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2020.06.18感染予防対策について

【コロナウイルス感染症予防対策、およびその他の連絡について】

 

◆当サロンではコロナウイルス感染予防対策として、以下のことを実施して診療を行います

・1日の予約人数は2名までとする

・施術室、および玄関や治療器具の消毒

・換気

・予約の間隔を1時間以上あける

・診療中のマスク着用

・入室時のアルコールによる手指消毒

 

◆以下の症状がある方、体調不調の方のご予約は原則お断りさせて頂きます

・37度以上の発熱、倦怠感
・咳やくしゃみなど呼吸器症状
・味覚や嗅覚の異常
・下痢
・結膜炎
・喉の痛み
・皮膚の発疹、手足の指の変色

―上記の症状がある方は最寄りの保健所または厚生労働省の相談窓口にご相談くださいませ

 

 

◆その他

海外からの帰国後2週間以内の方。またはそのご家族の方。

・当面の間は予約日や予約数を減らしつつ診療させて頂きます

・万が一、ご予約日に私自身または家族が上記に当てはまる症状を呈した場合や、体調不良の際は当日でも連絡させて頂き、来院をお断りさせていただきます

2020.01.04明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン   ルリエ鍼灸院です。

 

やっとお正月休みが終わりますね。

休日は三食考えなくてはならないので、平日よりもかなり疲れます(; ̄ー ̄A

 

 

昨年は自身の出産を通して、やはり妊娠確率を高め、元気に出産するコツはこれだ!と治療方針に自信が持てる年となりました。

実際、そちらの方面へのアプローチの比重を多くしてから、妊娠される方が増えました。

 

わたしも「どうしたら赤ちゃん来てくれるん?」と泣いた経験があります。

でもやるべきことを見つけ、それを実践し、無事に息子を授かりました。

泣いてても、人を羨ましく思っても、時間の無駄ですから。人と私の体は違うのです!

この培った知識と経験を「鍼灸」という方法を使って、1人でも多くの赤ちゃんを望む方のサポートをしたい。

そしてハードな育児がスタートしてからは、少しでも心穏やかに赤ちゃんと過ごす時間が増えるように体のサポートがしたい。

そう、強く思いました。

 

あと今年の目標の1つとして、北摂でも「小児鍼」を浸透させたいです。

赤ちゃんやこどもが健やかに育ってほしい。

そしてそのためにはママの心身の健康が何よりも大事。

ママと赤ちゃんが、一緒にケアできる場所を作ろうと思っています。

 

皆さま、今月も限られた日にちにはなりますが診療させて頂きます。

お正月の気疲れ&食べ疲れをケアしに来てくださいね!

今年もどうぞよろしくお願いします。

2019.11.29私が経験した妊娠中のトラブル①~坐骨神経痛~

こんにちは!

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

先日、保育園のイベントに合わせて主人に1日お休みを取ってもらい、娘と三人で初めてニフレルに行って来ました(^^)

なぜかというと…娘がべーーっとした時に、舌の先にイチゴみたいに、赤い点々が出ているのが見えました。

これはストレスサインの1つ(|| ゜Д゜)

 

これまで赤ちゃん返りをすることもなく、ぐずることもなく過ごしていましたが、下の子が産まれてから色々と我慢し、溜め込んでしまっているのでしょう。申し訳ないな(T_T)

久しぶりに3人でお出掛けして、貴重な、とても楽しい時間を過ごしました~♪

わたしは寅年なので、トラが大好き♪

 

 

 

さて今回はタイトルの通り、私が妊娠中に経験したトラブルと、どんなケア方法をしたかをお伝えしたいと思います。

私が経験したトラブルその①は、坐骨神経痛。

急に右のお尻~太ももの裏にかけてピキーーーーンと痛みが走り、足を地面につけられなくなりました。

こ、これはまずい。非常にまずい。

保育園のお迎えも、仕事もあるのにー!ということで、日曜日の夜で病院も休みだし、ひとまず応急処置で自分でケアしました(|| ゜Д゜)

 

 

坐骨神経痛とは、坐骨神経という腰から足の裏にまで続く長い神経を、筋肉が何らかの原因によってぎゅっと圧迫して刺激してしまうことによって起こる症状の総称です。

お尻の梨状筋という筋肉での圧迫で症状が出た場合は、梨状筋症候群と言われます。

 

