2022.03.26妊活女子★要注意なお仕事
こんにちは。
北摂 豊中少路の妊活サポート鍼灸サロ
ルリエ鍼灸院です。
3月に入って温かい日が増えましたね!
3〜5月は春に分類されます。
体も冬から春へと変わります。
季節の不調が出ないように
体も春の準備を進めましょう♫
さて、春っぽくなると当時に
妊娠報告も続きました(^^)
しかも報告を下さったのは
私が心配していた女性だったので
めっちゃ嬉しい!
なぜ心配だったかというと・・・
お仕事が
「教師」と「助産師」なんです。
しかも現役の。
共通点があるんですけどお気づきですか?
鍼灸師ならピンとくる?
正解は
「国家資格」「立ち仕事」
という点です!!
このどちらも
東洋医学的に診ると
「気」の消耗が激しい職業なんです。
他にも気の消耗が激しいお仕事を挙げると
医師、看護師、介護福祉士、
薬剤師、弁護士、教師、美容師、調理師・・・
国家資格はたくさんありますが
とりあえずこんなところかな。
国家資格の仕事で検索してみると
知らないお仕事もたくさんありました。
なので
仕事環境やどんな姿勢が多くなるか
イメージしやすいお仕事を挙げてみました。
あとは客室乗務員も
妊活には要注意なお仕事と言えます。
(東洋医学的には、という意味です)
なぜ要注意なのか、
このお仕事をされている女性は
納得できると思います。
夜勤がある、立ち仕事、
人と多く関わる仕事、
人の生死や人生に関わるので
常に交感神経フル状態が続く・・・
客室添乗員は重力もかかり、
時差も飛び越える。
これが妊活に影響しないなんて
ありえないです。
まず「気」という考え方は
東洋医学独特の考え方ですが
実は私達の感覚には
ずーーーと根付いています。
気が合わない。
気が張って疲れる。
気を使う。
そんなふうな言葉をよく使うし
耳にすることも多いと思います。
その「気」です。
「気」というものを教科書的にいうと
気は体の中をとめどなく流れ、
生命維持に関わる物質のことを言ってます。
そして4種類に分けられます。
元気:人の最も基本的なもので、生命活動の原動力
宗気:血液を押し流し、特に心と肺の活動を支える
衛気:体の保護・防衛、体温保持。免疫機能的な感じ
営気:血を作る、栄養
こんな作用を持っています。
①血や津液(体内の水分)を流したり、体の発育を促進させる推動作用
②体の表面を覆い外部からのストレスなどから体をまもる防御作用免
③体温を温める温煦作用
④血液や水分が脈外に漏れ出さないよう、内臓が下がらないように持ち上げておく固摂作用
⑤気・血・津液・精と呼ばれる物質を相互に変換(代謝)させる気化作用
私たち鍼灸師が口にする「気」って、
実はこんなにいっぱいの意味を含んでいます。
でもこれだけの説明をすると
ハテナが飛んじゃうので、
超要約して「気」と言っちゃってます。
この「気」が
妊娠ステップにどう関わってくるかというと
・排卵をスムーズにしてくれる
・排卵→高温期へポポンっと体温を上げてくれる
・飛び出した卵子をキャッチしする
・高温期を維持してくれる
・胎児を子宮の中で持ち上げ続けてくれる(妊娠を維持してくれる)
気が損なわれた状態(気虚)を
聞きなれた言葉で言うと
「慢性疲労」「交感神経優位」です。
朝すっきりと起きることが出来ない
胃腸が弱い
日中もだるい
日中眠くなるのは気虚のサイン。
夜勤もあると
腎虚にもなるので性ホルモンの分泌や生殖能力の失調にも陥ります。
だから現役教師と現役助産師の方の妊活を実は心配しておりました。
もちろんやることは変わりません。
早寝して、性ホルモンの原料となる動物性のタンパク質の摂取量を増やす。
慢性疲労を分解するための亜鉛やミネラルはなどはサプリをうまく活用する。
いかにマイナスをゼロにして、ゼロをプラスにして体力気力の余力をどう作っていくか。
どんなお仕事であってもこれは変わりません。
20代だからと甘く考えないで、
妊活を初めて半年以上経過しているのならば
早急に対応しましょう。
悲しいことに
私たちの細胞は日々老化してしまうのです。
立ち仕事・人と多く接する
夜勤がある、もしくはしていた
国家資格・・・
これらの仕事をしながら妊活するのであれば、
妊娠に大切な気を多く消耗している可能性が大きいので
基礎体温と向き合って
ご自身の状態をしっかりと把握・対応してみてくださいね。
お仕事しながら、育児しながら
病院に通ったり妊活するのは本当に大変ですよね。
神経も磨り減る。
だからこそ検査の数字だけ見るのではなくて
現状を知ることが大切です。
鍼灸師 yuka
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