学にすごく興味があるんです♬」というお声をよく頂きます。

それがきっかけで鍼灸も始めたという方も増えています。

私たち鍼灸師にとって「東洋医学」や「はり・灸」は身近なものですが、世間的にはまだ閉鎖的で少し古臭いイメージが根付いている気がしていましたので、とても嬉しかったです(^^)

 

そして興味があります!というお声とともに多い声が

「東洋医学って何ですか?」

「はりとかお灸って、痛い場所と全然違うところに刺してどうして効くのですか?」というものです。

 

大まかにはなりすが、鍼灸治療がどんな考え方を元に成り立っているのかお伝えしていきますね。

 

 

東洋医学とは、中国・日本・韓国など中東アジアの伝統医学のことをいい、漢方・鍼灸・按摩・養生法(薬膳など)を使った医学のことをいいます。

 

東洋医学の考え方の基本は「人間も自然界の一部である(天人合一思想)」です。

わたしたちは絶えず自然環境の変化の影響を受けており、その都度外界の変化に適応させて生きています。

また、人の体を構成するそれぞれの組織部分はお互いに密接に連絡しバランスを取りあっていて、そのため病理的にもお互いに影響しあっていると考えています。

 

 

人間は自然界の一部だと考える東洋医学では、その自然界にあるものすべてを陰と陽に分けて考えます。

この陰と陽はいつも同じ量はなく、常に変化しながらお互いに依存しあい、制約し、バランスをとっています。

なにかのきっかけでこの陰と陽のバランスが崩れ、どちらか片方のパワーが強くなりすぎたり弱くなりすぎると不調や病気の原因となってしまうのです。

このマークはそんな流動的にバランスをとる陰と陽を表すマークなのです(^^)

 

例えば・・・

陽・陽証:上、火、熱、昇、明るい、昼、基礎代謝が高い、交感神経緊張型、冷たい水や冷たい料理を好む、便秘傾向

陰・陰証:下、水、寒、降、暗い、夜、基礎代謝が低い、迷走神経緊張型、白湯や温かい食事を好む

 

このように、形のないものでも特性によってわけて考えるのが陰陽の考え方です。

 

 

五行とは、自然界・人間界の事物を木・火・土・金・水の5種類の物質と運動の変化に分類する考え方です。

この5種類のものの間にもお互いに生み出し、お互いに制約するという関係が成り立ち、バランスの取れた平衡状態を保っているのです。

そして、この木・火・土・金・水の5種類の特性の中に、臓器や器官や季節や感情を振り分けます。

 

例えば・・・

肝は「怒る」という感情を司ります。怒りすぎると肝を傷つけてしまい機能が落ちてしまいます。

また、肝が司る味は酸。酢の物などすっぱいものを食べることで肝の働きを助け、養生してくれます。

 

このほかにも、方角や色、涙や涎などの分泌液、声色など、すべての事物を特徴・作用・形態に分類しています。

これらは身体のどこが弱まっているのか、逆にどの働きが強すぎるのかを考えるためにとても重要な分類になってきます。

 

私たち人間は自然の一部ですので、どちらかが強くなりすぎてもいけない、弱すぎてもいけない。

強すぎるものがあればそれを抑制する力があり、逆に弱すぎるところは補って助けてあげる力があります。

陰陽の考え方にしても、5種類のタイプ別に分類する考え方にしても、東洋医学はバランスをとても重要視しています

 

 

今回はまず鍼灸の学校に通う学生が、必ず最初に学ぶ東洋医学の理論を2つ紹介いたしました。

私の復習も兼ねていますので、まだまだ続きます。しばらくお付き合いくださいませ(^^)

2017.07.16子宝セラピーの手引き

最近、不妊治療への東洋医学(鍼灸治療や漢方治療)の効果が広く認められるようになり、

興味を持っている方や、実際に治療を受けておられる方が多いことを実感しております。

 

けれど実際に通いたくても、いつどのタイミングで行けばいいのか、

どんなことをするのか、鍼やお灸をすることでどんな効果があるのか、本当に効くのかナゾだらけですよね。

 

そんな方に是非参考にして頂きたいと思います。

 

 

 

質問:鍼灸治療でどんなことができるの?(’_’?)

◎女性ホルモンのバランスを整える

→排卵に向けて、質の良い卵子の成熟を促します

→黄体ホルモンの体温上昇作用が働くようになります

◎骨盤内の血流の改善

→子宮へ血流を送り、温かくふかふかの子宮内膜を作ります

◎子宮だけでなく全身のバランスを整える

→妊娠力を上げるだけではなく、妊娠を維持できる体を作ります

 

 

質問:どれくらいの頻度で通えばいい?(’_’?)