症状としてはお尻や太ももやふくらはぎの裏、足にかけて鋭い痛みやしびれや張りなど、様々な神経症状が現れます。

 

お腹が大きくなるにつれ、背中や腰、お尻など背面の筋肉への負担が大きくなり緊張も強くなるので、どうしても妊娠中に発症してしまう女性が多いのです。

※インターネットから画像お借りしました

 

なので、治療としてはいたってシンプル。神経を圧迫してしまっている筋肉をゆるめ、神経への負担を軽減させる事です。

ゆるめる筋肉はお尻の筋肉、太もも裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉…。どこを緩めたら楽になるのか、人によって違いますので、きちんと確認することが大切です。

わたしはお尻の筋肉(臀筋・梨状筋周囲)と太ももの裏を鍼とお灸で緩めると次の日には歩けるようになりました(^^)

 

 

坐骨神経痛のケアのポイントは

1、やばい、なんかおかしいと思ったらすぐ治療を!

2、ストレッチをしたり湯船に浸かったりして、お尻~太もも・ふくらはぎの裏の筋肉など背面の筋肉を緩めること

ですね。

 

時々、妊娠中でも鍼をして大丈夫なんですか?と質問を頂きます。

答えとしては、妊娠中でも鍼の治療は安心して受けて頂けます。

お尻やふくらはぎの筋肉に鍼をしても、子宮を収縮させたり出血を伴うことは通常ありません。

 

ただし、少しでも鍼をすることに不安を抱えてしまいそうな方や赤ちゃんの経過に心配なことがある方は、お灸治療だけにしたり、鍼を使わずに手技で緩めることをオススメします(^^)v

 

妊娠中に経験したトラブルはまだありますので、トラブル編はまだ続きます(笑)

お付き合いくださいませ(*^ー゚)

 

あと数日で12月ですね。

暦の上では冬となり、寒さも本格化してきます。

 

寒くなると血流がより悪くなりますので、妊娠中の方、妊活中の方は子宮が冷えないよう気を配り、いつも以上に体を大事にしてくださいね。

 

 

トラブルなく、穏やかなマタニティライフを過ごせますように。

 

 

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2019.08.02休診前ラスト!!

こんにちは。

北摂 豊中・少路の妊活サポート鍼灸サロン ルリエ鍼灸院です。

 

お知らせしていた通り8月1日より休診とさせて頂いておりますが、お休み前、最後の患者様はマタニティケアの方。

出会った時はお互い妊活真っ最中でしたね~。

 

大きなトラブルなく、ここまでの経過を一緒に見守ることが出来て嬉しいです(^^♪

こんな暑い中来て下さり、本当に感謝しかありません。

無事に出産を終えられますように☆

 

 

 

そして、私も今月末が出産予定日。4年ぶりの出産です・・・。

 

 

わたしも長い間不妊治療・妊活に取り組んできた人間です。

妊娠の可能性をぐぐんっと広げたもの、妊娠へのスピードをびゅんっと加速させた方法については、これからブログの方でご説明したいと思います。

私の中では「やっぱりこれか!!」ってな感じなのですが(。-∀-)

 

ヒントはブログでも何度も何度もなーーーーーんどもお伝えしているアレです。

 

 

産後はがっつり休息をとって、体を回復させて、また大好きなこのお仕事に復帰させていただきたいと思っています。

診療開始のお知らせなどは徐々にさせていただきますね。

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

鍼灸師 楠田由佳

 

 

 

2019.07.01【お知らせ】ご新規の予約休止および休診期間について

こんにちは。北摂 豊中少路の妊活専門鍼灸サロン LuLie鍼灸院です。

 

7月16日より、すべてのコースのご新規の方の予約を休止させていただきます。

現在来られている方は、日程を相談の上、ご予約を入れさせていただきますのでメールまたはLINEの方へメッセージ下さいませ(^^)

 

ご新規の方の予約は10月ごろより開始予定となっております。

 

 

