こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
先日は明治東洋医学院専門学校で開催された、不妊鍼灸治療のセミナーへ参加してきました。
沢山の鍼灸師の方と、同じ空間で勉強できて楽しかったです。
ここで培った内容はまた治療に生かしていきますね。
さて、そのセミナーの中でどんなことでも「土台」が肝心というお話がありました。
よく東洋医学は根本治療だと言われております。
これを不妊治療に置き換えて考えてみましょう。
※卵管閉塞や子宮奇形などの器質的な原因は除外します。
不妊は根本(原因)だと思いますか?
排卵障害、黄体ホルモン異常、子宮内膜の薄さ、高プロラクチン血症、精液異常、EDなど不妊の要因とされる病名や症状は沢山あります。
しかしこれらの症状は不妊症の根本ではなく現象でしかありません。
では根本は?
それは流産の記事でも書きましたが脾、つまり消化器系ではないかと考えています。
女性ホルモンや免疫ホルモンなどのホルモンの原料となるものも、たっぷりと栄養を含んだ血液も、すべて食べ物から作られます。
赤ちゃんを育てるための栄養も、お母さんが食べた物から補給します。
消化・吸収がしっかり出来ていなければ、ホルモンも栄養も作られません。
栄養状態がうつやパニック障害などの精神疾患にも影響していることは既に知られていることです。
つまり体と心が元気でいるためには、食べた物を消化し、栄養を吸収できる胃や腸などの消化器系の働きが良いことがポイントなのだと言えます。
胃に入った食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布する働きを持つ脾は、東洋医学では土に属します。
小さな花でも、大きな木でも、土の中に根を張りそこから栄養を吸い上げ大きく成長し、花や果実を実らせますよね。
人間も同じで土、つまり土台がしっかりとしてこそ実(赤ちゃん)を実らせることができるのです。
当サロンに妊活目的で来られる方へは、消化器系の働きを高める治療も念入りに行います。
冷えも、お腹の張りも、貧血症状も、脾のケアで随分と変わりますよ。
現象である症状にもアプローチしていきますが、それだけの小手先治療ではなく、きちんと人間の土台であるところを強くして妊娠成立を目指します。
30代、40代は本気で体を作り直しましょう。
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【治療メニュー】
子宝セラピー(約60分)/4500円
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鍼灸・整体ベーシックコース(70分)/7500円
2018年9月2日1:37 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 育児
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です。
前回は流産予防のための治療をご紹介しました。
妊活女性、不妊治療中の女性には流産予防の治療も知って頂きたいのですが、流産してしまった後の治療のことも知って頂きたいと思っています。
初期流産を経験する女性はとても多いのに、その後のケアについての重要性は広まっていません。
もしも流産となった場合、すぐに治療を受けて頂きたい理由は2つあります。
①お母さんの悲しみを、流産後初回の生理と共に排出させるため
②栄養不足の体を元気にさせるため
産婦人科学会によると妊娠12週未満の早い時期での流産が最も多く、流産全体の約80%を占めています。
妊娠の15%前後が流産に至るとの統計もあり、流産は多くの女性が経験してしまうことなのです。
しかしどんなに週数が少なくても、まだ人のカタチをしてなくても、お腹の中にいると知った時からもう大切な我が子です。
子供を失ったお母さんは
「私がもっと◯◯すればよかった」
「◯◯しなければよかったのかな」
「ごめんね」
と、ご自身を責める方もいらっしゃるかもしれません。
赤ちゃんを亡くしたお母さんの体は、精神的にも身体的にもボロボロです。
それでも
悲しいけど、つらいけど、そこから立ち上がって歩んでいかないといけないのです。
それにはまず
お母さんやお父さんに会いたかったであろう赤ちゃんの思いや、
お母さん自身の悲しみを子宮と心の中に残さないように、
流産後の初回生理と共にスッキリと出さないといけません。
また流産後の体は一度出産をした体と同じ状態となっています。
栄養も血液も使い、自分の体を滋養するものが足りていない状態。
まるでスカスカの穴だらけのスポンジです。
そんな状態でまた妊娠できるでしょうか?
再び赤ちゃんを宿すためには食べたものをしっかりと消化して、そこからたっぷりと栄養を吸収し、
体を元気な状態へと戻さなければなりません。
基礎体温は元通りですか?
疲れを表すガタガタグラフではないですか?
排卵から高温期へのグラフはスムーズな上がり方をしていますか?