月経周期・移植スケジュールに合わせて決まります。

タイミング法で妊活されている方はこちらを参考にしてください↓

周期が長く排卵が遅れる方や、基礎体温が2層にわかれず周期が分かりづらい方は、

体を診ながら治療のタイミングを取っていくことになりますので、上記とは多少変わってきます。

 

次はステップアップし、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)により胚移植される方はこちらを参考にしてください↓

上記の移植スケジュールはあくまでも一例ですので、通われているクリニックのスケジュールに合わせて行うことになります。

初診の方は、まず月経終了後~排卵までの時期に来られることをおススメします

 

タイミング法の方でも、ステップアップされた方でも、基本の治療方針は同じです。

①脳と子宮との間で行われる女性ホルモンのやりとりをスムーズにし、卵子の成熟を助け排卵が行われるように整えること

②受精卵が着床しやすいように、ふかふかの温かい子宮を準備すること

③妊娠を維持できる体をつくること

その方の体質に合わせながら、各周期に必要な治療を行っていきます。

 

 

質問:本当に鍼やお灸で妊娠するの?(’_’?)

100%ではありません。どんなに医学が進歩しても、技術が進歩しても、ご期待に沿えないことが沢山あります。

けれど、鍼灸治療により骨盤内血流が上がり子宮内膜の厚さが改善されたり、

月経周期が安定してきたりと良い変化をもたらすことができ、

ホルモンバランスだけでなく体内の環境が整うことで妊娠へと導くことができます。

 

 

大まかなご紹介ですが、治療について少しでも疑問が解消できれば嬉しいです。

もし不明な点がございましたら、どんな小さな疑問でも結構ですので一度お問合せください。

 

これから妊活に鍼灸治療を取り入れてみようとお考えの方、

やみくもに回数をこなすような、お金と時間がもったいない通い方はしないでくださいね(^^)

2017.06.29ご質問いろいろ

【鍼灸治療ってこんなもの】

鍼灸治療って・・・?のご質問にお答えしますね(^^)

 

 

Q:鍼を刺すとき凄く痛いイメージがあり、怖いのですが・・・

A:そうですね。血流が悪く筋肉が硬くなっているところに鍼が入ると「ずーん」という感覚があり、それが痛いと感じ苦手な方はいらっしゃると思います。

その「ずーん」は鍼灸用語で「得気:とっき」といい、体にとっては良い反応の1つです。

苦手な方はこの「ずーん」がないように調整しながら治療させて頂きますので、ご安心ください。

また注射針をイメージされる方も多いですが、鍼灸治療に使われる鍼は髪の毛より細いものを使っており、皮膚に入る感覚も非常に少ないです。

肩やお顔など、まずは1部分から試しをしてみてはいかかでしょうか。

 

 

Q:どれくらいの頻度で通えばいいですか?

A:月経周期や、不調を感じる場所の痛みの強さ・状態によっても変わりますが・・・

◆急性の症状(ぎっくり腰・寝違えなど)-できる限り間隔を詰めて

◆慢性の症状(肩こり・腰痛・関節炎・腱鞘炎など)-1か月に1~2回程度

◆妊活のための体質改善を目的とした治療-1か月に1回程度を半年~1年

◆マタニティ期や産後の治療-1か月に1回程度

◆美容鍼-噛み癖や生活の癖にもよりますが2~3週間に1度程度

 

あくまでも目安となりますが、ご参考になさってください。

当サロン・LuLie(ルリエ)では患者様の「自主性」を大切にしたいと考えております。

「行かないといけない」といった義務ではなく、「行きたい」と心や体が求めた時の感覚を目安にしてください。

もちろん体の状態を診て「〇日後・〇週間後に来てほしい」とこちらからお声をかけることもございますが、以降の来院についてはご相談次第となります。

 

 

Q:子供と一緒に行けますか?

A:はい、大丈夫です。

まだお座りが出来ない小さなお子様には、バウンサーやマット、赤ちゃん用のイスもご用意しております。

 

 

 

Q:行くときの服装はどうしたらいいですか?

A:普段の服装のままお越しください。お着替えもご用意してあります。

施術中は鍼をさす部分だけを出しますので、服を脱ぐことはございません。

 

 

Q:鍼を刺した後はすぐに抜くのですか?

A:鍼をさした後、すぐに抜く方法(単刺:たんし)と、そのまましばらく刺したまま(置鍼:ちしん)という方法があります。基本は15分ほど刺したままにしておきます。

 

 

 

Q:治療した日はお風呂に入っても大丈夫ですか?痕は残りますか?

A:はい、大丈夫です。鍼をした当日も普段通り生活して頂けます。

基本は跡が残ることはありませんが、ごくまれに刺した部分に皮下出血ができることがございます。1週間ほどで吸収され消えていきますのでご安心ください。

 

 

鍼灸治療って、どんなことをするか未知の世界ですよね。

少しでも不安なことや、聞いてみたいことがあれば、お気軽に問合せくださいませ。