また、8月1日~9月30日までを休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

LuLie鍼灸院

鍼灸師 楠田由佳

2019.06.111番、胎教に良いのは◯◯

こんにちは。北摂 豊中・少路の妊活鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

最近は妊活の方だけではなくマタニティケアに来られる女性が増えてきました(^^)

 

マタニティ期からのケアは、お母さんの体のためだけではなくて赤ちゃんにとっても大切ですよね。

よく妊娠中に体のためにしておいたらいいことってありますか?ダメなことって何ですか?とご質問を頂きます。

 

そこで今日はマタニティ期の養生法などをご紹介したいと思います♪

養生法では春には春、夏には夏の四季に合わせた妊娠中の過ごし方を説いていますが、その中で一番のポイントは「心静かに養生すること」。

つまり「平穏」です。

 

これが妊婦さんの体には一番良いし、胎教にも一番良い!!

 

 

皆さん、心穏やかに過ごせていますか?

 

 

昔の人?賢人曰く

「心静かに養生することが最も大切で、日ごろ細かいことに一喜一憂せずに、気を消耗させず、損得を争うことをせず、心労をさせず、嫉妬しなければ「血」は自然に充分に生じる。

妊娠中は性交渉をせずに「精血」を守る。

そうすれば心の安定とリラックスを保つことができ、それが一番の胎教となる。

す妊娠中を安定した気持ちで過ごせば、出産も無事である。」

とのこと。

 

そして生まれてくる赤ちゃんについてもこう残しています。

「良い子が欲しいのであればまず気を養うこと。

胎児の気が平静であれば出生後も性格良く、親孝行もよくする。それはすべてお腹の中にいる胎児のときから母親の言行により教育を受けているためである。」

 

 

ほぅ。つまり「仙人」のように過ごせば、穏やかな子供が生まれますよ~ということでしょうか(^^;)笑)

ではどうやって「平穏」を生み出し保っていくのか。

私は2つのポイントがあると思います。

 

1つは環境です。

ご主人との関係性・お仕事とのバランス・自分がストレスに感じていることを分析して整えて、ストレスを感じる環境を減らすこと。

 

 

もう1つは「血」を整えること。

 

東洋医学では

「血気は人の精神を生み出す物質なので、大切にしなければならない。」

「血脈が順調に流れていてこそ、精神も健全である」

として、「血」は正常な精神活動行うための役割を担っていると捉えています

 

血の状態を整えて体の中を滞ることなく巡らせることは、心と体の余裕を生み出し、平穏を保つためには必要なことです。

(これは妊活中の方にも大切なポイントです)

 

もしも原因は何であれ、貧血や闘病などで血の損傷が発生したり循環障害が発生してしまうと

元気がなくなったり、イライラしやすくなったり、ぼんやりしたり、心臓がどきどきしたり、もっと悪くなるとうわごとや昏睡など意識の乱れによる様々な症状が現れます。

 

 

ではお母さんにとって平穏が良いのは分かりました。

それがお腹の中にいる赤ちゃんにとって良いのはなぜでしょうか?

 

 

胎盤を介して赤ちゃんに流れる血液があたたかーい、心地良い温度のものなのか。

それともいつもイライラ・些細なことでカリカリしている血が流れているかどうか。

この違いは大きいと思います。

 

 

頭に血がのぼる・血が引く・血が沸くなど、血を使った慣用句が日本にも数多くあるように、昔の中国の人たちは血が熱を持ったり、冷えたり、体の中を昇ったり降りたりと、温度や動きがあると表現し「血」に対しても治療にあたってきました。

 

些細なことでイライラしたり、怒ったり、カリカリしている時の血はまるで煮えたぎったお湯そのもの。

その血が胎盤を介して赤ちゃんに流れることは、お母さんの怒りのエネルギーをぎゅっと詰め込んだ激マズなキャンディーを与えて続けているようなものです。

 

そんなキャンディーを送られ続けた赤ちゃんがどうなるか・・・なんとなくイメージはできますよね(^^;)

助産師の方に「怒っている時やイライラしている時に授乳しないこと」とアドバイスをもらったり、ネットでも同じことを書いている記事を読んだことがありますがこういうことなのかなぁ、と思います。

 

