2024.02.02陰性判定、流産後の採卵時期
こんにちは。
北摂・豊中少路の
妊活サポート鍼灸サロン
ルリエ鍼灸院です!
気付けば2月に入りました。
あっという間に
お正月気分は消えていきましたね…。
また1年
充実した時間を重ねて
「もう12月や」と
あっという間に過ぎる年に
していきたいなと思います。
さて今日は
「採卵開始のタイミング」について。
妊娠判定陰性後、または流産後
いつ採卵周期に入るのかは
担当の先生との方針や
ご本人の気持ち次第というところが
決定打になると思います。
そこにあともう一つ
採卵開始の判断基準に加えてほしいのが
基礎体温です。
私たち鍼灸師は
基礎体温のグラフから
体力状況だったり
緊張状態だったり
卵巣の疲労状況だったり
色々な情報を読み取ります。
陰性判定後、流産後は
心身の状態もいつもと違うはず。
採卵・移植の間に
卵巣を刺激して卵胞を育て
採卵して移植したはず。
もしかすると凍結できなくて
採卵が続いた方もいらっしゃるかも。
そして流産後。
心身ともに元気なわけはないですよね。
わが子に会いたい一心で
それでもまた進もうと
気を絞り出して歩き出そうとする。
先生は生理が来たら
採卵周期には入れると仰った。
1周期でも早く妊娠したい。
でもこんなにすぐに
採卵して大丈夫なのか?
とっても複雑な気持ちですよね。
そんなとき、先生とのお話だけじゃなくて
ご自身の体のことも見て
そして治療再開のタイミングを
決めてみてください。
見るべきところは低温期のかたち。
◆高温のままじゃないか
◆剣山のようにジグザグしていないか
この低温期の波形からは
「卵巣の状態はどうか」
ということを読み取ることが出来ます。
卵巣が疲れていて反応が悪いときは
低温期のグラフは高めになったり
グラフがジグザグととがります。
こういうときは
強行突破で採卵へ進まずに
胚盤胞まで育つ確率を高めるために
一旦、回復期間を挟むことをおすすめします。
卵巣が疲れていると
お薬の本来の役割がしっかり果たせないのです。
もったいない。
卵巣の血流を上げ
疲労をしっかり取ってあげる。
また卵巣だけでなく全身の状態も見て
必要な処置をして
体と卵巣の両方の体力を
1~2周期ほどで戻していきます。
鍼灸治療はここが得意なんですよ~(^^)
身体は疲れていないかな?
卵巣の状態はどうかな?
いつ採卵周期へ入るかどうか
ご自身の卵巣や身体の状態を見極めることが
大切かと思います。
ただし例外として
①AMHが1.0を切っている方
②43歳の誕生日まで残りの日数が少ない方
はちょっと違います。
1~2周期の回復期間をあけずに
採卵のための卵胞刺激と
卵巣疲労の鍼灸ケアを並行して
採卵へ進むべきではないかと思います。
本来であれば卵巣の疲れを取って
採卵周期へ入るべきですが
上記の①と②のような方は
スピードを落とさずに
進めていかないといけません。
(もちろんご本人の気持ちや
子宮・卵巣の状態によりますが)
このように年齢やAMHによっても
採卵周期へ入るタイミングは変わってきますが
基礎体温を診て、
ご自身の卵巣の疲れはないか
確認して決められるとよいかと思います
「基礎体温の見方なんて
わからないよ~!!」っていう方のために
妊活サポートができる鍼灸師がいますので
ぜひ頼ってくださいね。
鍼灸師 yuka
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