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2021.11.04改善しなかった逆子治療の一例

こんにちは。

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。
当サロンの新型コロナウイルス感染対策についてはこちらをご参照ください↓↓
http://lulie-shinkyuin.com/online/2020/06/18/感染予防対策について/

 

 

さて鍼灸治療は逆子予防にも、
治療にもとても有効な治療ですが・・・


鍼やお灸で逆子が改善しにくい場合もございます。
今回は残念ながら鍼お灸がお力になれなかった例をご紹介させて頂きます。
※ご本人の了承済みです

<Aさん(仮名)>

治療開始周期:30週
体質:足部の冷え、妊娠前からの胃腸虚弱
注意事項:羊水が少ない

左右反転はするのですが、
上下回転はなかなかしてもらえず・・・
外転術により骨盤位改善となりました。

外転術前日にも来てくださり
ぽよぽよのやわらかいお腹でクリニックにて外転術を受けて頂くことができました。

Mさんには何度も来ていただくことになり
またせっかく逆子治療を期待して来ていただいたのにお力になれず申し訳ないです。

さて逆子が返りにくい要因として
■羊水量(過多・過少)
■子宮の問題(双角子宮、子宮筋腫)
■胎児の奇形
■お腹がよく張る
■臍帯の問題(巻き付き、過短臍帯)
■胎児の頭部の大きさ
■感染症
■妊娠高血圧症候群
■反復帝王切開

ーなどが西洋医学では挙げられ、
ご覧の通り逆子の要因とされているものは少なくありません。

一方、以前の逆子治療の時にも紹介しましたが東洋医学の考えでは
■外感病(冷たい風、暑さ、湿気)
■生活の不養生(過労、暴飲暴食、冷たいものを多く摂る、ストレス、多産)
■精神的な要因(イライラ・思いつめる・悩みが多いなど)
■瘀血(血が粘度を持ち、うっ滞するもの)
■冷え性

ーこれらが 逆子の原因である と捉えています。

戻りにくい要因があると28週と比較的改善率が高い週数で治療をスタートしても、
骨盤位が改善しない確率が高いと言われています。

となると、逆子だと言われてからすぐ治療をスタートするか、
もしくは赤ちゃんが逆を向いてしまわないように妊娠初期から冷えや働きすぎなどの過労に注意をして過ごさないといけません。

サロンをオープンしてから4年。
鍼灸治療を妊活から取り入れ、そのまま妊娠中も継続してケアをされて方で逆子になっている方は一人もいません。

もちろん大きな病院ではないのでその数自体が少ないことはありますが、
偶然ではなく鍼灸治療で消化器を整え、
自律神経のON/OFFを上手に切り替えられるようにすることで冷えや貧血を予防でき
その結果逆子になりにくいのだと考えます。

もし診察で逆子だといわれたら
やはり出来るだけ早くに治療を開始することをお勧めします。

ご自身で思っている以上に
体は黄色信号状態であることが多い。

ちなみにMさん。
逆子は無事に治りましたが、
鍼灸治療を受けると肩こりも楽になり体もポカポカし体調が良いとのことで
先日安産にむけてケアに来てくださいました♫

鍼灸は初めてということで
初めは少し怖いと仰っていましたが喜んでいただけて嬉しいです!!

どうか元気に出産を終えられますように。
伊勢神宮でチャージしてきたパワーを送ります★★

by 鍼灸師 yuka

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