また生理学的に言えば、イライラ・カリカリしている状態は交感神経がフル活動している状態です。

この状態の時、血管は細くなり血は十分に巡っていません。

消化機能は最低限の活動しかせず、そのために体内の取り込めるまでの大きさに分解もできず、母体も胎児も栄養失調状態となります。

 

こうした点からも、心の「平穏」を保ちながら過ごすことはお母さんにとっても、赤ちゃんにとっても最高の過ごし方なのです。

 

 

心穏やかに過ごすー・・・。

私は1人目妊娠中は、とてもじゃないけど心穏やかに過ごしていたと言えませんでしたΣ(゚д゚lll)ガーン

ほぼ主人に対してなのですが(笑)

今となっては、もう少し穏やかに過ごせるように整えられたはずだと思っています。

 

 

私が言う胎教に良いとは、
親孝行をする子に育ってほしい、頭によい子になってほしいといった目的ではなく、
お母さんをリラックスに導き、穏やかなマタニティ期を過ごすことが目的です。

 

 

でも環境を整えてあげられるのはあなた自身しかありません。

わたしがお手伝いできるのは栄養たっぷりのあたたかーい血を作る体を作り、全身を巡らせるところまで。

 

 

日々の中で感情の移り変わりは当たり前ですが、

怒りすぎ、泣きすぎ、思いすぎ、喜びすぎ、驚きすぎ、

なんでも「過度」なものは中国医学からすると病気の状態なんです。

栄養が行き渡っていないために、余裕が生まれない「病気」。

 

まずは体の中から整えて、栄養がぎゅっと詰まった健康な心と体を作りましょう。

 

 

 

あなたのマタニティ期が、穏やかで心地のよい時間になりますように。

それは赤ちゃんにとっても、ご主人にとっても、心地の良い幸せな時間となるでしょう。

◆マタニティケアコース  30~40分/4000円

少しずつ、でも大きく変わっていく妊娠期の体のバランスを、整体とお灸で整えながらマタニティ期に多い不調やトラブルをケアするコースです。

冷えや逆子、妊娠初期に多い頭痛、中期から後期にかけて増えてくる背中や腰・股関節の痛みや坐骨神経痛のような症状の改善に。

 

(内容)

・整体

・お灸治療

(頻度)

・月に1回~2回程度

 

 

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2019.05.15幸せな再会

こんにちは。北摂 豊中少路・妊活鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です(^^)

GWのランチ準備は予想以上に大変で、いつもご飯のことばかり考えていましたので、GWが終わって通常運転に戻りホッとしております(笑)

 

 

さて、GW中に嬉しい再会がありました。

不妊治療中から来て頂いておりましたEさんと、生後2カ月ほどになる息子さんが来てくれました♪

妊活コースから来ていただき、マタニティ期間のケアを経て、無事に出産を迎えた方と改めてお会いできるのはとても感慨深いものがあるのですが、

その中でもEさんは特に思い入れが深い方。

 

初めてお会いしたのは2回目に移植周期の時でした。

そのあと無事に着床したものの、忘れ物をしてしまったのか赤ちゃんは一度お空へ帰ってしまいました。

 

とても悲しかったですが、また戻ってくる赤ちゃんをお迎えできるように、子宮を整え、体を整え、そして環境を整えようと2人で試行錯誤を繰り返す日々でした。

骨盤内の血流を上げるためにピンポイントでケアをしつつ、ホルモンの原料となる栄養を取り入れられるように胃腸にもアプローチ。

そして何よりこの方はお仕事が大好きでバリバリ働いていらっしゃる方で、交感神経を働かせている時間がとても長かったので働き方についてもご相談させて頂きました。

 

本来であれば、鍼灸師がお仕事のことにまで口を出すことは範疇外ないのかもしれませんね。

でもEさんにはど~しても必要なことだったのです。

だから私も悩んで悩んで悩んだ末にお伝えし、Eさんも理解をして勤務時間や日数、役職を工夫してくれました。

 

そしてその後、採卵・移植と順調に進み、再度妊娠されて今に至ります。

 

するっと妊娠に至らない方が「妊娠」という一つ目のハードルを越えるためには、時には体のことを直接的に診るのではなく、お仕事や性格など体を作り上げる間接的なことから見直す必要があるのです。