2~3回生理くれば「元通り」では決してないのです。
生理開始から早くても半年は体元気モリモリの状態に戻す期間が必要です。
ただ20代の妊活と違い、30代40代の妊活は時間が限られています。
バリバリお仕事したい気持ちを抑えて、妊活へと比重を置いている方もいらっしゃいますよね。
焦りと心配、不安が募ります。
だからこそ体を元気な状態へと戻してから妊活を再スタートさせましょう。
遠回りのようですが、それが近道だと思います。
2018年8月29日2:30 PM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類, 治療, 産後
こんにちは。
豊中少路・不妊鍼灸専門のルリエ鍼灸院です(^^)
今日は流産が続く方の治療について。
初期の流産が続く、移植後陽性反応出るものの妊娠が継続しない。
そういう方は脾のケアを特に念入りに、時間をかけて治療しなければなりません。
この脾の働きを中医学で言うと
◯食べ物を消化し、吸収した栄養を全身に散布し、五臓を温める
◯内臓が落ちないように持ち上げる
◯血液が脈外へ漏れ出さないように統制する(固める)
この内臓が落ちないように持ち上げる力は赤ちゃんが下に落ちないように持ち上げる力。
外に漏れ出さないように固める力は、赤ちゃんを子宮内に留めておく力、
また卵巣からプッと吐き出された卵胞を腹腔内に落とすことなく、卵管へとキャッチする力です。
つまり妊娠維持力ですね。
こんなことがありました。
先日2人目の赤ちゃんを授かりましたと、嬉しい報告を頂きました。
その方は1人目を出産してからすぐに産後ケアを受けに来られ、産後1年経ってからは育児と仕事で疲れが溜まる体を整えるために、必ず1ヶ月に1度通われていました。
消化器系が弱くお腹がカチンコチンであること、貧血症状があることから私は消化器系である脾のケアを念入りにしてきました。
そして産後2年たった頃めでたく妊娠です。
驚いたことに、その方は1人目を妊娠される前に2回流産されているのだそう。
今回こんなに順調に安定期まで来られてビックリです、とおっしゃっていました。
2年間知らず知らずに続けていた脾のケアが、結果的に流産予防のケアになったいたのでしょう。
もちろん甲状腺ホルモンに異常ある方や、子宮に問題がある方は、きちんと治療を行うべきです。
そこにプラスして、お薬以外でも自分の妊娠維持力を高めていきましょうq(^-^q)
□食が細い
□お腹が張りやすい
□便秘と下痢を繰り返す
□疲れやすい
□くよくよ落ち込みやすい
このような症状は脾のケアが必要な方です。
もうすぐ実りの秋ですね。
あなたの妊活も実りますように。
2018年8月23日11:43 AM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 未分類, 治療, 産後, 美容, 育児
こんにちは。久しぶりの投稿となってしまいました。(^^;)
豊中少路・不妊鍼灸専門 LuLie鍼灸院です。
最近興味がある「食べ物の陰陽」についてご紹介したいと思います。
東洋医学の治療理論の一つに「陰陽」というものがあるので、食べ物にも陰陽があるということはもともと知っていました。
詳しく知りたいと思い、まずはある書籍を参考に読んでみると・・・すっごく面白かったです!!
まず食べ物の陰陽というものを簡単に言うと、温める作用がある食材・冷やす作用がある食材・どちらの作用も持っていない食材があるということです。
それらを食べることで、私たちの体(体質)は冷えたり、温まったりとシーソーのように揺れ動くのです。
詳しく知りたい方は“食べ物 陰陽”で調べてみてください。
マクロビオティックと陰陽論とは少し違います(^^)
妊活に良いとされている食べ物といえば豆腐や納豆などの大豆製品やナッツ類、妊活ジンクスのパイナップルジュース。
他にもたくさんありますが・・・中には陰陽論で考えると体を冷やすものもありました。
その一つに大豆製品があります。
大豆製品に多く含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、妊娠を目指す方に良いとされていて、そのことから一生懸命豆腐や納豆を食べている女性も多いと思います。実際、治療に来る女性の中にも大豆製品を多く食べる方も多いです。
けれど陰陽論から見ると大豆製品は身体を冷やす作用を持ち、血液に粘りを持たせてしまう食材なのです。
豆腐や納豆などの大豆製品を沢山食べる方は生理痛が酷かったり、子宮内膜の薄さを指摘されている方が多いように思います。
このように子宮や身体を温めるために沢山の工夫をして、時間を使っているのに、妊活のために自ら選んで食べているその食材で身体を冷やしてしまっているかもしれない。
生理は女性の身体のバロメーターです。もし生理痛があったり、生理に血の塊が多く混じってしまっていたり、何か不調があるなら食べているものを見直すのはどうでしょうか。
身体は冷えすぎると生理痛が酷くなったり、子宮内膜が薄くなったりするし、温まりすぎると生理周期が短くなり未成熟の卵胞を吐き出してしまいます。
中庸(ちゅうよう)といって中間を保てるように食事でバランスをとりましょう。
一度ではなく何度も何度も食事を見直して、生理が整うように試してみるのです。
今あなたが妊活を実らせるために一生懸命食べているものは、どちらかに偏ったりしていませんか?
一度見直してみてくださいね。
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2018年8月16日2:00 PM | カテゴリー : マタニティ期, 不妊治療, 治療, 産後, 美容, 育児
こんにちは(^^)
妊活・マタニティ期&産後ケアを東洋医学でサポートするLuLie鍼灸院です。
さて、私が不妊鍼灸を受ける女性へお勧めしている治療のタイミングは
①排卵直前(2日前あたり)
②生理予定日の1週間前あたり
ですが、その理由としては、体だけではなく心を緩めることで上手く受精まで導き、そして体が受精卵を受け入れやすくするためです。
しかし、このタイミングで半年ほど治療を行っても妊娠に至らない場合は、治療の方向性(治則)やタイミングを考え直す工夫が必要です。
そこで考えました(-_-;)
まず受精卵になるためには、卵胞と精子が出会わなければなりません。
強い(質の良い)卵胞であれば、精子と出会い受精卵となることも、卵管から子宮へおりてきて内膜に潜り込むことも容易なのではないか、と。
ですから半年ほど治療しても結果が出ない方へは
①生理開始3~5日ほど
②生理開始予定日の1週間前あたり
をお勧めします。
質の良い卵胞を育むには沢山の栄養と酸素が必要なので、生理が来てすぐに卵胞へのケアを行うことが大切と考えます。
それと同時に良い卵胞や子宮内膜を作るために血液を作り、全身へ滞りなく循環させられるように体を整えることも忘れてはいけません。
1周期に2回受けられない場合は、生理開始後3~5日あたりに治療へ行ってみてください。
結果が出ていないことを続けるのではなくて、妊活にも工夫が必要です(^^)
その努力はきっと実るはずです!
2018年7月25日2:48 PM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類, 治療
こんにちは。
大阪北部で起きた地震から、だいぶ経過していますが、まだ時々起こる余震に心落ち着かない生活をしています。
3歳になる娘も、地震一週間後くらいから不調がちらほらと。
微熱と下痢、食欲がない、癇癪・・・
お腹の風邪とは少し様子が違う。
地震による恐怖が体に残ってしまっている様子。
ママ友いわく、小児科を受診すると、地震以降こういった特に原因がない不調は地震ストレスと言われるそうです。
もちろんご飯を食べないことも心配ですが、すぐ癇癪を起こして大泣きが続くことも辛い(;_;)
ただでさえ暑さや湿気で体も心も重いのに、子供の泣き叫ぶ声は精神的にもずーーーんとくる。
と、いうことで娘も私も楽になれるように【震災後のトラウマ治療】を。
頚の後ろの背骨から肩甲骨の下あたり(胸椎1番~8番)を上から下へとなぞると、デコボコしているところが。
これはストレスにより自律神経が乱れると現れるサインです。
ちょうど、この高さのあたりには心臓や肺があります。
人間は恐怖を感じるとぎゅっと体を縮こませます。
一瞬なら良いのですが、余震などか続くと体も心もずっとその縮こまった状態を続けてしまいます。
すると肋骨も縮まり深い呼吸が出来なくなるので、リラックス神経(副交感神経)を働かせることができません。
ずっと緊張している状態なのです。
背中にレンジで温めて使うお灸を置いたり、タオルで作った蒸しタオルを置くことで背中が緩まり、ゆったりとした呼吸ができるようになります。
ゆったりとした呼吸は体と心をリラックス状態に導くことができます。
それが地震などの災害で感じた恐怖を和らげるための【トラウマ治療】となるのです。
小さな子供にも、とっても怖い出来事だったでしょう。
早くみんなが元気になりますように。
2018年7月21日1:23 PM | カテゴリー : 未分類, 育児
こんにちは。
豊中少路 不妊鍼灸専門 LuLie(ルリエ)鍼灸院です。
大阪北部では先日大きな地震があり、余震も続いているので熟睡できない日々です。
皆様お怪我などされていないですか?