それは「出産」にたどり着くためにとても大切な工夫となるからです。

 

 

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Eさん、本当におめでとうございます。

出産お疲れさまでした。

今までは妊娠・出産するために体を整えてきましたが、これからは仕事と育児を楽しむためにご自身の体を大事になさってくださいね。

 

 

 

妊活カウンセリングコース    120分/8500円
マタニティセラピー        30分/4000円
産後リカバリー整体        60分/6500円

 

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2019.01.24マタニティケアの変化

こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

1月とは思えないくらいの気温ですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか(^^)

 

いつもツボのお話や治療のお話なので、たまには施術前後の変化のご紹介をしたいと思います!!

1人で鍼灸サロンをやっていると、どうしてもお写真を撮り忘れたりしてしまうんですよね(-_-;)

 

今回はマタニティケアに来ていただいている方の変化をご紹介です。

お1人目のAさんは妊活中からの長いお付き合いで、妊娠されてからは月齢が変わるタイミングで月に1回来て頂いております。

腰痛はありませんが、足の冷えと全身のむくみ、妊娠後期に入り食後の胃酸が上がってくる症状にお悩みです。

変化としては

■腰の反りが軽減

■特にお腹周りがスッキリ

■肩の位置も上がり、全体的に上に上がった感じ

 

 

お2人目は妊娠周期が増えるにしたがって、腰の痛みが強くなってきたBさん。

初めて施術したころには既にお腹も大きく、腰の反りがきつい。

施術後は腰の反りやお腹の前への突き出しも軽減していますが、すでに痛みの神経回路が出来上がってしまっているのですっきり痛みナシ!とはなりませんでした。申し訳ないです(;;)

やはり周期または月齢が変わるタイミングで体も整えたほうが、骨盤の準備もスムーズなのでしょう。

 

 

妊婦さんの腰痛にならないためのこつは「赤ちゃんの成長に合わせた骨盤を作る」ことだと思います。

 

重い段ボールの箱や荷物を持つときのことをイメージしてください。

肘を伸ばして体から話して抱えるよりも、肘をまげて脇を占めて体に密着させて持つほうが楽ですよね?

身体から離れれば離れるほど、体には負荷がかかります。

 

これと同じことで赤ちゃんの重心軸(体重)がお母さんの中心(体)から離れれば離れるほど、お母さんの腰や肩には負荷がかかってきますので、

お母さんの骨盤の開きをスムーズにしてあげることで、赤ちゃんがお腹の前に出ることなく真ん中に居やすくなるのです。

 

お腹が大きくなってきてから起こるお尻から太ももにかけて起こる神経痛のような症状も、

股関節の痛みも、

お母さんの体の癖や体重の偏りを調整することで、赤ちゃんの居る位置が変わり、症状が楽になることが多いですよ(^_-)-☆

 

妊娠してつわりが落ち着いたら、お腹が大きくなる前から準備しましょう!

貴重なマタニティ期が楽しいものになりますように。

 

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2019.01.18つわりにはコレ

こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門ルリエ鍼灸院です。

年明けから子供がインフルエンザにかかってしまい、みなさまには予約の変更をお願いしたりとご迷惑をおかけしました。

お陰ですっかりと元気になりました♪

 

 

さて治療に使うツボは多種多様、鍼灸師によっても変わったり、人によって反応するツボが違ったりとするのですが・・・

いわるゆる「基礎」となるベースの使用穴は学校の授業や教科書で学びます。

 

やっぱり基礎ってあなどれないなぁ~と思います。

 

 

 

妊活をされている女性について妊娠は待ち望んでいたものです。

しかし、幸せな瞬間もつかの間・・・つわりの苦しさに心が折れそうになったり、何とも言えないつらい時期を過ごすことになります。

 

つわりの症状や重さは人それぞれ。

軽い・重いに関わらず、すこしでも楽に過ごしたいものですよね。

 

そんな時は「鳩尾」「中脘」「足三里」にお灸をしてみてください。

 

これらのツボは教科書に載っている「つわりの治療」に使われるベーシックなツボたちですが、効果はなかなかです。

つわりケアの後、まったく無くなるわけではないけれど、気持ち悪さが軽くなって気分的にも助かりましたとお声を頂いております。

症状が重い方は水分を摂ることもできず、起き上がって日常を送ることさえままならなくなりますので、少しでも楽に過ごしていただけたら嬉しいです。

 

つわりの原因はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠中に産生されるホルモンの影響とされていますが、はっきりとは分かっていません。

だから治療方法もありません。

でも本当につらいんですよ~。どうにかしてほしい(/_;)

 

そんなときは是非「お灸」を思い出してほしいです。

お灸をするときのポイントは

・まずは一番熱くないものを使う

・においや煙に敏感になる時期なので無煙・無臭のお灸を使う

・熱さを感じたら少し浮かすか、横にずらして加減を調節する

 

お灸をするのはお臍からみぞおちの上腹部の部分です。

なので子宮を収縮させたり、流産を引き起こすような作用はありませんし、これまでお灸の後に流産をされた方はいらっしゃいませんでしたが、

少しでも不安に感じる方は避けたほうがいいでしょう。

 

つわりにも楽になれる方法があるのです(^^)

幸せな妊娠が「つらいもの」になりませんように。

 

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2018.11.15血が躍る

こんにちは。豊中少路 不妊鍼灸専門 ルリエ鍼灸院です。

 

血が躍る:気持ちを昂ぶらせるような性質を持っているさま

血が騒ぐ:気持ちが高ぶってじっとしていられなくなる。心が躍る。

 

 

 

 

日本には体の一部を使った表現がたくさんありますよね。

辞書で調べなくても何となーく言葉の雰囲気が伝わります。

 

私たち鍼灸師は治療の見立てを立てるべく、まず脈をとって、舌を見て、目を見て、そして状態を聞いてある程度の体の状態(タイプ)を知ろうとします。

身体をチェックさせていただき、反応のあるツボなどを確認したら、その内容を本人へとフィードバックしていきます。

 

出来る限り伝わりやすいように、専門用語を使わずに、イメージしやすいようにお伝えすることを心がけていますが、これがとっても難しい。

何年鍼灸師をしていてもちっとも慣れません(^^;)

 

東洋医学では血に熱がこもるとか、血が冷えているとか、そういう考え方をするので、西洋医学に触れる機会の多い日本では普段聞きなれないことが沢山あります。

鍼灸師同士の会話では血熱で(体が熱を帯びている状態)とか、血虚で(血が不足している状態)とか、専門用語で話してもなんとなーくその方の体質をイメージできるのですが・・・

 

血が強い、血が熱を持っている、血が興奮している・・・

これを東洋医学をご存じでない方に「〇〇さんの今の体に状態としてはこういう状態で・・・」と分かりやすくお伝えしなくてはならないのですが。

 

 

特に脈の状態をどうお伝えしようかいつも悩んでいました。

でもやっと最近、自分の中でしっくりくる表現が見つかりました(笑)

 

 

 

 

血の状態は脈の拍動から導き出すのですが

「血が強すぎる」「血に熱がこもる」のイメージ写真がこちら↓

 

お祭り騒ぎのこと。太鼓がどーーーんっ!!

脈が強すぎていけいけどんどん、神経が緊張状態、血が血気盛んな状態。

 

 

 

 

良い脈、良い血のイメージはこちら↓

クラシックコンサート。

ある程度の太さがあって、でも柔らかに脈打つ感じ。ゆったり大きい状態。

聞いているとリラックスできて、リラックスしすぎて眠たくなっちゃう感じ。

 

 

 

どちらの血(脈)が良い状態なのかというと・・・クラシックコンサートを聴いている状態です。

リラックスして、深い呼吸が出来ている証拠だから。

 

はじめはドンドンお祭り騒ぎの血(脈)でも、治療後はゆったりクラシックコンサート状態になります。

脈って正直なんですよね~。

頭で詰まっているのか、おなかで詰まっているのか、ご主人と喧嘩した後なのか、何か落ち込むことがあったのか・・・

色々な情報を教えてくれます。

 

1つ解決しましたが、まだまだ表現に悩む症状はたくさんあって困っちゃいます。

色々な本を読んで言葉の語彙力を育てたいと思います。

 

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