そんな中、嬉しいニュースが。
M様から無事に出産のご報告を頂きました。
不妊検査では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と判明し、排卵が不規則であるということでした。
M様とはそんな状態でちゃんと妊娠できるのか、生理が来る度に不安になる等妊活中の不安についても色々お話しました。
妊娠が分かるとすぐにつわりも始まり、30週を前に逆子が戻らず治療もしました。
そして、無事に出産です。
おめでとうございます(^^)
妊活に取り組まれている姿も知っているので私もとても嬉しいです。
産後の養生は二人目の妊活や、更年期にまで影響を及ぼすほど大切です。
赤ちゃんの事が第一になりますが、どうかご自身の体も大切にしてくださいね。
クリックお願いします♬
2018年6月22日10:13 AM | カテゴリー : お知らせ, マタニティ期, 不妊治療, 患者様のお声
こんにちは。妊活から産後までを東洋医学でサポートするLuLie(ルリエ)鍼灸院です。
先日、母乳育児をしたいママをサポートするBirth Keeper様主催の講習会へいってきました。
テーマは「スキンシップ育児」
親と子の愛着関係には、特に乳幼児期のスキンシップがとっても大切という内容です。
愛着(心理学的):親と子の間に築く、特別で情緒的な関係のこと。
つまりは信頼関係ということです。
この愛着(信頼)関係の形成は次のような過程を経て作られるようです。
(不安・苛立ちのような不快な感情)
①抱っこなどのスキンシップ
②温かい、お母さんのにおい(快の感覚)
③安心・安全(快の感情)
④自分にとっての安全基地と認識
両親は自分が不安な時、怖いとき、必ず答え応えてくれる!
両親が心の拠り所となり、安心できる場所となるのです。
この繰り返しによって子供との信頼関係が築かれていくわけですね。
スキンシップには、子供の体と心にとっても、両親にとっても更にいいことがあります。
抱っこなどの皮膚接触は感覚神経を通して脳へ伝わり、
抱っこされている子供・したいる大人も共に幸せホルモンと言われるオキシトシンを分泌させるのです。
このオキシトシンはストレス耐性や免疫力、精神安定、知能数にまで良い影響を与えてくれます。
以前、ネグレクトや暴力を行う両親によって育てられ愛着関係がない子供は将来、慢性疼痛を引き起こす確率が高いという発表を聞いたことがあります。
親が子供に与える影響って、本当に大きいですね。
抱っこ1つで大人も子供も心も体も大事に大きく変わる。
ただ、これらはあくまで愛情のオマケ。
頭が賢い子供になるから!
体が強くなるから!
と、大人の欲でするスキンシップはただの皮膚接触でしかありません。
今回の講演者である山口創先生もおっしゃっていました。
心と目が子供に向いてないスキンシップでは、意味がないと。
抱っこやバグは大好きを伝えるものですもんね。
純粋な気持ちで向き合いたいものです。
アメブロ????
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2018年6月11日9:40 AM | カテゴリー : マタニティ期, 治療, 育児
こんにちは(^^) 豊中少路・不妊鍼灸専門のLuLie鍼灸院です。
私たち鍼灸師は、治療に入る前に色々なところから体の情報を集めます。
その内の1つ、舌は臓腑の異常を知るとっても大切な情報源。
舌自体の色や形、苔の色や光沢を診ていきます。
健康な状態の時は淡紅色で、薄くて白い苔がのっており、柔らかくて適度に湿っている舌。
臓腑間のバランスが崩れ不調が隠れているいる方は、舌の苔が黄色くなったり、地図状舌になったり、舌が震えたりと様々な合図が現れます。
子宝治療に来る方にはどんなタイプの舌が多いかご紹介しますね!
タイプ1◆薄いピンクの舌+舌の苔がない+ぼてっとしていて歯の痕がある
薄い(白に近い)ピンクの舌は血液が不足している状態、そして苔がなく歯の痕がついているのは脾や胃が弱っている状態を表します。
消化機能の低下は冷えの原因へと繋がるので
◯生理痛がある(温めると和らぐ)
◯貧血症状がある
◯肩のこりを強く感じる
◯疲れやすい
◯呼吸が浅い
◯お腹が張りやすい
◯細かいことが気になる、許せない
というような症状が現れます。
妊娠を目指すためには消化器の働きを良くし、まずは血液をしっかりと作れるようにしていくことが大事。
冷えは血液が足りない状態(血虚)と、血を押し出す気のエネルギーが無い(気虚)が作り出してしまうものなので、冷えの改善には消化機能の改善は必須なのです!!
また脾が弱い方の傾向として少し神経質なところがあります。
自分の中の許容範囲を広げて、小さなことにこだわらない・許すことを心掛けることも治療には必要です。
ご自身のことを褒めてあげたり、許すことはできていますか?
タイプ2◆真っ赤な舌+赤いツブツブ+割れ目
真っ赤な舌と赤いツブツブ、イチゴのような舌。これは腎が弱り身体を冷やすための水が不足することで、心や肝に熱を溜めこんでいる状態を反映しています。
また舌にある割れ目は体のなかの熱が旺盛になり、水分を蒸発させてしまったために乾燥して出来てしまったのです。
◯ストレスを強く感じる
◯イライラしやすい
◯排卵が14日より早め
◯生理時に塊が出る
◯甘いものが好き
◯口内炎や湿疹、吹き出物など炎症症状がでやすい
こんな風に熱による症状が現れるのが、イチゴ舌の方の傾向です。
足りない水分を補い、不要な熱を取り除くことが治療のポイントですが足りていないものを補う治療よりも、熱を取り除くほうが難しいのです。
熱の原因はストレス。ストレスの発散や気持ちの切り換えがうまく出来ないために体の中に蓄積してしまいます。
上手に発散することが熱を溜めない大切なポイントとなります。
多く見られるのはこの2つの舌。
中医学では肝・腎・脾の調和がとれていてこそ妊娠に結び付くと考えています。
肝は生殖器、脾は妊娠維持力に、腎は性ホルモンに深く関係している臓腑。
どこかが弱まっても、強すぎても妊娠は出来ません。
この弱まっている臓腑や強くなりすぎている機能を知るための情報が舌にはあるのです。
是非、毎日の体調チェックに舌を見てみてください(^^)
体の中の状態を診ることができますよ♬
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2018年5月28日11:01 AM | カテゴリー : 不妊治療, 未分類, 治療
こんにちは
豊中少路 不妊鍼灸専門 LuLie鍼灸院
楠田由佳です。
さてさて・・・
私の趣味の1つはネットサーフィンなのですが、
Instagramの記事を徘徊しておりましたら「つわり」についての投稿を見つけました。
つわりが酷くげーげーしてダウンしている奥様に
「つわりは病気じゃないんだからー」と、いう旦那様。
これ腹立ちますよね~。
私は幸い軽い方でしたが、それでも通勤時の電車は辛かった(;_;)
東洋医学から診るとつわりは病気です。
人の体の中身はこんな感じです。
※腎臓や子宮、肺や心臓などは省いております。
胃に入った食べ物は、膵臓や肝臓の助けを借りて消化を始めます。
そして腸へ送られて栄養を吸収し、食べ物のカスは便として外へ出す、という流れがあります。
上から下へおろしていきます。
妊娠をすると、この上から下へおろす機能が (消化→大腸へ送る→便をだす)弱まってしまうのです。
人間の正常機能である”おろす”ということが出来なくなっているのですから、
つわりは病気なのです。
この上から下へおろす、という行程は気や血も同様に行われています。
そして下へおろせなくなったものが詰まり、
つわりの症状を引き起こすと考えられています。
つわりの治療は
◎消化機能を高める
◎任脈を整え、詰まっているものを流す
これがポイントとなります。
任脈というツボの道は、生殖器系や消化器系の真上を通る道です。
その中でも中脘(ちゅうかん)といわれるツボはつわり治療で使われる常用穴です。
子宮を収縮させたりするものではありませんので、安心して使ってもらえるツボです。
肝臓から出る管や膵臓から出る管、胃から庁へ消化したものを送る管がみぞおち当たりに集まっています。
ここが詰まるとげっぷや気持ち悪さが酷くなりますので、
電子レンジで温めたへそ灸をみぞおち~お臍の辺りにおいて温めてあげると、上に上がってくるような気持ち悪さを和らげてくれます
サロンではお腹だけではなく骨盤をみたり、
脚のツボを使って腹部の流れだけではなく全身の治療して詰まりを起こさないようにしていきます。
しかしつわり対策は妊娠前からしっかり行っておくことで、酷くなることを予防できちゃいます。
疲れや交感神経を使うことはつわりの症状を酷くさせてしまいます。
どうか休めるならお仕事休んで、
家事はほどほどにして体を休めてくださいね。
なぜなら寝込まないといけないくらいのつわりは病気だから!
我慢ではなく治療が必要なのです!
2018年5月15日10:41 AM | カテゴリー : マタニティ期, 未分類, 治療, 産後
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